トレース構成の追加 (Add Trace Configuration) (トレース ネットワーク)

サマリー

トレース ネットワーク内に名前付きトレース構成を作成します。

名前付きトレース構成では、共有と再利用のために複雑なトレースのプロパティを構成して格納することができます。 ユーティリティ ネットワークで作成された指定トレース構成は、[トレース (Trace)] ツールまたは [トレース] ウィンドウの [指定構成] タブを使用して ArcGIS Pro で利用できます。 エンタープライズ配置で作業する場合は、これらの構成を Web マップ経由で共有し、Web アプリおよびフィールド アプリで利用することもできます。

トレース構成を追加する方法の詳細

使用法

  • 入力トレース ネットワークのバージョンは、バージョン 2 以降である必要があります。

  • エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、入力トレース ネットワークは、トレース ネットワーク サービスから取得する必要があります。

  • 接続されるポータル アカウントは、名前付きトレース構成の作成者として設定されます。

    • オペレーティング システム認証は、トレース ネットワークのシングル ユーザー配置を操作する際にトレース構成の作成者を格納するために使用されます。

  • ライセンス:
    エンタープライズ配置でこのツールを使用するには、アクティブなポータル アカウントは「ArcGIS Advanced Editing」ユーザー タイプ エクステンションのライセンスが付与される必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力トレース ネットワーク

新しい名前付きトレース構成が含まれるトレース ネットワーク。

Trace Network; Trace Network Layer
トレース構成名

名前付きトレース構成の名前。

String
トレース タイプ

構成するトレースのタイプを指定します。

  • 接続1 つ以上の始点で始まり、接続フィーチャに沿って外側に広がる接続トレースが使用されます。
  • 上流ネットワーク内の場所から上流のフィーチャを検索する上流トレースが使用されます。 このタイプのトレースでは、フロー方向が使用されます。
  • 下流ネットワーク内の場所から下流のフィーチャを検索する下流トレースが使用されます。 このタイプのトレースでは、フロー方向が使用されます。
  • 最短パスフロー方向に関係なく、ネットワーク内の 2 つの始点間の最短パスを検索する最短パス トレースが使用されます。 パスの通過にかかるコストは、フロー方向に関係なく、shortest_path_network_attribute_name パラメーターで設定されたネットワーク属性に基づいて決定されます。
String
説明
(オプション)

名前付きトレース構成の説明。

String
タグ
(オプション)

名前付きトレース構成の識別に使用される一連のタグ。 これらのタグは検索とインデックス構築に使用できます。

String
パス方向
(オプション)

トレース パスの方向を指定します。 パスの通過にかかるコストは、[最短パス ネットワーク属性名] パラメーターの値によって決定されます。 このパラメーターは、[最短パス] トレース タイプを実行する場合にのみ適用されます。

  • 方向なしフロー方向に関係なく、2 つの始点間のパスが使用されます。 これがデフォルトです。
  • 上流のパス2 つの始点間の上流のパスが使用されます。
  • 下流のパス2 つの始点間の下流のパスが使用されます。
String
最短パス ネットワーク属性名
(オプション)

パスの計算に使用されるネットワーク属性の名前。 最短パス解析トレースを実行すると、形状の長さなど、数値のネットワーク属性を使用して、最短パスが計算されます。 パスに基づいて、コストと距離の両方が得られます。 最短パス トレースを実行する場合は、このパラメーターは必須です。

String
バリア フィーチャを含める
(オプション)

通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めるかどうかを指定します。

  • オン - 通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めます。 これがデフォルトです。
  • オフ - 通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めません。
Boolean
一貫性の検証
(オプション)

通過したフィーチャのいずれかでダーティ エリアが発生した場合、エラーを返すかどうかを指定します。 これは、トレースがネットワーク内を一貫したステータスでフィーチャを通過することを保証する唯一の方法です。 ダーティ エリアを削除するには、ネットワーク トポロジを検証します。

