土地区画配置スタイルを使用したラベリング

ポリゴン フィーチャの中に、島や建物などの別のポリゴンが含まれる場合、内部のフィーチャのラベルに重ならないようにポリゴンのラベルを配置する必要が生じることがあります。 ラベル配置スタイル ドロップダウン リストから Maplex ラベル エンジン[土地区画] スタイルを選択すると、建物との重複を禁止するのではなく、建物と重ならないことを優先するようなラベルが生成されます。 たとえば、建物フットプリントを含むパーセル ポリゴンにラベリングするときに、パーセル ラベルはパーセル ポリゴンの内側に配置する必要がありますが、建物フットプリント ポリゴンを避ける必要があります。

注意:

[土地区画配置] スタイルが提供するよりも多くのオプションが必要な場合は、[一般配置] 配置スタイルの「ホールとしてラベリングされたポリゴンの重なりを回避」パラメーターを使用します。 このパラメーターにより、「一般配置スタイル」から拡張されたラベリング パラメーターで [土地区画配置] 機能を使用できます。

次の図では、課税区画フィーチャクラスに [土地区画] スタイルが設定されています。 この設定を使用することで、課税区画番号が建物と重ならないようにしています。

内部ポリゴンを回避するように設定されたポリゴン ラベル
  1. Maplex ラベル エンジン が有効化されていることを確認します
  2. [ラベル別にリスト][コンテンツ] ウィンドウの表示を利用すると、非常に効果的です。 [ラベル別にリスト] タブ ラベル別にリスト をクリックします。
  3. [コンテンツ] ウィンドウでラベル クラスを選択して、[ラベリング] タブをクリックします。
  4. [ラベリング] タブの [ラベルの配置] グループで [ラベル配置プロパティ] ランチャーをクリックします。
  5. [ラベリング] ウィンドウで、[位置] をクリックして [配置] タブ 位置 をクリックします。
  6. [配置] を展開します。
  7. ドロップダウン リストから [土地区画] を選択します。

    [土地区画] を使用する際、ラベルは建物に重ならないことを優先します。 重複がまったく起きないことを確実にするには、ゼロより大きい「内部フィーチャ ウェイト」を設定します。