変換ツールボックスの概要

[変換] ツールボックスには、さまざまな形式間でデータを変換するためのツールが用意されています。

ツールセット説明

Excel

Excel ツールセットは、Microsoft Excel ファイルとテーブル間の変換を行うためのツールを揃えます。

PDF から変換

PDF から変換ツールセットには、*.pdf ファイルを TIFF (Tagged Image File Format) にエクスポートするツールが含まれています。

ラスターから変換

ラスター データセット内の情報は、別のタイプのデータ構造 (たとえば、フィーチャクラス) への変換だけでなく、別のタイプのファイル (たとえば、バイナリ ファイルやテキスト ファイル) への変換も可能です。

WFS から変換

このツールセットには、WFS フィーチャをフィーチャクラスに変換できるツールが収録されています。この変換ツールは、対象のフィーチャに対する機能も強化されています。

GPS

GPS ツールセットには、GPS Exchange Format (GPX) とフィーチャクラス間の変換を行うツールが含まれています。

グラフィックス

グラフィックス ツールセットには、グラフィックス レイヤーフィーチャクラス間の変換を行うツールが含まれています。

JSON

JSON ツールセットには、JSON (JavaScript Object Notation) または GeoJSON とフィーチャクラスの間でフィーチャを変換するツールが用意されています。 JSON および GeoJSON は、テキストベースで軽量の交換データ形式であり、ArcGIS と他のシステムとの間で GIS データを共有する目的に使用されます。 この形式は言語に依存せず、Python、C#、JavaJavaScript など、ほとんどのプログラミング言語は JSON および GeoJSON の読み取り、操作、書き込みを行うためのライブラリを提供しています。

KML

KML ツールセットには、KML (Keyhole Markup Language) からジオデータベース内のフィーチャに変換するためのツールが用意されています。

点群

点群ツールセットには、LAS ファイルを変換し、点群からラスター サーフェスを内挿するツールが含まれています。

SAS

SAS ツールセットには、SAS データセットとテーブル間の変換を行うためのツールが用意されています。

CAD へ変換

[CAD へ変換] ツールセットには、ジオデータベース フィーチャをネイティブ CAD 形式に変換できるツールが用意されています。そのツールをジオプロセシング モデル内およびスクリプト内に使用して、ユーザー独自の変換手順を定義することができます。

COLLADA へ変換

COLLADA (COLLAborative Design Activity の略) は、3D モデルの格納に対応したオープン規格の XML 形式です。COLLADA は 3D アプリケーションの交換形式として使用されることが多いため、KML の内部に格納される 3D テクスチャ オブジェクトに対応した形式になっています。COLLADA ファイルには .dae ファイル拡張子が付けられ、3D オブジェクト上にドレープされたテクスチャとして機能する追加のイメージ ファイルの参照が可能です。マルチパッチ フィーチャを COLLADA にエクスポートしておくと、複雑な解析結果を他のユーザーと共有できるようになり、サードパーティ ソフトウェア (たとえば、SketchUp や 3DS Max) を使用して建物などのテクスチャ 3D GIS データを更新するメカニズムも提供されます。

dBASE へ変換

属性キーを介してシェープファイル フィーチャに結合できる属性を格納するには、dBASE テーブルを使用します。[テーブル → dBASE (マルチプル) (Table to dBASE (multiple))] ツールを使用すると、INFO テーブルだけでなく他の dBASE テーブルでさえも特定のシェープファイルで使えるように移行できます。

ジオデータベースへ変換

ジオデータベース ツールセットには、データをジオデータベース形式に変換して書き込めるツールが収録されています。

GeoPackage へ変換

[GeoPackage へ変換] ツールセットには、データセットを OGC GeoPackage 形式に変換するツールが含まれています。

ラスターへ変換

ラスター情報は、ArcGIS に読み取れるいくつかのデータ ファイル形式で格納できます。そのようなファイルをラスター データセットに変換するには、[ラスターへ変換] ツールセットを使用します。また、いくつかのタイプのフィーチャ情報をラスターに変換できるツールもあります。

シェープファイルへ変換

シェープファイルは、地理フィーチャのジオメトリ上の位置と属性情報を格納するためのシンプルなトポロジによらない形式です。 シェープファイルの地理フィーチャは、ポイント、ライン、またはポリゴン (面) で表すことができます。

変換ツールセット

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