  • オン - 通過したフィーチャのいずれかでダーティ エリアが発生した場合、トレースがエラーを返します。 これがデフォルトです。
  • オフ - 通過したフィーチャのいずれかでダーティ エリアが発生したかどうかに関係なく、トレースが結果を返します。

Boolean
始点でバリアを無視
(オプション)

始点ではトレース構成内のバリアを無視するかどうかを指定します。

  • オン - 始点にあるバリアはトレース内で無視されます。
  • オフ - 始点にあるバリアはトレース内で無視されません。 これがデフォルトです。

Boolean
不定フローの許可
(オプション)

フロー方向が不定または未定のフィーチャをトレースするかどうかを指定します。 このパラメーターは、上流トレースまたは下流トレースを実行する場合にのみ適用されます。

  • オン - フロー方向が不定または未定のフィーチャをトレースします。
  • オフ - フロー方向が不定または未定のフィーチャはトレースしません。 これがデフォルトです。

Boolean
条件バリア
(オプション)

ネットワーク属性との比較に基づいて、フィーチャに対して通過可能性バリア条件を設定します。 条件バリアは、ネットワーク属性、演算子とタイプ、および属性値を使用します。 たとえば、フィーチャが ArtificialPath の特定の値と等しい Code 属性を持っている場合に、トレースを停止します。 フィーチャがこの条件を満たしている場合、トレースが停止します。 複数の属性を使用している場合、[変換方法の結合] コンポーネントを使用して And 条件または Or 条件を定義できます。

条件バリアの構成は次のとおりです。

  • [名前] - システム内で定義された任意のネットワーク属性によってフィルターします。
  • [演算子] - 複数の演算子から選択します。
  • [タイプ] - [名前] コンポーネントで指定された値から、特定の値またはネットワーク属性を選択します。
  • [値] - 演算子の値に基づいて処理を停止させる入力属性タイプの特定の値を指定します。
  • [結合方法] - 複数の属性を追加する場合にこの値を設定します。And 条件または Or 条件を使用して属性を結合することができます。

[演算子] コンポーネントは次のとおりです。

  • [等しい] - 属性と値が等しい。
  • [等しくない] - 属性と値が等しくない。
  • [より大きい] - 属性が値より大きい。
  • [以上] - 属性が値以上。
  • [より小さい] - 属性が値より小さい。
  • [以下] - 属性が値以下である。

[タイプ] コンポーネントは次のとおりです。

  • [特定の値] - 特定の値によってフィルターします。
  • [ネットワーク属性] - ネットワーク属性によってフィルターします。

[結合方法] コンポーネントは次のとおりです。

  • [And] - 条件バリアを結合します。
  • [Or] - いずれかの条件バリアが満たされた場合に使用します。

  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくない。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上である。
  • より小さい属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下である。
  • 特定の値特定の値によってフィルターします。
  • ネットワーク属性ネットワーク属性によってフィルターします。
  • And条件バリアを結合します。
  • Orいずれかの条件バリアが満たされている場合に使用します。
Value Table
関数バリア
(オプション)

関数に基づいて、フィーチャに対する通過可能性バリアを設定します。 関数バリアを使用すると、たとえば、始点からトレースが移動できる距離を制限したり、トレースを停止するための最大値を設定したりできます。 たとえば、通過した各ラインの長さが、それまでに移動した合計距離に追加されます。 移動した全長が指定された値に達した場合、トレースが停止します。

関数バリアの構成は次のとおりです。

  • [関数] - 複数の計算関数から選択します。
  • [属性] - システムに定義されたネットワーク属性によってフィルターします。
  • [演算子] - 複数の演算子から選択します。
  • [値] - 検出された時点で、処理を停止させる入力属性タイプの特定の値を指定します。
  • [ローカル値の使用] - 全体的なグローバル値とは対照的に、各方向で値を計算します。 たとえば、関数バリアが、値が 4 以上の場合にトレースが停止する形状の長さの合計を計算するとします。 グローバル値の場合は、値が 2 の 2 つのエッジを通過すると、形状の長さの合計値 4 にすでに到達するため、トレースが停止します。 ローカル値を使用している場合は、各パスに沿ってローカル値が変化するため、トレースが続行します。

