ファイルのアップロード

ArcGIS Pro では、ファイルを ArcGIS Online ポータルまたは ArcGIS Enterprise ポータルにアップロードすることで共有できます。 ファイルをアップロードすると、マップ、レイアウト、PDF などのアイテムが組織またはパブリックに公開されます。

次のファイル タイプをポータルにアップロードできます。

最大 500 GB までファイルをアップロードできます。 詳細については、「検討事項および制限事項」をご参照ください。

コンテンツを作成する権限のあるアカウントで、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise にサイン インする必要があります。

ポータル内の既存のファイルを上書きするには、入力ファイルの名前、タイトル、選択したポータル フォルダーが既存のファイルと同じである必要があります。 上書きは、[ジオプロセシング ツールが既存のデータセットを上書きすることを許可] ジオプロセシング オプションが有効な場合のみ可能です。

注意:

開いているプロジェクトのリボンで [プロジェクト] タブをクリックします。 左側のリストにある [オプション] をクリックします。 [オプション] ダイアログ ボックスで、[ジオプロセシング] をクリックします。 [ジオプロセシング ツールが既存のデータセットを上書きすることを許可] チェックボックスをオンにして、[OK] をクリックします。

詳細については、「ジオプロセシング オプション」をご参照ください。

次の手順に従って、ファイルをアップロードします。

  1. 目的のポータルにサイン インし、アクティブに設定します。
  2. リボンの [共有] タブをクリックします。 [管理] グループで、[ファイルのアップロード] ファイルをポータルにアップロード をクリックします。

    [ジオプロセシング] ウィンドウが表示され、[ファイルをポータルにアップロード (Upload File To Portal)] ツールが開きます。

  3. [入力ファイル] に、アップロードするファイルのパスを入力します。

    ファイルを参照するか、カタログ ビューまたは [カタログ] ウィンドウから入力ボックスにドラッグすることができます。

  4. 必要に応じて、[タイトル] で、デフォルト値を新しいタイトルに置き換えます。

    デフォルトのタイトルは、ファイル名です。

  5. あるいは、[フォルダー] ドロップダウン メニューを使用して、ファイルを格納するポータル コンテンツのフォルダーを選択します。 あるいは、フォルダーを作成します。

    デフォルトでは、ファイルはポータル コンテンツのルート レベルに格納されます。

  6. 必要に応じて、[サマリー] フィールドと [タグ] フィールドを完成させます。

    サマリーとタグは、ArcGIS Enterprise 10.9 以前のポータルで共有する場合は必須です。

    最大 128 個のタグを入力できます。

  7. [共有レベル] の下で、ファイルの共有方法を選択します。
    • [所有者] - そのアイテムにアクセスできるのは、所有者 (および他のメンバーが所有しているコンテンツを表示する権限のある組織のメンバー) だけです。 これがデフォルトのオプションです。
    • [組織] - コンテンツを組織内のすべての認証済みユーザーと共有します。 このオプションは、組織アカウントでサイン インした場合に使用できます。
    • [すべてのユーザー (パブリック)] - コンテンツが一般公開されます。 誰もがコンテンツにアクセスして、表示することができます。
  8. 必要に応じて、[グループ] で自分が所属するグループを選択して、そのメンバーとアイテムを共有します。
  9. [実行] をクリックします。
  10. ファイルが正常にアップロードされたら、[詳細の表示] をクリックします。 [メッセージ] タブで [アイテムの管理] リンクをクリックして、ポータルからファイルを管理します。