説明
地理座標系でのサーフェス計算では、水平方向の地表単位と垂直方向の標高単位で異なる計測単位が使用される場合、有効な出力結果が作成されないことがあります。 これは、一般的に、水平方向の単位 (X、Y) が地理単位であり、垂直方向の単位 (Z) が距離単位 (フィート、メートルなど) である場合に発生します。
ツールは、Z 座標の単位が定義されていないため、Z 係数として適切な値を特定できませんでした。 デフォルトでは、Z 係数の値は 1.0 です。
経度の長さは緯度によって変化するので、目的の緯度の適切な Z 係数を指定する必要があります。
解決策
次のいずれかを実行します。
デフォルト値として指定されている 1.0 が不適切である場合は、ツールのパラメーターに適切な Z 係数を指定します。
出力空間参照に正しい鉛直座標系が含まれている場合は、適切な Z 係数を計算できます。
または、X、Y 単位と Z 単位が同じである投影座標系を使用します。
[投影法の定義 (Define Projection)] ツールまたは [ラスターの投影変換 (Project Raster)] ツールを使用して、適切な鉛直座標系を入力データに適用します。