[関数] コンポーネントは次のとおりです。

  • [最小] - 最小の入力値。
  • [最大] - 最大の入力値。
  • [加算] - 入力値の合計。
  • [平均] - 入力値の平均。
  • [個数] - フィーチャの数。
  • [減算] - 入力値の差。

たとえば、20 の値を持つ始点フィーチャが存在するとします。 次のフィーチャは 30 の値を持っています。 最小関数を使用すると、結果が 20、最大が 30、追加が 50、平均が 25、個数が 2、減算が -10 になります。

[演算子] コンポーネントは次のとおりです。

  • [等しい] - 属性と値が等しい。
  • [等しくない] - 属性と値が等しくない。
  • [より大きい] - 属性が値より大きい。
  • [以上] - 属性が値以上。
  • [より小さい] - 属性が値より小さい。
  • [以下] - 属性が値以下である。

[ローカル値の使用] コンポーネントは次のとおりです。

  • オン - ローカル値が使用されます。
  • オフ - グローバル値が使用されます。 これがデフォルトです。

  • 平均入力値の平均。
  • 個数フィーチャの数。
  • 最大最大の入力値。
  • 最小最小の入力値。
  • 追加値の合計。
  • 減算値の差。
  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくない。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上である。
  • より小さい属性が値より小さい。属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下である。
Value Table
通過可能性の適用
(オプション)

通過可能性をジャンクションに適用するか、エッジに適用するか、その両方に適用するかを指定します。 たとえば、レクリエーション コースのネットワークにおいて、surfacetype 属性に砂利の値が含まれ、通過可能性範囲がジャンクションのみに設定されている場合にトレースを停止するように条件バリアを定義すると、surfacetype フィールドがこの値であるエッジ フィーチャが検出された場合でも、この surfacetype 属性はエッジにしか適用されないため、トレースは停止しません。 つまり、このパラメーターは、トレースで、ジャンクションを無視するか、エッジを無視するか、またはトレース内のジャンクションとエッジを両方含めるかを示します。

  • ジャンクションとエッジの両方通過可能性は、ジャンクションとエッジの両方に適用されます。 これがデフォルトです。
  • ジャンクションのみ通過可能性は、ジャンクションのみに適用されます。
  • エッジのみ通過可能性は、エッジのみに適用されます。
String
関数
(オプション)

トレース結果に適用される計算関数。

関数の構成は次のとおりです。

  • [関数] - 複数の計算関数から選択します。
  • [属性] - システムに定義されたネットワーク属性によってフィルターします。
  • [フィルター名] - 属性名によって関数の結果をフィルターします。
  • [フィルター演算子] - 複数の演算子から選択します。
  • [フィルター タイプ] - 複数のフィルター タイプから選択します。
  • [フィルター値] - 入力フィルター属性の値を指定します。

[関数] コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • [最小] - 入力値の最小値。
  • [最大] - 入力値の最大値。
  • [加算] - 入力値の合計。
  • [平均] - 入力値の平均。
  • [個数] - フィーチャの数。
  • [減算] - 入力値の差。

たとえば、始点フィーチャの値が 20 とします。 次のフィーチャは 30 の値を持っています。 [最小] 関数を使用すると、結果は 20 になります。 [最大] は 30、[加算] は 50、[平均] は 25、[個数] は 2、[減算] は -10 になります。

[フィルター演算子] コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • [等しい] - 属性と値が等しい。
  • [等しくない] - 属性と値が等しくない。
  • [より大きい] - 属性が値より大きい。
  • [以上] - 属性が値以上。
  • [より小さい] - 属性が値より小さい。
  • [以下] - 属性が値以下である。

[フィルター タイプ] コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • [特定の値] - 特定の値によってフィルターします。
  • [ネットワーク属性] - ネットワーク属性を基準にフィルターします。

