エラー解決策の適用 (Apply Error Resolutions) (ユーティリティ ネットワーク)

サマリー

エラー解決策テーブルErrorAction フィールドで定義されているエラー解決策アクションを実装します。 このテーブルは [ネットワーク データの解析 (Analyze Network Data)] ツールを使用して作成することができ、このテーブルに変更を加えて、一般的な各種エラー タイプに対処するためのアクションを定義することができます。 ErrorAction 属性フィールドの値によって、ユーティリティ ネットワークで行われる変更のタイプを定義します。

使用法

  • ネットワーク トポロジは、有効または無効にできます。

  • エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、次の要件が満たされている必要があります。

    • エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、[入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーターは、「データベース ユーティリティ ネットワークの所有者」として、確立されたデータベース コネクションから取得する必要があります。

    • このツールを実行するには、入力ユーティリティ ネットワークがバージョン非対応の状態である必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ユーティリティ ネットワーク

エラー解決策テーブルで定義されている編集アクションによって更新されるユーティリティ ネットワーク。

Utility Network Layer
解決策テーブル

エラーを解決するためにユーティリティ ネットワーク クラスに適用される編集アクションを定義するエラー解決策テーブル。

Table View
出力場所
(オプション)

[出力名] パラメーターで指定されているフォルダーが作成される出力フォルダー。

Folder
出力名
(オプション)

出力フォルダーの名前。 このフォルダーには、.csv ログ ファイルと、この操作によって変更が加えられたフィーチャに関する情報が含まれています。 編集が失敗した場合、解決できなかったエラーに関する情報をログから得ることができます。

String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力ユーティリティ ネットワーク

更新されたユーティリティ ネットワーク。

Utility Network
出力フォルダー

この操作によって変更が加えられた各フィーチャクラスの .csv ファイルが格納される出力フォルダー。

Folder

arcpy.un.ApplyErrorResolutions(in_utility_network, in_resolution_table, {in_folder}, {output_name})
名前説明データ タイプ
in_utility_network

エラー解決策テーブルで定義されている編集アクションによって更新されるユーティリティ ネットワーク。

Utility Network Layer
in_resolution_table

エラーを解決するためにユーティリティ ネットワーク クラスに適用される編集アクションを定義するエラー解決策テーブル。

Table View
in_folder
(オプション)

output_name パラメーターで指定されているフォルダーが作成される出力フォルダー。

Folder
output_name
(オプション)

出力フォルダーの名前。 このフォルダーには、.csv ログ ファイルと、この操作によって変更が加えられたフィーチャに関する情報が含まれています。 編集が失敗した場合、解決できなかったエラーに関する情報をログから得ることができます。

String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_utility_network

更新されたユーティリティ ネットワーク。

Utility Network
out_folder

この操作によって変更が加えられた各フィーチャクラスの .csv ファイルが格納される出力フォルダー。

Folder

コードのサンプル

ApplyErrorResolutions の例 (Python ウィンドウ)

MyUtilityNetwork という名前のユーティリティ ネットワークでのエラーに対処するために解決策アクションを適用します。

import arcpy 
arcpy.un.ApplyErrorResolutions("MyUtilityNetwork", "C:\\Temp\\Test.geodatabase\\main.ErrorResolution")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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