フィーチャのサブセット (Subset Features) (データ管理)

サマリー

フィーチャクラスまたはテーブルのレコードを 2 つのサブセットに分割します。1 つはトレーニング データとして使用するサブセット、もう 1 つは出力サーフェスを比較および検証するためのテスト フィーチャとして使用するサブセットです。

使用法

  • 乱数ジェネレーター環境では、[メルセンヌ ツイスター] オプションのみがサポートされています。 他のオプションを選択すると、メルセンヌ ツイスターが代わりに使用されます。

  • データセットをトレーニング フィーチャとテスト フィーチャに分割することは、内挿や機械学習のほか、データからモデルを推定および構築する解析ワークフローでは一般的です。

  • マルチパート フィーチャを入力として使用する場合、個々のフィーチャではなく、マルチパート フィーチャのサブセットが出力されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

サブセットの作成元となるフィーチャまたはテーブル。

Table View
出力トレーニング フィーチャクラス

作成されるトレーニング フィーチャのサブセット。

Feature Class; Table
出力テスト フィーチャクラス
(オプション)

作成されるテスト フィーチャのサブセット。

Feature Class; Table
トレーニング フィーチャのサブセットのサイズ
(オプション)

出力トレーニング フィーチャクラスのサイズ。入力フィーチャの割合、またはフィーチャの絶対数として入力します。

Double
サブセット サイズの単位
(オプション)

サブセット サイズの値を入力フィーチャの割合として使用するか、フィーチャの絶対数として使用するかを指定します。

  • 入力の割合サブセット サイズの値をトレーニング データセット内の入力フィーチャの割合として使用します。
  • 絶対値サブセット サイズの値をトレーニング データセット内のフィーチャの数として使用します。
Boolean

arcpy.management.SubsetFeatures(in_features, out_training_feature_class, {out_test_feature_class}, {size_of_training_dataset}, {subset_size_units})
名前説明データ タイプ
in_features

サブセットの作成元となるフィーチャまたはテーブル。

Table View
out_training_feature_class

作成されるトレーニング フィーチャのサブセット。

Feature Class; Table
out_test_feature_class
(オプション)

作成されるテスト フィーチャのサブセット。

Feature Class; Table
size_of_training_dataset
(オプション)

出力トレーニング フィーチャクラスのサイズ。入力フィーチャの割合、またはフィーチャの絶対数として入力します。

Double
subset_size_units
(オプション)

サブセット サイズの値を入力フィーチャの割合として使用するか、フィーチャの絶対数として使用するかを指定します。

  • PERCENTAGE_OF_INPUTサブセット サイズの値をトレーニング データセット内の入力フィーチャの割合として使用します。
  • ABSOLUTE_VALUEサブセット サイズの値をトレーニング データセット内のフィーチャの数として使用します。
Boolean

コードのサンプル

SubsetFeatures の例 1 (Python ウィンドウ)

フィーチャをランダムに 2 つのフィーチャクラスに分割します。

import arcpy
arcpy.management.SubsetFeatures("ca_ozone_pts", "C:/gapyexamples/output/training", 
                                "", "", "PERCENTAGE_OF_INPUT")
SubsetFeatures の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

フィーチャをランダムに 2 つのフィーチャクラスに分割します。

# Description: Randomly split the features into two feature classes.

# Import system modules
import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/dmpyexamples/data.gdb/data"

# Set local variables
inPointFeatures = "ca_ozone_pts.shp"
outtrainPoints = "C:/dmpyexamples/output.gdb/training"
outtestPoints = "C:/dmpyexamples/output.gdb/training"
subsetSize = 50
subsizeUnits = "PERCENTAGE_OF_INPUT"

# Run SubsetFeatures
arcpy.management.SubsetFeatures(inPointFeatures, outtrainPoints, outtestPoints, 
                                subsetSize, subsizeUnits)

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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