  • 平均入力値の平均。
  • 個数フィーチャの数。
  • 最大最大の入力値。
  • 最小最小の入力値。
  • 追加値の合計。
  • 減算値の差。
  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくない。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上である。
  • より小さい属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下である。
Value Table
出力条件
(オプション)

ネットワーク属性に基づいて返されるフィーチャのタイプ。 たとえば、Tap フィーチャ以外をすべて除外するよう構成されたトレースでは、Tap 属性が割り当てられていないトレース済みフィーチャは、結果に含まれません。 Tap 属性が割り当てられているトレース済みフィーチャは、結果選択セットに返されます。

出力条件の構成は次のとおりです。

  • [名前] - システムに定義されたネットワーク属性によってフィルターします。
  • [演算子] - 複数の演算子から選択します。
  • [タイプ] - [名前] コンポーネントで指定された値から、特定の値またはネットワーク属性を選択します。
  • [値] - 演算子の値に基づいて処理を停止させる入力属性タイプの特定の値を指定します。
  • [結合方法] - 複数の属性を追加する場合にこの値を設定します。And 条件または Or 条件を使用して属性を結合することができます。

[演算子] コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • [等しい] - 属性と値が等しい。
  • [等しくない] - 属性と値が等しくない。
  • [より大きい] - 属性が値より大きい。
  • [以上] - 属性が値以上。
  • [より小さい] - 属性が値より小さい。
  • [以下] - 属性が値以下である。

[タイプ] コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • [特定の値] - 特定の値によってフィルターします。
  • [ネットワーク属性] - ネットワーク属性によってフィルターします。

  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくない。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上である。
  • より小さい属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下である。
Value Table
結果タイプ
(オプション)

トレースから返される結果のタイプを指定します。

  • 選択トレース結果は、該当するネットワーク フィーチャの選択セットとして返されます。 これがデフォルトです。
  • 集約されたジオメトリトレース結果は、ジオメトリ タイプによって集約され、アクティブなマップのレイヤー内に表示されるフィーチャクラスに格納されます。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたトレース ネットワーク

更新されたトレース ネットワーク。

Trace Network

arcpy.tn.AddTraceConfiguration(in_trace_network, trace_config_name, trace_type, {description}, {tags}, {path_direction}, {shortest_path_network_attribute_name}, {include_barriers}, {validate_consistency}, {ignore_barriers_at_starting_points}, {allow_indeterminate_flow}, {condition_barriers}, {function_barriers}, {traversability_scope}, {functions}, {output_conditions}, {result_types})
名前説明データ タイプ
in_trace_network

新しい名前付きトレース構成が含まれるトレース ネットワーク。

Trace Network; Trace Network Layer
trace_config_name

名前付きトレース構成の名前。

String
trace_type

構成するトレースのタイプを指定します。

  • CONNECTED1 つ以上の始点で始まり、接続フィーチャに沿って外側に広がる接続トレースが使用されます。
  • UPSTREAMネットワーク内の場所から上流のフィーチャを検索する上流トレースが使用されます。 このタイプのトレースでは、フロー方向が使用されます。
  • DOWNSTREAMネットワーク内の場所から下流のフィーチャを検索する下流トレースが使用されます。 このタイプのトレースでは、フロー方向が使用されます。
  • SHORTEST_PATHフロー方向に関係なく、ネットワーク内の 2 つの始点間の最短パスを検索する最短パス トレースが使用されます。 パスの通過にかかるコストは、フロー方向に関係なく、shortest_path_network_attribute_name パラメーターで設定されたネットワーク属性に基づいて決定されます。
String
description
(オプション)

名前付きトレース構成の説明。

String
tags
[tags,...]
(オプション)

名前付きトレース構成の識別に使用される一連のタグ。 これらのタグは検索とインデックス構築に使用できます。

String
path_direction
(オプション)

トレース パスの方向を指定します。 パスの通過にかかるコストは、shortest_path_network_attribute_name パラメーターの値によって決定されます。 このパラメーターは、SHORTEST_PATH トレース タイプを実行する場合にのみ適用されます。

