位置のオフセットによるライン イベントの追加

Location Referencing ライセンスで利用可能です。

ルートの特性は、ある位置からのライン イベント オフセットとして表すことができます。 位置のオフセット法は、[ライン イベントの追加] ウィンドウと [複数のライン イベントの追加] ウィンドウのオプションの方法で、アクティブなマップに交点が存在する場合に適用できます。

位置のオフセットのシナリオ

以下の例では、ライン イベントの始点メジャーと終点メジャーが位置のオフセット法を使用して配置されています。

非スパニング ライン イベント

次の図では、ルートに 0 〜 10 マイルの範囲のメジャーが含まれています。 Event1 の始点メジャーは左側の交点から 2 マイル、終点メジャーは右側の交点から -4 マイルの位置にあります。

交点を使用したポイント イベント メジャーの配置

ルートのキャリブレーションの方向が左から右であるため、オフセット距離は逆方向 (右から左) に計算され、2 番目の例のオフセット距離は負の数で表示されます。 あるいは、この例の終点メジャーは、左側の交点から 6 マイルのオフセット距離によって配置できます。

スパニング ライン イベント

次の図では、ライン イベントがライン ネットワーク内のライン上のルートにスパンしています。 Event1 の始点メジャーは Route1 の 5 で、終点メジャーは Route3 の 35 です。 始点メジャーが交点の上流にあるため、オフセット距離は -10 マイルで、終点メジャーのオフセット距離は 10 マイルです。 この場合、両方のメジャーが同じ交点を参照しています。

交点を使用したポイント イベント メジャーの配置

位置のオフセットによるライン イベントの追加

[ライン イベントの追加] ツールを使用して次の手順を実行し、位置のオフセットを使用して 1 つのライン イベントを作成します。

  1. ArcGIS Pro でマップを開き、ライン イベントを追加する位置にズームします。
  2. [Location Referencing] タブの [イベント] グループで、[追加] > [ライン イベント] 1 つのライン イベントを追加 の順にクリックします。

    [ライン イベントの追加] ウィンドウが表示されます。 [始点方法] および [終点方法] ドロップダウン リストには、デフォルトで [ルートとメジャー] 値が設定されています。

  3. [始点方法] ドロップダウン矢印をクリックし、位置のオフセットを選択します。
  4. [終点方法] ドロップダウン矢印をクリックし、位置のオフセットを選択します。

    [位置のオフセット] 方法を使用すると、メジャーの位置は指定した位置からのオフセットに基づきます。

    ライン イベントの追加ウィンドウ
  5. [次へ] をクリックします。

    [イベント レイヤー] オプション、[ネットワーク] オプション、および [位置のオフセット] セクションが [ライン イベントの追加] ウィンドウに表示されます。

  6. [イベント レイヤー] ドロップダウン矢印をクリックし、ライン イベント レイヤーを選択します。

    親 LRS ネットワークは、[イベント レイヤー] 値に基づいて設定されます。

  7. ネットワークがライン ネットワークの場合、次のいずれかを実行して、イベントが配置されるライン フィーチャの名前を指定します。
    • [ライン名] テキスト ボックスにライン名を入力します。
    • [マップからラインを選択] マップからラインを選択 をクリックし、マップからラインを選択します。

    ラインは明るい青色でハイライト表示されます。 終点側の矢印はラインのキャリブレーションの方向を示しています。

    位置のオフセット セクションが表示されたライン イベントの追加ウィンドウ
  8. [始点: 位置のオフセット] セクションで、次のいずれかを実行してルートを指定します。
    • [ルート名] ドロップダウン矢印をクリックし、イベントの始点メジャーが配置されるルートを選択します。
    • ルート名を [ルート名] テキスト ボックスに入力します。
    • [マップからルートを選択] マップからルートを選択 をクリックし、マップ上のルートをクリックします。
    ヒント:

    親 LRS ネットワークがライン ネットワークの場合、[ルート名] ドロップダウン リストからルートを選択することもできます。 選択したラインに含まれるルートのみを選択できます。

  9. [位置] ドロップダウン矢印をクリックして、交差レイヤー名を選択します。
  10. 次のいずれかを実行し、交点レコードの名前を指定します。
    • [名前] テキスト ボックスに交点名を入力します。
      ヒント:

      名前が存在する場合は、自動的に補完されます。

    • [マップから位置を選択] ツール マップから位置を選択 をクリックし、マップ上の交点ポイント フィーチャをクリックします。
  11. 次のいずれかの手順を実行し、位置の [オフセット] 値を指定します。
    • [オフセット] ドロップダウン矢印をクリックしてオフセット方向を選択し、メジャー値を入力して、単位を選択します。
    • メジャー値を入力して単位を選択します。
    • [マップからオフセットを選択] マップからオフセットを選択 をクリックし、マップ上のルートに沿った位置をクリックします。

    マップ上のルートに沿ったオフセット位置に、緑のドットが表示されます。 これがイベントの始点メジャー値の位置です。

    注意:
    • この値は、選択した交点と、選択したルートで提案された始点メジャーの間の距離です。
    • 方向の選択はオプションです。
    • 方向が選択されていない場合、正のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの方向に沿って始点メジャーが配置されます。
    • 方向が選択されていない場合、負のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの反対方向に始点メジャーが配置されます。
  12. [終点: 位置のオフセット] セクションで、次のいずれかを実行してルートを指定します。
    • [ルート名] ドロップダウン矢印をクリックし、イベントの終点メジャーが配置されるルートを選択します。
    • ルート名を [ルート名] テキスト ボックスに入力します。
    • [マップからルートを選択] マップからルートを選択 をクリックし、マップ上のルートをクリックします。

    ルートがライン ネットワーク内のライン上に存在する場合、指定したラインに含まれるルートのみを選択できます。

  13. [位置] ドロップダウン矢印をクリックして、交差レイヤー名を選択します。
  14. 次のいずれかを実行し、交点レコードの名前を指定します。
    • [名前] テキスト ボックスに交点名を入力します。
      ヒント:

      名前が存在する場合は、自動的に補完されます。

    • [マップから位置を選択] ツール マップから位置を選択 をクリックし、マップ上の交点ポイント フィーチャをクリックします。
  15. 次のいずれかの手順を実行し、参照オフセットの [オフセット] 値を指定します。
    • [オフセット] ドロップダウン矢印をクリックしてオフセット方向を選択し、メジャーを入力して、単位を選択します。
    • メジャー値を入力して単位を選択します。
    • [マップからオフセットを選択] ツール マップからオフセットを選択 をクリックし、マップ上のルートに沿った位置をクリックします。

    マップ上のルートに沿ったオフセット位置に、赤のドットが表示されます。 これがイベントの終点メジャー値の位置です。

    注意:
    • この値は、選択した交点と、選択したルートで提案された終点メジャーの間の距離です。
    • 方向の選択はオプションです。
    • 方向が選択されていない場合、正のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの方向に沿って始点メジャーが配置されます。
    • 方向が選択されていない場合、負のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの反対方向に始点メジャーが配置されます。
  16. 次のいずれかを実行して、イベントの開始日を定義する日付を指定します。
    • [開始日] テキスト ボックスに開始日を入力します。
    • [カレンダー] カレンダー をクリックして開始日を選択します。
    注意:

    開始日は、選択したルートの開始日より前の日付にすることはできません。

    開始日のデフォルトは今日の日付ですが、別の日付を選択できます。

  17. 次のいずれかを実行して、イベントの終了日を定義する日付を指定します。
    • 終了日を [終了日] テキスト ボックスに入力します。
    • カレンダー カレンダー をクリックして終了日を選択します。

    終了日を入力しないと、イベントはイベントの開始日から将来まで有効になります。

  18. データの検証オプションを選択して、ライン イベントでルートの特徴付ける間の不正な入力を防ぎます。
    • オーバーラップの廃止 - 新しいライン イベントが作成された後に時間とメジャー値に関するオーバーラップを防ぐために、既存のイベントのメジャー、開始日、終了日が調整されます。 必要に応じて、その他の詳しい例については、「オーバーラップの廃止シナリオ」をご参照ください。
      オーバーラップの廃止操作のシンプルなシナリオ
    • [一致イベントのマージ] - 新しいイベントのすべての属性値が既存のイベントとまったく同じ場合で、新しいイベントが既存のイベントとメジャー値に関して隣接またはオーバーラップしていて、そのタイム スライスが一致または重複している場合、新しいイベントは既存のイベントとマージされ、それに応じてメジャーの範囲が拡張されます。 必要に応じて、一致イベントのマージ シナリオでその他の例をご参照ください。
      一致イベントのマージの単純なシナリオ
  19. [次へ] をクリックします。

