パブリック ジョブ クエリの構成

Workflow Manager のライセンスで利用可能。

Workflow Manager (Classic) には、デフォルトで複数のジョブ クエリ コンテナーとクエリがあります。 これには、一般クエリ (すべてのジョブ クエリと未割り当てジョブ クエリ)、グループ クエリ (自分のグループに割り当てられたジョブ、自分のグループに割り当てられたステップを含むジョブ)、パーソナル クエリ (自分に割り当てられたジョブ、自分に割り当てられたステップを含むジョブ) があります。 これらのフォルダーのジョブ クエリは ArcGIS Workflow Manager (Classic) Administrator で管理され、システム内のすべてのユーザーが使用できます。 ユーザーは、これらのクエリのどれでもデフォルト クエリとして設定できます。そのクエリは、Workflow Manager (Classic) クライアントが開くたびにデフォルトで実行されます。

注意:

これらのクエリによって返されるジョブは、ユーザーが属するグループに適用されるジョブ フィルターの影響を受けます。 現在、デフォルト クエリは、Windows ユーザーにのみ適用され、ポータル ユーザーはサポートしていません。

クエリ フォルダーの追加

提供されているツールを使用し、クエリの整理に使用されるクエリ コンテナーを追加します。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [クエリ] > [パブリック クエリ] を展開します。
  3. 新しいフォルダーを作成するクエリ フォルダーを右クリックし、[クエリ コンテナーの追加] をクリックします。

    [クエリ コンテナー] ダイアログ ボックスが表示されます。

    注意:

    [パブリック クエリ] フォルダーは、最上位レベルのフォルダーです。

  4. [クエリ コンテナー名] テキスト ボックスに、フォルダー名を入力します。

    この名前がユーザーに表示されます。

  5. [OK] をクリックしてフォルダーを作成します。

    フォルダーに、他のフォルダーやクエリを含められるようになりました。

クエリの追加

提供されているツールを使用し、アプリケーションのジョブをフィルターするために使用するクエリを構成します。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [クエリ] > [パブリック クエリ] を展開します。
  3. 新しいクエリを作成するクエリ フォルダーを右クリックし、[クエリの追加] をクリックします。

    [ジョブ クエリの定義] ダイアログ ボックスが表示されます。

    注意:

    [パブリック クエリ] フォルダーは、最上位レベルのフォルダーです。

  4. [一般] タブで、クエリの名前を指定します。
  5. [フィールド] タブをクリックします。

    ここで、クエリを実行したときに、リスト ビューでユーザーに表示されるジョブ情報を選択します。 Workflow Manager (Classic) は、システムのテーブル間リレーションシップを自動的に管理します。 ジョブ テーブルのフィールドからノードを展開すると、クエリ結果に表示される説明情報を増やすことができます。

  6. リストにフィールドを追加するには、フィールドをダブルクリックするか、右側列からドラッグします。
  7. [エイリアス] タブをクリックします。

    このタブでは、各フィールドを表す名前を変更できます。 このフィールドは並べ替えることもできます。 上部フィールドは、左側にある最初のフィールドです。下部フィールドは右側にある最後のフィールドになります。

  8. 必要に応じてエイリアスと順序を変更します。
  9. [フィルター設定] タブをクリックし、クエリによって返されるジョブを定義します。
  10. クエリで使用するフィールド、演算子、ジョブが満たすべき値を選択します。

    必要に応じて条件を追加できます。

  11. 下のセクションで、条件を AND、OR、括弧でつなげ、フィルタリングのステートメントを作成します。
  12. [OK] をクリックして変更内容を保存します。

SQL ビューでのクエリの追加

SQL ビューは、従来の SQL ステートメントでクエリを構築したい上級ユーザー向けです。 これらのツールでは、より複雑なクエリを定義して、アプリケーションでジョブをフィルタリングできます。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [クエリ] > [パブリック クエリ] を展開します。
  3. 新しいクエリを作成するクエリ フォルダーを右クリックし、[クエリの追加] をクリックします。

    [ジョブ クエリの定義] ダイアログ ボックスが表示されます。

    注意:

    [パブリック クエリ] フォルダーは、最上位レベルのフォルダーです。

  4. [一般] タブで、クエリの名前を指定します。
  5. [SQL ビュー] をクリックします。
  6. [テーブル] リストでテーブルをクリックし、[フィールド] リストに選択されたテーブルのすべてのフィールドを入力します。
  7. [フィールド] リストのフィールドをクリックし、[個別値] リストに選択されたフィールドのすべての値を入力します。
  8. 追加するテーブルまたはフィールドをダブルクリックし、必要に応じて [選択][名前][取得元][ソート順] テキスト ボックスでクエリ コンポーネントを構成します。
  9. [Where] テキスト ボックスに、このクエリによって返されるジョブを定義する Where 句を指定します。
  10. [確認] をクリックし、クエリが有効であることを確認します。
  11. [OK] をクリックし、指定のジョブ クエリ フォルダーにクエリを追加します。

クエリの共有

[ジョブ クエリの定義] ダイアログ ボックスの [エクスポート] オプションを使用すると、別のクエリのベースとして既存のクエリを使用できます。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [クエリ] > [パブリック クエリ] を展開します。
  3. 共有するクエリを特定します。
  4. 共有したいクエリを右クリックし、[アイテムの編集] をクリックします。
  5. [エクスポート] をクリックします。
  6. エクスポートしたクエリの場所とファイル名を指定します。
  7. [保存] をクリックします。

    *.jtq ファイルが作成されます。 このクエリ ファイルをインポートして新しいクエリのベースとして使用したり、ユーザーと Workflow Manager (Classic) システム間で共有したりできます。