  • NO_DIRECTIONフロー方向に関係なく、2 つの始点間のパスが使用されます。 これがデフォルトです。
  • PATH_UPSTREAM2 つの始点間の上流のパスが使用されます。
  • PATH_DOWNSTREAM2 つの始点間の下流のパスが使用されます。
String
shortest_path_network_attribute_name
(オプション)

パスの計算に使用されるネットワーク属性の名前。 最短パス解析トレースを実行すると、形状の長さなど、数値のネットワーク属性を使用して、最短パスが計算されます。 パスに基づいて、コストと距離の両方が得られます。 最短パス トレースを実行する場合は、このパラメーターは必須です。

String
include_barriers
(オプション)

通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めるかどうかを指定します。

  • INCLUDE_BARRIERS通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めます。 これがデフォルトです。
  • EXCLUDE_BARRIERS通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めません。
Boolean
validate_consistency
(オプション)

通過したフィーチャのいずれかでダーティ エリアが発生した場合、エラーを返すかどうかを指定します。 これは、トレースがネットワーク内を一貫したステータスでフィーチャを通過することを保証する唯一の方法です。 ダーティ エリアを削除するには、ネットワーク トポロジを検証します。

  • VALIDATE_CONSISTENCY通過したフィーチャのいずれかでダーティ エリアが発生した場合、トレースがエラーを返します。 これがデフォルトです。
  • DO_NOT_VALIDATE_CONSISTENCY通過したフィーチャのいずれかでダーティ エリアが発生したかどうかに関係なく、トレースが結果を返します。
Boolean
ignore_barriers_at_starting_points
(オプション)

始点ではトレース構成内のバリアを無視するかどうかを指定します。

  • IGNORE_BARRIERS_AT_STARTING_POINTS始点にあるバリアはトレース内で無視されます。
  • DO_NOT_IGNORE_BARRIERS_AT_STARTING_POINTS始点にあるバリアはトレース内で無視されません。 これがデフォルトです。
Boolean
allow_indeterminate_flow
(オプション)

フロー方向が不定または未定のフィーチャをトレースするかどうかを指定します。 このパラメーターは、上流トレースまたは下流トレースを実行する場合にのみ適用されます。

  • TRACE_INDETERMINATE_FLOWフロー方向が不定または未定のフィーチャをトレースします。
  • IGNORE_INDETERMINATE_FLOWフロー方向が不定または未定のフィーチャはトレースしません。 これがデフォルトです。
Boolean
condition_barriers
[[Name, Operator, Type, Value, Combine Using],...]
(オプション)

ネットワーク属性との比較に基づいて、フィーチャに対して通過可能性バリア条件を設定します。 条件バリアは、ネットワーク属性、演算子とタイプ、および属性値を使用します。 たとえば、フィーチャが ArtificialPath の特定の値と等しい Code 属性を持っている場合に、トレースを停止します。 フィーチャがこの条件を満たしている場合、トレースが停止します。 複数の属性を使用している場合、Combine Using コンポーネントを使用して、And または Or 条件を定義できます。

条件バリアの構成は次のとおりです。

  • Name - システム内で定義された任意のネットワーク属性によってフィルターします。
  • Operator - 複数の異なる演算子から選択します。
  • Type - Name コンポーネントで指定された値から特定の値またはネットワーク属性を選択します。
  • Value - 演算子の値に基づいて処理を停止させる入力属性タイプの特定の値を指定します。
  • Combine Using - 複数の属性を追加する場合にこの値を設定します。And 条件または Or 条件を使用して属性を結合することができます。

Operator コンポーネントは次のとおりです。

  • IS_EQUAL_TO属性と値が等しい。
  • DOES_NOT_EQUAL属性と値が等しくない。
  • IS_GREATER_THAN属性が値より大きい。
  • IS_GREATER_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以上である。
  • IS_LESS_THAN属性が値より小さい。
  • IS_LESS_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以下である。