    [属性の管理] が開きます。

  20. [属性の管理] の設定を使用して新しいイベントの属性情報を入力します。

    イベント レイヤーのカスタム フィールドには、テキストの入力を受け付けるフィールドと、構成済みの値からの選択のみを受け付けるフィールドがあります。

    属性の管理設定が表示されたライン イベントの追加ウィンドウ
  21. [実行] をクリックします。

    新しいライン イベントが作成されてマップ上に表示されます。 新規追加されたライン イベントが作成されると、ウィンドウの上部に確認メッセージが表示されます。

位置のオフセットによる複数のライン イベントの追加

[複数のライン イベントの追加] ツールを使用して次の手順を実行し、位置のオフセットを使用してライン イベントを作成します。

  1. ArcGIS Pro でマップを開き、ライン イベントを追加する位置にズームします。
  2. [Location Referencing] タブの [イベント] グループで、[追加] > [複数のライン イベント] 複数のライン イベントを追加 の順にクリックします。

    [複数のライン イベントの追加] ウィンドウが開き、デフォルトの [ルートとメジャー] 値が表示されます。

  3. [始点方法] ドロップダウン矢印をクリックし、位置のオフセットを選択します。
  4. [終点方法] ドロップダウン矢印をクリックし、位置のオフセットを選択します。
    複数のライン イベントを追加ウィンドウ
  5. [次へ] をクリックします。

    [ネットワーク] セクションおよび [位置のオフセット] セクションが [複数のライン イベントの追加] ウィンドウに表示されます。

  6. [ネットワーク] ドロップダウン矢印をクリックし、ライン イベント レイヤーの親 LRS ネットワークを選択します。
  7. ネットワークがライン ネットワークの場合、次のいずれかを実行して、イベントが配置されるライン フィーチャの名前を指定します。
    • [ライン名] テキスト ボックスにライン名を入力します。
    • [マップからラインを選択] をクリック マップからラインを選択

    ラインは明るい青色でハイライト表示されます。 終点側の矢印はラインのキャリブレーションの方向を示しています。

    位置のオフセット法が表示されたライン イベントの追加
  8. [始点: 位置のオフセット] セクションで、次のいずれかを実行してルートを指定します。
    • ルート名を入力します。
    • [ルート名] ドロップダウン矢印をクリックし、イベントの始点メジャーが配置されるルートを選択します。
    • [マップからルートを選択] マップからルートを選択 をクリックし、マップ上のルートをクリックします。

    ルートがライン ネットワーク内のライン上に存在する場合、選択したラインに含まれるルートのみを選択できます。

  9. [位置] ドロップダウン矢印をクリックして、交差レイヤー名を選択します。
  10. 次のいずれかを実行し、交点レコードの名前を指定します。
    • [名前] テキスト ボックスに交点名を入力します。
      ヒント:

      名前が存在する場合は、自動的に補完されます。

    • [マップから位置を選択] ツール マップから位置を選択 をクリックし、マップ上の交点ポイント フィーチャをクリックします。
  11. 次のいずれかの手順を実行し、位置の [オフセット] 値を指定します。
    • [オフセット] ドロップダウン矢印をクリックしてオフセット方向を選択し、メジャー値を入力して、単位を選択します。
    • メジャー値を入力して単位を選択します。
    • [マップからオフセットを選択] マップからオフセットを選択 をクリックし、マップ上のルートに沿った位置をクリックします。

    マップ上のルートに沿ったオフセット位置に、緑のドットが表示されます。 これがイベントの始点メジャー値の位置です。

    注意:
    • この値は、選択した交点と、選択したルートで提案された始点メジャーの間の距離です。
    • 方向の選択はオプションです。
    • 方向が選択されていない場合、正のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの方向に沿って始点メジャーが配置されます。
    • 方向が選択されていない場合、負のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの反対方向に始点メジャーが配置されます。
  12. [終点: 位置のオフセット] セクションで、次のいずれかを実行してルートを指定します。
    • [ルート名] ドロップダウン矢印をクリックし、イベントの終点メジャーが配置されるルートを選択します。
    • ルート名を [ルート名] テキスト ボックスに入力します。
    • [マップからルートを選択] マップからルートを選択 をクリックし、マップ上のルートをクリックします。

