001370: サービスの入力フォルダーへのサービス定義の抽出に失敗しました。 通常、原因としては、サーバーのディスクがいっぱいになったか、ArcGIS Server のアカウントに権限がないか、パスが長すぎることが考えられます。 詳細は、サーバーのログを確認してください。

説明

このエラーは、サービス定義がサーバーにアップロードされた後に発生します。 これは、次の場合に発生する可能性があります。

  • サービスの入力フォルダーの作成中

    入力フォルダーの作成中に障害が発生した可能性があります。 原因としては、ArcGIS Server のアカウントの権限の問題や、パスがオペレーティング システムの制限を超えているなどが考えられます。

    サーバーのログに、サーバーで作成できなかったフォルダーがレポートされます。

  • 入力フォルダーへのサービス定義 (.sd) のコピー中

    原因としては、サービス定義に対して使用可能なディスク領域が不足しているか、サービス定義のパスがオペレーティング システムの制限を超えているなどが考えられます。

  • サービス定義の抽出中

    原因としては、抽出対象ファイルに対して使用可能なディスク領域が不足しているか、抽出対象ファイルのいずれかのパスがオペレーティング システムの制限を超えているなどが考えられます。

このサーバー システム ツールは、サービスの作成時に、公開クライアント (ArcGIS Desktop など) によって呼び出されます。

解決策

トラブルシューティングを行って正確な問題を判別し、実行すべき具体策を決める必要があります。 サーバーのログで、問題の原因となったパスが特定されているはずです。

このディレクトリへの適切な権限が ArcGIS Server アカウントに与えられていることを確認してください。

読み込もうとしているサービスとデータに対して十分なディスク領域があることを確認してください。

パスがオペレーティング システムの制限を超えている場合は、以下を実行できます。

  • サービス名を短くします。
  • フォルダーに公開する場合、フォルダー名を短くするか、ルート フォルダーに公開します。
  • 使用される文字数が少なくなるように、ArcGIS Server のシステム ディレクトリの物理パスを変更します。 これを行うには、サーバーへの管理者アクセス権が必要です。

    ArcGIS Server Manager でのサーバー ディレクトリ編集の詳細