Type コンポーネントは次のとおりです。

  • SPECIFIC_VALUE特定の値によってフィルターします。
  • NETWORK_ATTRIBUTEネットワーク属性によってフィルターします。

Combine Using コンポーネントは次のとおりです。

  • AND条件バリアを結合します。
  • ORいずれかの条件バリアが満たされている場合に使用します。
Value Table
function_barriers
[[Function, Attribute, Operator, Value, Use Local Values],...]
(オプション)

関数に基づいて、フィーチャに対する通過可能性バリアを設定します。 関数バリアを使用すると、たとえば、始点からトレースが移動できる距離を制限したり、トレースを停止するための最大値を設定したりできます。 たとえば、通過した各ラインの長さが、それまでに移動した合計距離に追加されます。 移動した全長が指定された値に達した場合、トレースが停止します。

関数バリアの構成は次のとおりです。

  • Function - 複数の計算関数から選択します。
  • Attribute - システム内で定義された任意のネットワーク属性によってフィルターします。
  • Operator - 複数の演算子から選択します。
  • Value - 検出された時点で、処理を停止させる入力属性タイプの特定の値を指定します。
  • Use Local Values - 全体的なグローバル値とは対照的に、各方向で値を計算します。 たとえば、関数バリアが、値が 4 以上の場合にトレースが停止する形状の長さの合計を計算するとします。 グローバル値の場合は、値が 2 の 2 つのエッジを通過すると、形状の長さの合計値 4 にすでに到達するため、トレースが停止します。 ローカル値を使用している場合は、各パスに沿ってローカル値が変化するため、トレースが続行します。

Function コンポーネントは次のとおりです。

  • AVERAGE入力値の平均。
  • COUNTフィーチャの数。
  • MAX最大の入力値。
  • MIN最小の入力値。
  • ADD値の合計。
  • SUBTRACT値の差。

Operator コンポーネントは次のとおりです。

  • IS_EQUAL_TO属性と値が等しい。
  • DOES_NOT_EQUAL属性と値が等しくない。
  • IS_GREATER_THAN属性が値より大きい。
  • IS_GREATER_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以上である。
  • IS_LESS_THAN属性が値より小さい。
  • IS_LESS_THAN属性が値より小さい。
  • IS_LESS_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以下である。

Use Local Values コンポーネントは次のとおりです。

  • TRUEローカル値が使用されます。
  • FALSEグローバル値が使用されます。 これがデフォルトです。
Value Table
traversability_scope
(オプション)

通過可能性をジャンクションに適用するか、エッジに適用するか、その両方に適用するかを指定します。 たとえば、レクリエーション コースのネットワークにおいて、パス タイプが砂利で、通過可能性範囲がジャンクションのみに設定されている場合にトレースを停止するように条件バリアを定義すると、砂利のパスが検出された場合でも、このパス タイプはエッジにしか適用されないため、トレースは停止しません。 つまり、このパラメーターは、トレースで、ジャンクションを無視するか、エッジを無視するか、またはトレース内のジャンクションとエッジを両方含めるかを示します。

  • BOTH_JUNCTIONS_AND_EDGES通過可能性は、ジャンクションとエッジの両方に適用されます。 これがデフォルトです。
  • JUNCTIONS_ONLY通過可能性は、ジャンクションのみに適用されます。
  • EDGES_ONLY通過可能性は、エッジのみに適用されます。
String
functions
[[Function, Attribute, Filter Name, Filter Operator, Filter Type, Filter Value],...]
(オプション)

トレース結果に適用される計算関数。

関数の構成は次のとおりです。

  • Function - 複数の計算関数から選択します。
  • Attribute - システム内で定義された任意のネットワーク属性によってフィルターします。
  • Filter Name - 属性名によって関数の結果をフィルターします。
  • Filter Operator - 複数の演算子から選択します。
  • Filter Type - 複数のフィルター タイプから選択します。
  • Filter Value - 入力フィルター属性の値を指定します。