    ルートがライン ネットワーク内のライン上に存在する場合、指定したラインに含まれるルートのみを選択できます。

  13. [位置] ドロップダウン矢印をクリックして、交差レイヤー名を選択します。
  14. 次のいずれかを実行し、交点レコードの名前を指定します。
    • [名前] テキスト ボックスに交点名を入力します。
      ヒント:

      名前が存在する場合は、自動的に補完されます。

    • [マップから位置を選択] ツール マップから位置を選択 をクリックし、マップ上の交点ポイント フィーチャをクリックします。
  15. 次のいずれかの手順を実行し、参照オフセットの [オフセット] 値を指定します。
    • [オフセット] ドロップダウン矢印をクリックしてオフセット方向を選択し、メジャーを入力して、単位を選択します。
    • メジャー値を入力して単位を選択します。
    • [マップからオフセットを選択] ツール マップからオフセットを選択 をクリックし、マップ上のルートに沿った位置をクリックします。

    マップ上のルートに沿ったオフセット位置に、赤のドットが表示されます。 これがイベントの終点メジャー値の位置です。

    注意:
    • この値は、選択した交点と、選択したルートで提案された終点メジャーの間の距離です。
    • 方向の選択はオプションです。
    • 方向が選択されていない場合、正のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの方向に沿って始点メジャーが配置されます。
    • 方向が選択されていない場合、負のオフセット値では、選択したポイント フィーチャからのキャリブレーションの反対方向に始点メジャーが配置されます。
  16. 次のいずれかを実行して、イベントの開始日を定義する日付を指定します。
    • [開始日] テキスト ボックスに開始日を入力します。
    • [カレンダー] カレンダー をクリックして開始日を選択します。
    注意:

    開始日は、選択したルートの開始日より前の日付にすることはできません。

    開始日のデフォルトは今日の日付ですが、別の日付を選択できます。

  17. 次のいずれかを実行して、イベントの終了日を定義する日付を指定します。
    • 終了日を [終了日] テキスト ボックスに入力します。
    • カレンダー カレンダー をクリックして終了日を選択します。

    終了日を入力しないと、イベントはイベントの開始日から将来まで有効になります。

  18. データの検証オプションを選択して、ライン イベントでルートの特徴付ける間の不正な入力を防ぎます。
    • オーバーラップの廃止 - 新しいライン イベントが作成された後に時間とメジャー値に関するオーバーラップを防ぐために、既存のイベントのメジャー、開始日、終了日が調整されます。 必要に応じて、その他の詳しい例については、「オーバーラップの廃止シナリオ」をご参照ください。
      オーバーラップの廃止操作のシンプルなシナリオ
    • [一致イベントのマージ] - 新しいイベントのすべての属性値が既存のイベントとまったく同じ場合で、新しいイベントが既存のイベントとメジャー値に関して隣接またはオーバーラップしていて、そのタイム スライスが一致または重複している場合、新しいイベントは既存のイベントとマージされ、それに応じてメジャーの範囲が拡張されます。 必要に応じて、一致イベントのマージ シナリオでその他の例をご参照ください。
      一致イベントのマージの単純なシナリオ
  19. [次へ] をクリックします。

    [属性セット] ドロップダウン リストでデフォルトの属性セットが表示された状態で [属性の管理] が開きます。

    構成されている場合、他の属性セットも [属性セット] リストに表示されます。

  20. [属性の管理] の設定で、イベントの属性情報を入力します。
    属性の管理設定が表示された複数のライン イベントを追加ウィンドウ
    注意:

    [マップ上のイベント選択によって属性値をコピー] マップ上のイベント選択によって属性値をコピー をクリックし、マップ上のルートをクリックして、別のルートからイベント属性をコピーします。

  21. [実行] をクリックします。

    新しいライン イベントが作成されてマップに表示されます。 新規追加されたライン イベントが作成されると、ウィンドウの上部に確認メッセージが表示されます。

位置のオフセット法を使用したときの対象オフセット

Pipeline Referencing イベント データ モデルでは、対象フィールドの構成と、[対象フィールドの有効化 (Enable Referent Fields)] ツールを使用した有効化がサポートされています。 レイヤーで対象フィールドが構成され、有効化されると、イベントが追加または編集されたときに対象ロケーションが設定され、そのレイヤーで持続します。

