テレイン → ラスター (Terrain To Raster) (3D Analyst)

サマリー

テレイン データセットの Z 値を使用してラスターを内挿します。

使用法

  • テレインのサブセットを抽出するには、ジオプロセシング環境設定を使用して範囲を定義します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テレイン

処理されるテレイン データセット。

Terrain Layer
出力ラスター

出力ラスターの場所と名前。 ジオデータベースまたはフォルダーに Esri Grid などのラスター データセットを格納する場合、ラスター データセットの名前にファイル拡張子は付けません。 ファイル拡張子を指定すると、フォルダーに格納する際のラスターの形式を定義できます。たとえば、.tif を指定すると GeoTIFF が生成され、.img を指定すると ERDAS IMAGINE 形式のファイルが生成されます。

ラスターを .tif ファイルとして、またはジオデータベースに格納する場合は、ジオプロセシング環境設定を使用して、ラスター圧縮のタイプと品質を指定できます。

Raster Dataset
出力データ タイプ
(オプション)

出力ラスターに格納される数値のタイプを指定します。

  • 浮動小数点出力ラスターは 32 ビット浮動小数点を使用します。-3.402823466e+38 から 3.402823466e+38 の範囲の値がサポートされます。 これがデフォルトです。
  • 整数出力ラスターは適切な整数のビット深度を使用します。 このオプションは Z 値を最も近い整数に丸め、各ラスター セルの値に整数を書き込みます。
String
方法
(オプション)

セル値の計算に使用される内挿法。

  • リニア距離に基づく加重を、特定のセルの中心を包含する三角形内の各ノードの Z に適用し、各加重値を合計して、そのセルの値に割り当てます。これがデフォルト設定。
  • Natural Neighborボロノイ ポリゴンを使用する面積に基づく加重方法を適用し、セル値を決定します。
String
サンプリング距離
(オプション)

出力ラスターのセル サイズを定義するために使用するサンプリング方法と距離。

  • オブザベーション出力ラスターの長辺を分割するセルの数を定義します。デフォルトでは、この方法が 250 の値で使用されます。
  • セル サイズ出力ラスターのセル サイズを定義します。
String
ピラミッド レベル解像度
(オプション)

使用されるテレイン ピラミッド レベルの Z 許容値またはウィンドウ サイズの解像度。 デフォルト値は 0 (最大解像度) です。

Double
サンプリング値

出力ラスターのセル サイズを指定するための [サンプリング距離] に対応する値。

Double

arcpy.ddd.TerrainToRaster(in_terrain, out_raster, {data_type}, {method}, {sample_distance}, {pyramid_level_resolution}, sample_value)
名前説明データ タイプ
in_terrain

処理されるテレイン データセット。

Terrain Layer
out_raster

出力ラスターの場所と名前。 ジオデータベースまたはフォルダーに Esri Grid などのラスター データセットを格納する場合、ラスター データセットの名前にファイル拡張子は付けません。 ファイル拡張子を指定すると、フォルダーに格納する際のラスターの形式を定義できます。たとえば、.tif を指定すると GeoTIFF が生成され、.img を指定すると ERDAS IMAGINE 形式のファイルが生成されます。

ラスターを .tif ファイルとして、またはジオデータベースに格納する場合は、ジオプロセシング環境設定を使用して、ラスター圧縮のタイプと品質を指定できます。

Raster Dataset
data_type
(オプション)

出力ラスターに格納される数値のタイプを指定します。

  • FLOAT出力ラスターは 32 ビット浮動小数点を使用します。-3.402823466e+38 から 3.402823466e+38 の範囲の値がサポートされます。 これがデフォルトです。
  • INT出力ラスターは適切な整数のビット深度を使用します。 このオプションは Z 値を最も近い整数に丸め、各ラスター セルの値に整数を書き込みます。
String
method
(オプション)

セル値の計算に使用される内挿法。

  • LINEAR距離に基づく加重を、特定のセルの中心を包含する三角形内の各ノードの Z に適用し、各加重値を合計して、そのセルの値に割り当てます。これがデフォルト設定。
  • NATURAL_NEIGHBORSボロノイ ポリゴンを使用する面積に基づく加重方法を適用し、セル値を決定します。
String
sample_distance
sampling_method distance
(オプション)

出力ラスターのセル サイズを定義するために使用するサンプリング方法と距離。

  • OBSERVATIONS出力ラスターの長辺を分割するセルの数を定義します。デフォルトでは、この方法が 250 の値で使用されます。
  • CELLSIZE出力ラスターのセル サイズを定義します。
String
pyramid_level_resolution
(オプション)

使用されるテレイン ピラミッド レベルの Z 許容値またはウィンドウ サイズの解像度。 デフォルト値は 0 (最大解像度) です。

Double
sample_value

出力ラスターのセル サイズを指定するための [サンプリング距離] に対応する値。

Double

コードのサンプル

TerrainToRaster (テレイン → ラスター) の例 1 (Python ウィンドウ)

次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。

arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.ddd.TerrainToRaster("sample.gdb/featuredataset/terrain", "terrain.tif", 
                         data_type="FLOAT", method="LINEAR", 
                         sample_distance="CELLSIZE 10", pyramid_level_resolution=2.5)
TerrainToRaster (テレイン → ラスター) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のサンプルは、スタンドアロン Python スクリプトでこのツールを使用する方法を示しています。

'''*********************************************************************
Name: TerrainToRaster Example
Description: This script demonstrates how to use the 
             TerrainToRaster tool.
             
**********************************************************************'''
# Import system modules
import arcpy

# Set environment setting
arcpy.env.workspace = "C:/data"

# Set Local Variables
terrain = "sample.gdb/featuredataset/terrain"
bitType = "INT"
method = "LINEAR"
sampling = "CELLSIZE 10"
pyrLvl = 2.5
outRas = arcpy.CreateUniqueName("terrain_level.img")

#Execute TerrainToRaster
arcpy.ddd.TerrainToRaster(terrain, outRas, bitType, 
                          method, sampling, pyrLvl)

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 3D Analyst
  • Standard: 次のものが必要 3D Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 3D Analyst

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