大規模な処理ジョブを実行する際の Windows ページ ファイルのサイズ

Microsoft は、ページ ファイル管理の問題を特定しました。 詳細については、Microsoft の「メモリ割り当てエラーは、ページ ファイルの増加が遅い場合に発生する可能性があります」記事をご参照ください。

ページ ファイルが配置されているシステム ドライブに十分な空き容量がある場合でも、プロセスが追加メモリにアクセスできなかったことを示すメッセージが表示されて、ジオプロセシング ツールが正常に実行されなかったり、強制終了したりすることがあります。 上記の Microsoft バグ レポートに記載されている対処法に従ってプロセスを実行すると、正常に完了します。

ページ ファイルのサイズを手動で設定

この状況は通常、8 ~ 16 GB の RAM を搭載しているシステムで発生します。 RAM の総容量とページ ファイルのサイズによって、使用可能な仮想メモリの容量が決まります。Windows では、デフォルトで、アプリケーションに必要な仮想メモリの容量に合わせてページ ファイルが自動的に拡大します。 この問題は、ページ ファイルのサイズがすばやく拡大しないため、割り当てリクエストに十分に対応できない場合に発生します。

この問題の対処法は、ページ ファイルのサイズを手動で設定することです。 これには、Microsoft の記事に示されている対処法を使用します。

注意:
Esri でこの問題を調査したところ、初期ページ ファイルのサイズをシステム内の RAM 容量の 1.5 倍という推奨値よりも大きく設定しなければならない場合があることが判明しました。 処理リクエストによっては、初期ページのサイズを 65 GB 以上にする必要があります。 使用する初期ページ ファイルのサイズは、処理ジョブの要件によって異なります。これは特に、ArcGIS 製品を実行する際に推奨されている最小量の RAM しかコンピューターに搭載されていない場合に当てはまります。 サイズの決定には、試行錯誤を重ねることが必要な場合があります。