一部の Web レイヤー、データ タイプのいずれか、キャッシュ オプション、および構成は、ArcGIS Enterprise on Kubernetes でサポートされていません。 サポートされる Web レイヤーもポータルのバージョンによって異なります。 登録済みデータを参照するマップ イメージ レイヤーを共有する場合は、各レイヤーのデータ ソースを選択したフェデレーション サーバーに登録する必要があります。 データ登録の詳細については、「登録済みデータ ストアの管理」をご参照ください。
<値> パラメーターは、Web レイヤー タイプ、データ タイプ、キャッシュ オプション、または構成を表します。
ArcGIS Enterprise on Kubernetes で共有する場合、以下はサポートされていません。
- ホスト マップ イメージ レイヤー
- サーバー上でキャッシュされたベクター タイル レイヤー
- サーバー上でキャッシュされた Web シーン レイヤーとして共有されている 3D オブジェクト フィーチャ レイヤー
- [クライアントがキャッシュ タイルをエクスポートすることを許可] オプション
- [オンデマンドでタイルを作成] オプション
Web シーン レイヤー、Web イメージ レイヤー、または Web 標高レイヤーを共有する場合は、ArcGIS Enterprise on Kubernetes の各バージョンに共有する際に、一部の機能はサポートされません。 古いバージョンで共有する場合の制限を以下に示します。
- ArcGIS Enterprise on Kubernetes 11.3 以前 - サーバー上でキャッシュされた Web シーン レイヤーはサポートされていません。
- ArcGIS Enterprise on Kubernetes 10.9.1:
- すべてのデータをコピーする Web イメージ レイヤー、またはタイルを使用して描画する Web イメージ レイヤーはサポートされていません。
- サーバー上でキャッシュされた Web 標高レイヤーはサポートされていません。
- ArcGIS Enterprise on Kubernetes 10.9 以前 - Web イメージ レイヤーおよび Web 標高レイヤーはサポートされていません。
解決策
次のいずれかを実行します。
- ベクター タイル レイヤーまたは Web シーン レイヤーを共有する際、Web レイヤーのキャッシュ オプションがサポートされていない場合は、ローカルでキャッシュするように Web レイヤーを構成します。
[一般] タブの [データおよびレイヤー タイプ] で、[すべてのデータをコピー] の下の Web レイヤーを選択し、[フィーチャ] チェックボックスをオフにします。 Web レイヤーがローカルでキャッシュされるようになります。
- Web イメージ レイヤーを ArcGIS Enterprise on Kubernetes 10.9.1 に共有する場合は、データ ソースがサーバーに登録されていることを確認します。 Web レイヤーは、データから動的に描画するようにしか構成できません。
[一般] タブの [データおよびレイヤー タイプ] で、[登録済みデータを参照] を選択します。 必要に応じて、[構成] タブをクリックします。 下にある [レイヤーの構成] タブ をクリックします。 [レイヤー] の [画像] の横にある [Web レイヤー プロパティの構成] ボタン をクリックします。 [レイヤーの描画] で、[データから動的に描画] をクリックします。
- ArcGIS Enterprise on Kubernetes 10.9.1 に Web 標高レイヤーを共有する場合、すべてのデータをコピーするよう Web レイヤーを設定し、ローカルにキャッシュするように構成します。
[一般] タブの [データおよびレイヤー タイプ] で、[すべてのデータをコピー] を選択します。 [構成] タブをクリックします。 [オプション] で、[ローカルにキャッシュ] をクリックします。
- 構成がサポートされていない場合は、該当するオプションをオフにします。
[構成] タブの [オプション] で、[クライアントがキャッシュ タイルをエクスポートすることを許可] または [オンデマンドでタイルを作成] (マップ イメージ レイヤーの場合) をオフにします。
追加情報
詳細については、GIS リソースの分析をご参照ください。