ライン フィーチャに沿ってラベルの文字を広げる

ラベルの文字間の距離を広げることができます。 ラベル内の文字間を広げるとき、Maplex ラベル エンジン は、他のラベルと重ならないようにライン フィーチャに対してテキストを適切に合わせることができます。 ラベルの文字間を広げるように選択すると、最大文字間隔を設定できます。 ラベルのテキスト シンボルの文字幅が、デフォルトの間隔として使用されます。

このパラメーターは、[一般配置] スタイルを使用してラベリングする場合に、[中央にカーブ] に配置するために使用できます。 [ストリート配置] スタイルを指定してラベルが配置されている場合、[文字間隔をあけてラベルを配置] パラメーターは、[中央にカーブ][オフセットしカーブ][中央に直線]、および [オフセットし直線] の配置で適用できます。 また、[河川配置] スタイルを指定してラベルが配置されている場合、文字間隔を設定するパラメーターは、[中央にカーブ] パラメーターは、[オフセットしカーブ] の配置で適用できます。

注意:

[ストリート配置] スタイルを使用する場合、「単語を均等に割り付ける」こともできます。

値が 100 の場合、各文字間に 1 文字分の間隔 (使用しているフォントの平均文字幅) が挿入されます。

文字間隔オプションは、指定した範囲内で広げられます。 デフォルトは、[ラベル クラス] ウィンドウ[シンボル] タブ に設定されます。 この設定は、ラベルの文字間を広げるように選択しなかった場合のデフォルトの文字間隔になります。 Maplex ラベル エンジン では、特定のライン ラベリング スタイルに対して、文字間隔の範囲の最大値を指定できます。

次の画像は、[フィーチャに合わせて文字間隔を空ける] オプションを使用した道路ラベルを示しています。 Kennedy Drive の文字がストリートの長さ全体に広がって配置されています。47th Avenue も同様です。

フィーチャに合わせて字間を空けるパラメーターを設定したライン ラベル

最大文字間隔の変更

  1. Maplex ラベル エンジン が有効化されていることを確認します」。
  2. [ラベル別にリスト][コンテンツ] ウィンドウの表示を利用すると、「非常に効果的」です。 [ラベル別にリスト] タブ ラベル別にリスト をクリックします。
  3. [コンテンツ] ウィンドウでラベル クラスを選択して、[ラベリング] タブをクリックします。
  4. [ラベリング] タブの [ラベルの配置] グループで [ラベル配置プロパティ] ランチャーをクリックします。
  5. [ラベリング] ウィンドウで、[位置] をクリックして [配置] タブ 位置 をクリックします。
  6. [ラベル間隔] を展開します。
  7. 使用する文字間隔の種類を、[デフォルトの文字間隔を使用][フィーチャに合わせて字間を空ける] または [フィーチャに合わせて字間を空ける] から指定します。 [一定の制限まで文字間隔を空ける] オプションを使用する場合、フォント幅のパーセンテージの値として [最大] を設定します。 デフォルトの値よりも大きくする必要があります。

デフォルト値の変更

    ラベルのテキスト シンボル プロパティでは、デフォルトの文字間隔を制御します。 これらの値は、[文字間隔を開けてラベルを配置] ラベリング オプションを使用する際の最小値になります。 テキスト シンボルを編集して、ラベルのベース プロパティを変更できます。
  1. [ラベリング] ウィンドウで、[シンボル] をクリックして [書式] タブ 書式設定 をクリックします。
  2. [書式] を展開します。
  3. [文字間隔] の値を入力します。

    この値は、ラベルの文字間を広げるときの最小文字間隔になります。