対象対応のレイヤーで位置のオフセット法を使用してライン イベントを作成すると、交差レイヤーの名前が FromRefMethod 値および ToRefMethod 値として使用され、交点 ID が FromRefLocation 値および ToRefLocation 値として使用されます。

ライン イベントのどちらかのメジャーが更新されると、新しいメジャーを反映するよう、対応するオフセット値が更新されます。

以下の例に、対象値が有効になったライン イベントを追加した場合の影響を示します。

対象とライン イベントを追加する前

次の図に、イベント作成前のルートを示します。

イベント作成前

次の表に、ルートの詳細を示します。

ルート ID始点メジャー終点メジャー開始日終了日

R1

0

5

1/1/2000

<NULL>

R2

7

12

1/1/2000

<NULL>

R3

13

18

1/1/2000

<NULL>

次の表に、イベント作成前のイベント対象フィールドの詳細を示します。

FromRefMethodFromRefLocationFromRefOffsetToRefMethodToRefLocationFromRefOffset

<NULL>

<NULL>

<NULL>

<NULL>

<NULL>

<NULL>

対象とライン イベントを追加した後

次の図に、イベント レイヤーに追加されたライン イベントのうち、対象が有効になったものを示します。

イベント作成後

次の表に、イベント作成後の Event1 のイベント対象フィールドの詳細を示します。 交差レイヤーは FromRefMethod 値および ToRefMethod 値として使用され、交点は FromRefLocation 値および ToRefLocation 値として使用されます。

FromRefMethodFromRefLocationFromRefOffsetToRefMethodToRefLocationFromRefOffset

IntersectionLayer

Intersection1

-7.5

IntersectionLayer

Intersection1

7.5

次の表に、イベント作成後のデフォルト イベント フィールドの詳細を示します。

イベント IDFromRouteIDToRouteID開始日終了日始点メジャー終点メジャー

Event1

R1

R3

1/1/2000

<NULL>

0

18

デフォルト以外の対象を使用するように、属性テーブルを使用してイベントを編集できます。 後からルート編集を行った場合、RefMethod 値と RefLocation 値は親 LRS ネットワークに戻り、FromRefMethod 値、ToRefMethod 値、FromRefLocation 値、ToRefLocation 値はルートに戻ります。

対象を含む複数のライン イベントを追加する前

次の図に、イベント作成前のルートを示します。

イベント作成前

次の表に、ルートの詳細を示します。

ルート ID始点メジャー終点メジャー開始日終了日

R1

0

5

1/1/2000

<NULL>

R2

7

12

1/1/2000

<NULL>

R3

13

18

1/1/2000

<NULL>

次の表に、イベント作成前のイベント対象フィールドの詳細を示します。

FromRefMethodFromRefLocationFromRefOffsetToRefMethodToRefLocationFromRefOffset

<NULL>

<NULL>

<NULL>

<NULL>

<NULL>

<NULL>

対象を含む複数のライン イベントを追加した後

次の図に、対象が有効になった複数のライン イベントを示します。

イベント作成後

次の表に、イベント作成後の Event1 のイベント対象フィールドの詳細を示します。

FromRefMethodFromRefLocationToRefMethodToRefLocationFromRefOffsetToRefOffset

IntersectionLayer

Intersection1

IntersectionLayer

Intersection1

-7.5

7.5

次の表に、イベント作成後のデフォルト イベント フィールドの詳細を示します。

ConsequenceSegment

イベント IDFromRouteIDToRouteID開始日終了日始点メジャー終点メジャー

Event1

R1

R3

1/1/2000

<NULL>

0

18

DOTClass

イベント IDFromRouteIDToRouteID開始日終了日始点メジャー終点メジャー

Event1

R1

R3

1/1/2000

<NULL>

0

18

ExcavationDamage

イベント IDFromRouteIDToRouteID開始日終了日始点メジャー終点メジャー

Event1

R1

R3

1/1/2000

<NULL>

0

18

デフォルト以外の対象を使用するように、属性テーブルを使用してイベントを編集できます。 後からルート編集を行った場合、RefMethod 値と RefLocation 値は親 LRS ネットワークに戻り、FromRefMethod 値、ToRefMethod 値、FromRefLocation 値、ToRefLocation 値はルートに戻ります。

オーバーラップの廃止シナリオ

以下の例では、[オーバーラップの廃止] チェックボックスをオンにしたときにオーバーラップするライン イベントを追加する様子を説明します。

単一イベント シナリオ

この例では、Route1 には、日付が 1/1/2000 ~ <NULL> の既存の DOT クラス イベントがあります。 メジャーが共通している 2 番目の DOT クラス イベントを追加したときの影響を示します。