Function コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • AVERAGE入力値の平均。
  • COUNTフィーチャの数。
  • MAX最大の入力値。
  • MIN最小の入力値。
  • ADD値の合計。
  • SUBTRACT値の差。

たとえば、始点フィーチャの値が 20 とします。 次のフィーチャは 30 の値を持っています。 MIN 関数を使用している場合、結果は 20、MAX は 30、ADD は 50、AVERAGE は 25、COUNT は 2、SUBTRACT は -10 になります。

Filter Operator コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • IS_EQUAL_TO属性と値が等しい。
  • DOES_NOT_EQUAL属性と値が等しくない。
  • IS_GREATER_THAN属性が値より大きい。
  • IS_GREATER_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以上である。
  • IS_LESS_THAN属性が値より小さい。
  • IS_LESS_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以下である。

Filter Type コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • SPECIFIC_VALUE特定の値によってフィルターします。
  • NETWORK_ATTRIBUTEネットワーク属性によってフィルターします。
Value Table
output_conditions
[[Name, Operator, Type, Value, Combine Using],...]
(オプション)

ネットワーク属性に基づいて返されるフィーチャのタイプ。 たとえば、Tap フィーチャ以外をすべて除外するよう構成されたトレースでは、Tap 属性が割り当てられていないトレース済みフィーチャは、結果に含まれません。 Tap 属性が割り当てられているトレース済みフィーチャは、結果選択セットに返されます。 複数の属性を使用すると、Combine Using オプションを使用して、And 条件または Or 条件を定義できます。

出力条件の構成は次のとおりです。

  • Name - システム内で定義された任意のネットワーク属性によってフィルターします。
  • Operator - 複数の演算子から選択します。
  • Type - Name コンポーネントで指定された値から特定の値またはネットワーク属性を選択します。
  • Value - 演算子の値に基づいて処理を停止させる入力属性タイプの特定の値を指定します。
  • Combine Using - 複数の属性を追加する場合にこの値を設定します。And 条件または Or 条件を使用して属性を結合することができます。

Operator コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • IS_EQUAL_TO属性と値が等しい。
  • DOES_NOT_EQUAL属性と値が等しくない。
  • IS_GREATER_THAN属性が値より大きい。
  • IS_GREATER_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以上である。
  • IS_LESS_THAN属性が値より小さい。
  • IS_LESS_THAN_OR_EQUAL_TO属性が値以下である。

Type コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • SPECIFIC_VALUE特定の値によってフィルターします。
  • NETWORK_ATTRIBUTEネットワーク属性によってフィルターします。

Combine Using コンポーネントには、次のオプションがあります。

  • AND条件を結合します。
  • ORいずれかの条件を満たした場合に使用します。
Value Table
result_types
[result_types,...]
(オプション)

トレースから返される結果のタイプを指定します。

  • SELECTIONトレース結果は、該当するネットワーク フィーチャの選択セットとして返されます。 これがデフォルトです。
  • AGGREGATED_GEOMETRYトレース結果は、ジオメトリ タイプによって集約され、アクティブなマップのレイヤー内に表示されるフィーチャクラスに格納されます。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
updated_trace_network

更新されたトレース ネットワーク。

Trace Network

コードのサンプル

AddTraceConfiguration の例 (Python ウィンドウ)

このサンプル スクリプトでは、Upstream_HUC12 という名前付きトレース構成を HydroNetwork というトレース ネットワークに追加します。

import arcpy
arcpy.un.AddTraceConfiguration(
        r"HydroNetwork", "Upstream_HUC12", "UPSTREAM", 
        "Upstream trace for HUC12_allow indeterminate", ["HUC12", "Upstream"], 
        "NO_DIRECTION", '', "INCLUDE_BARRIERS", "VALIDATE_CONSISTENCY", 
        "DO_NOT_IGNORE_BARRIERS_AT_STARTING_POINTS", "TRACE_INDETERMINATE_FLOW", 
        None, None, "BOTH_JUNCTIONS_AND_EDGES")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

関連トピック