フィーチャの微調整

[微調整] コマンド 下に微調整 では、フィーチャを上下左右にわずかに移動します。 これらのコマンドは、[移動] ツール 移動 または [アノテーション] ツール アノテーションの編集 でフィーチャを編集し、マップを右クリックするか Alt + 矢印キー を押した際にショートカット メニューで使用できます。

[アノテーション] ツールを使用する場合、フィーチャに追従するよう制約されたアノテーションを微調整すると、現在のフィーチャ追従設定に基づき、関連付けられたフィーチャのエッジに沿ってテキストが移動します。

フィーチャを微調整するときは、以下の点を考慮します:

  • [微調整] コマンドは、マップ トポロジーが [トポロジーなし] トポロジなし に設定されている場合にのみ使用できます。
  • 微調整の距離は、[制限] サイド タブの[編集設定] ダイアログ ボックスで指定します。 デフォルトの距離は 10 ピクセルです。 これは、ピクセルまたはマップ単位で変更および指定できます。 マップに地理座標系が割り当てられている場合、単位はメートルに設定されます。
  • アノテーションの引出し線のアンカー ポイントを、対応するアノテーション フィーチャとともに微調整するには、[移動] ツールを使用します。

注意:

3D シーンでは、微調整コマンドは使用できません。

フィーチャの微調整

フィーチャを微調整するには、次の手順を実行します:

  1. 編集するフィーチャ レイヤーを含むマップを開くか、マップにレイヤーを追加します。

    ヒント:

    フィーチャを編集する前に、編集できるレイヤーを指定し、アクティブなマップに割り当てられた座標系が実施する編集の種類に適しているかを確認して、効果的に操作できるスナップ エージェントを有効化します。

    設定の基本的なチェックリストについては、「編集用設定の構成」をご参照ください。

  2. リボンの [編集] タブをクリックして、次の手順を実行します。
    1. [編集の管理] グループで [トポロジー] ドロップダウン リストをクリックして [トポロジーなし] トポロジなし を選択します。
    2. [フィーチャ] グループで [修正] フィーチャの修正 をクリックします。

      [フィーチャの修正] ウィンドウが表示されます。

  3. [調整] を展開するか、[検索] テキスト ボックスに「Move」または「Anno」と入力し、[移動] ツール 移動 または [アノテーション] ツール アノテーションの編集 をクリックします。

    ツールが開き、[1 つ以上のフィーチャを選択] ツール 選択を有効化 または [アノテーションの選択] ツール アノテーションの選択 が自動的にアクティブになります。

  4. 微調整するフィーチャを選択します。
  5. 右クリックし、次の微調整コマンドのいずれかをクリックするか、Alt + 矢印キー を押します。

    [アノテーション] ツールを使用している場合は、[微調整] 下に微調整 をクリックしてドロップダウン メニューを表示します。

    左に微調整 左に微調整

    Alt + 左方向 キー

    右に微調整 右に微調整

    Alt + 右方向 キー

    上に微調整 上に微調整

    Alt + 上方向 キー

    下に微調整 下に微調整

    Alt + 下方向 キー

  6. [完了] 完了 をクリックするか、F2 キーを押します。

微調整の距離の変更

微調整の距離は、ピクセルまたはマップ単位で指定できます。 マップに地理座標系が割り当てられている場合、単位はメートルに設定されます。 デフォルトの距離は 10 ピクセルです。

微調整の距離を変更するには、次の手順を実行します:

  1. リボンの [編集] タブをクリックし、[編集の管理] グループで [設定] 編集設定 をクリックします。

    [編集設定] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [制限] サイド タブをクリックし、[微調整] を展開します。
  3. 単位ドロップダウン矢印をクリックして、[ピクセル] または [マップ単位] を選択します。
  4. [距離] テキスト ボックスにピクセルまたは距離の値を入力します。
  5. [OK] をクリックします。