次の図に、ルートと既存イベントを示します。

Route1 には、5 ~ 7 に既存のイベントがあります。

次の表に、編集前の EventA のカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤークラス タイプ

イベント A

DOT クラス

クラス 1

次の表に、編集前の EventA のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

3

7

1/1/2000

<NULL>

次の図に、ルートと、1/1/2005 ~ <Null> の日付で追加される 2 番目のイベントを示します。

2 番目のオーバーラップするイベントが追加されます。

次の表に、EventB のカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤークラス タイプ

EventB

DOT クラス

クラス 2

次の表に、編集後の EventB のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventB

Route1

5

7

1/1/2005

<NULL>

次の図に、ルートと両方のイベントで [オーバーラップの廃止] チェックボックスをオンにしたときの影響を示します。

2 番目のオーバーラップするイベントが追加されます。

次の表に、イベント作成後の両方のイベントのカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤークラス タイプ

EventA

DOT クラス

クラス 1

EventB

DOT クラス

クラス 2

ヒント:

EventA には、日付が異なる (および始点メジャーと終点メジャーが異なる)、同一のカスタム値を持つ 2 つのイベント レコードがあります。

次の表に、オーバーラップの廃止を適用した後のデフォルト値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

3

7

1/1/2000

1/1/2005

EventA

Route1

3

5

1/1/2005

<NULL>

EventB

Route1

5

7

1/1/2005

<NULL>

複数イベント シナリオ

この例では、Route1 には、DOT クラス イベントと作動圧範囲イベントという 2 つの既存のイベントがあり、どちらも日付が 1/1/2000 ~ <NULL> になっています。 メジャーが共通している同じイベント レイヤー内の 2 番目のイベント ペアを追加したときの影響を示します。

次の図に、ルートと既存イベントを示します。

Route1 には、既存のイベントが複数あります。

次の表に、EventA と EventC のカスタム値の詳細を示します。 DOT クラス レイヤーには Class Type と Class Source というカスタム フィールドがあり、作動圧範囲レイヤーには Pressure Type と Pressure Value というカスタム フィールドがあります。

イベント IDイベント レイヤーカスタム値 1カスタム値 2

EventA

DOT クラス

クラス 1

Calculated

EventC

作動圧範囲

設計

500

次の表に、編集前の EventA と EventC のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

3

7

1/1/2000

<NULL>

EventC

Route1

2

7

1/1/2000

<NULL>

次の図に、ルートと、同じイベント レイヤーに 1/1/2005 ~ <Null> の日付で追加された 2 つの新しいイベントを示します。

2 番目のオーバーラップするイベントが追加されます。

次の表に、EventB と EventD のカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤーカスタム値 1カスタム値 2

EventB

DOT クラス

クラス 2

Calculated

EventD

作動圧範囲

証明書

700

次の表に、EventB と EventD のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventB

Route1

5

7

1/1/2005

<NULL>

EventD

Route1

5

7

1/1/2005

<NULL>

次の図に、オーバーラップの廃止を適用した後のルートとイベントを示します。

2 番目のオーバーラップするイベントが追加されます。

次の表に、DOT クラスの EventA と EventB、および作動圧範囲の EventC と EventD のカスタム値の詳細を示しています。

ヒント:

各イベントには複数のカスタム フィールドがあり、その値を次の表のカスタム値 1 列とカスタム値 2 列に示します。 これらの列の値は、同じ行のイベント レイヤー値に対応します。

イベント IDイベント レイヤーカスタム値 1カスタム値 2

EventA

DOT クラス

クラス 1

Calculated

EventB

DOT クラス

クラス 2

Calculated

EventC

作動圧範囲

設計

500

EventD

作動圧範囲

証明書

700

次の表に、オーバーラップの廃止を適用した後のデフォルト値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

