サーフェス コンター (Surface Contour) (3D Analyst)

サマリー

テレイン、TIN、または LAS データセット サーフェスから派生するコンター ラインを作成します。

サーフェス コンター (Surface Contour) ツールの詳細

TIN コンターの図

使用法

  • 出力フィーチャクラスは 2D であるため、コンター値を持つ属性を含みます。

  • 間隔とベース コンターのオプションを使用して、出力フィーチャクラスの範囲と解像度を調整します。

  • 出力コンター フィールド データを使用して、フィーチャクラスを 3D に変換します。

  • 特定の状況で、TIN サーフェスを使用してコンターを作成するときに、最後に有効なコンター ラインが作成されないことがあります。これは、コンピューターのコンター作成ソフトウェアに共通なアルゴリズムによる制限です。有効なコンターをすべて確実に生成するには、[ベース コンター] フィールドに非常に小さい負の値を加算して、データを少し移動します。

  • [Z 係数] パラメーターは、ラスターおよび TIN の結果にのみ影響し、テレイン データセットには影響しません。テレイン データセットで作業している場合は、Z 係数を適用済みのコンター間隔を指定できます。たとえば、コンター間隔を 1 フィートにしたいときにテレイン データセット サーフェスがメートル単位である場合は、コンター間隔を 0.3048 に指定します。また、[テレイン → ラスター (Terrain to Raster)] または [テレイン → TIN (Terrain To TIN)] ジオプロセシング ツールを使用して、テレイン データセットをラスターまたは TIN に変換することもできます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力サーフェス

処理される TIN、テレイン、または LAS データセット サーフェス。

LAS Dataset Layer; Terrain Layer; TIN Layer
出力フィーチャクラス

生成されるフィーチャクラス。

Feature Class
コンター間隔

コンターの間隔。

Double
ベース コンター
(オプション)

コンターを描画するためにコンター間隔の加算または減算を開始する Z 値を定義します。デフォルト値は 0.0 です。

Double
コンター フィールド
(オプション)

出力フィーチャクラスの各ラインに関連付けられたコンター値を格納するフィールド。

String
コンター フィールドの精度
(オプション)

コンター フィールドの精度。0 は整数を指定し、1 ~ 9 の数値はフィールドに含まれる小数点以下の桁数を表します。デフォルトでは、フィールドは整数 (0) です。

Long
インデックス間隔
(オプション)

インデックス コンターは、多くの場合、コンター ラインの描画に役立てるために、カートグラフィックの補助として使用されます。インデックス間隔は、通常、コンター間隔の 5 倍です。このパラメーターを使用して、[インデックス間隔フィールド] で定義された整数フィールドを出力フィーチャクラスの属性テーブルに追加します。ここで 1 の値は、インデックス コンターを示します。

Double
インデックス間隔フィールド
(オプション)

インデックス コンターの識別に使用されるフィールド名。これは、[インデックス間隔] が定義されている場合のみ使用します。デフォルトでは、フィールド名は「Index」です。

String
Z 係数
(オプション)

Z 値に乗算する係数。 これは通常、Z 距離単位から XY 距離単位に変換する場合に使用されます。 デフォルトは 1 です。この場合、標高値は変更されません。 入力サーフェスの空間参照に距離単位の指定された Z 測地基準系がある場合、このパラメーターは使用できません。

Double
ピラミッド レベル解像度
(オプション)

使用されるテレイン ピラミッド レベルの Z 許容値またはウィンドウ サイズの解像度。 デフォルト値は 0 (最大解像度) です。

Double

arcpy.ddd.SurfaceContour(in_surface, out_feature_class, interval, {base_contour}, {contour_field}, {contour_field_precision}, {index_interval}, {index_interval_field}, {z_factor}, {pyramid_level_resolution})
名前説明データ タイプ
in_surface

処理される TIN、テレイン、または LAS データセット サーフェス。

LAS Dataset Layer; Terrain Layer; TIN Layer
out_feature_class

生成されるフィーチャクラス。

Feature Class
interval

コンターの間隔。

Double
base_contour
(オプション)

コンターを描画するためにコンター間隔の加算または減算を開始する Z 値を定義します。デフォルト値は 0.0 です。

Double
contour_field
(オプション)

出力フィーチャクラスの各ラインに関連付けられたコンター値を格納するフィールド。

String
contour_field_precision
(オプション)

コンター フィールドの精度。0 は整数を指定し、1 ~ 9 の数値はフィールドに含まれる小数点以下の桁数を表します。デフォルトでは、フィールドは整数 (0) です。

Long
index_interval
(オプション)

インデックス コンターは、多くの場合、コンター ラインの描画に役立てるために、カートグラフィックの補助として使用されます。インデックス間隔は、通常、コンター間隔の 5 倍です。このパラメーターを使用して、index_interval_field で定義された整数フィールドを出力フィーチャクラスの属性テーブルに追加します。ここでは 1 の値は、インデックス コンターを示します。

Double
index_interval_field
(オプション)

インデックス コンターの識別に使用されるフィールド名。これは、index_interval が定義されている場合のみ使用します。デフォルトでは、フィールド名は「Index」です。

String
z_factor
(オプション)

Z 値に乗算する係数。 これは通常、Z 距離単位から XY 距離単位に変換する場合に使用されます。 デフォルトは 1 です。この場合、標高値は変更されません。 入力サーフェスの空間参照に距離単位の指定された Z 測地基準系がある場合、このパラメーターは使用できません。

Double
pyramid_level_resolution
(オプション)

使用されるテレイン ピラミッド レベルの Z 許容値またはウィンドウ サイズの解像度。 デフォルト値は 0 (最大解像度) です。

Double

コードのサンプル

SurfaceContour (サーフェス コンター) の例 1 (Python ウィンドウ)

次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。

arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.ddd.SurfaceContour("sample.gdb/featuredataset/terrain", "contour.shp", 10)
SurfaceContour (サーフェス コンター) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のサンプルは、スタンドアロン Python スクリプトでこのツールを使用する方法を示しています。

'''****************************************************************************
Name: SurfaceContour Example
Description: This script demonstrates how to use the
             SurfaceContour tool.

****************************************************************************'''

# Import system modules
import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/data"

# Set Local Variables
inSurface = "sample.gdb/featuredataset/terrain"
outContour = arcpy.CreateUniqueName("contour.shp")

#Execute SurfaceContour
arcpy.ddd.SurfaceContour(inSurface, outContour, 10)

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 3D Analyst
  • Standard: 次のものが必要 3D Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 3D Analyst

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