3

7

1/1/2000

1/1/2005

EventC

Route1

2

7

1/1/2000

1/1/2005

EventA

Route1

3

5

1/1/2005

<NULL>

EventC

Route1

2

5

1/1/2005

<NULL>

EventB

Route1

5

7

1/1/2005

<NULL>

EventD

Route1

5

7

1/1/2005

<NULL>

一致イベントのマージ シナリオ

以下の例では、[一致イベントのマージ] チェックボックスをオンにしたときに、メジャーが一致するライン イベントを追加する様子を説明ます。

単一イベント シナリオ

この例では、Route1 には、日付が 1/1/2000 ~ <NULL> の既存の DOT クラス イベントがあります。 [一致イベントのマージ] がオンの場合に、メジャーが一致する DOT クラス イベントを追加したときの影響を示します。

次の図に、ルートと既存イベントを示します。

Route1 には、0 ~ 4 に既存のイベントがあります。

次の表に、EventA のカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤークラス タイプ

イベント A

DOT クラス

クラス 1

次の表に、編集前の EventA のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

0

4

1/1/2000

<NULL>

次の図に、ルートと、1/1/2000 ~ <Null> の日付で追加される 2 番目のイベントを示します。

メジャーが一致するイベントが追加されます。

次の表に、新しい入力のカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤークラス タイプ

NewEvent 入力

DOT クラス

クラス 1

次の表に、新しい入力のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

NewEvent 入力

Route1

4

8

1/1/2000

<NULL>

次の図に、新しいイベントを追加するときに [一致イベントのマージ] チェックボックスをオンにしたときの影響を示します。

新しいイベントがマージされた後の EventA

次の表に、イベント作成後のイベントのカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤークラス タイプ

EventA

DOT クラス

クラス 1

次の表に、新しいイベント メジャーが EventA とマージした後のデフォルト値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

0

8

1/1/2000

<NULL>

複数イベント シナリオ

この例では、Route1 には、DOT クラス イベント (EventA) と作動圧範囲イベント (EventB) という 2 つの既存のイベントがあり、どちらも日付が 1/1/2000 ~ <NULL> になっています。 同じイベント レイヤー内でメジャーは一致するが、開始日と終了日が異なる 2 番目のイベント ペアを追加したときの影響を示します。

次の図に、ルートと既存イベントを示します。

Route1 には、既存のイベントが複数あります。

次の表に、編集前の EventA と EventC のカスタム値の詳細を示します。 DOT クラス レイヤーには Class Type (クラス 1) というカスタム フィールドがあり、作動圧範囲レイヤーには Pressure Type (設計) というカスタム フィールドがあります。

イベント IDイベント レイヤーカスタム値 1

EventA

DOT クラス

クラス 1

EventB

作動圧範囲

設計

次の表に、編集前の EventA と EventB のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

0

4

1/1/2000

<NULL>

EventB

Route1

0

5

1/1/2000

<NULL>

次の図に、ルートと、1/1/2005 ~ <Null> の日付で追加される新しいイベントの入力を示します。

2 つの新しいイベントの入力

次の表に、新しいイベント入力のカスタム値の詳細を示します。

イベント IDイベント レイヤーカスタム値

NewEvent1 入力

DOT クラス

クラス 1

NewEvent2 入力

作動圧範囲

設計

次の表に、新しいイベント入力のデフォルト フィールド値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

NewEvent1

Route1

4

8

1/1/2005

<NULL>

NewEvent2

Route1

4

8

1/1/2005

<NULL>

次の図に、一致メジャーに基づいて新しいイベントをマージした後のルートとイベントを示します。 この場合、日付により、更新されたメジャーを持つ既存のイベントに対して、新しいイベント レコードまたは新しいタイム スライスが生成されます。

マージされた一致イベント

次の表に、DOT クラスの EventA、および作動圧範囲の EventB のカスタム値の詳細を示します。 DOT クラスには、カスタム Class Type 値である「クラス 1」を持つ 2 つのイベント レコードがあります。 作動圧範囲にも、カスタム Pressure Type 値である「設計」を持つ 2 つのイベント レコードがあります。

イベント IDイベント レイヤーカスタム値

EventA

DOT クラス

クラス 1

EventA

DOT クラス

クラス 1

EventB

作動圧範囲

設計

EventB

作動圧範囲

設計

次の表に、イベントをマージした後のデフォルト値の詳細を示します。

イベント IDルート名始点メジャー終点メジャー開始日終了日

EventA

Route1

0

4

1/1/2000

1/1/2005

EventA

Route1

0

8

1/1/2005

<NULL>

EventB

Route1

0

5

1/1/2000

1/1/2005

EventB

Route1

0

8

1/1/2005

<NULL>