ルールのエクスポート (Export Rules) (ユーティリティ ネットワーク)

サマリー

接続性、設備付属物、および格納のルールをユーティリティ ネットワークからカンマ区切りファイルにエクスポートします。

使用法

• .csv ファイル内の情報には、RULETYPE、FROMFEATURECLASS、FROMASSETGROUP、FROMASSETTYPE、FROMTERMINAL、TOFEATURECLASS、TOASSETGROUP、TOASSETTYPE、TOTERMINAL、VIAFEATURECLASS、VIAASSETGROUP、VIAASSETTYPE、および VIATERMINAL 列があります。

  .csv 列

  列	説明	例
  RULETYPE	ルールのタイプ。	ジャンクション-ジャンクション接続性、ジャンクション-エッジ接続性、エッジ-ジャンクション-エッジ接続性、格納、構造物付属物
  FROMFEATURECLASS、 TOFEATURECLASS	ルールに含まれるフィーチャクラス。	ElectricDistributionDevice、ElectricDistributionAssembly、StructureDevice
  FROMASSETGROUP、 TOASSETGROUP	ルールに含まれるアセット グループ。	Arrester、BreakerBank、JunctionBox、Switch
  FROMASSETTYPE、 TOASSETTYPE	ルールに含まれるアセット タイプ。	Tie Switch、Padmount、Overhead hood stick、Overhead gang operated
  FROMTERMINAL、 TOTERMINAL	ルールに含まれるターミナル。 アスタリスク (*) は、アセット タイプがターミナルを含んでいる場合、ルールがすべてのターミナルに適用されることを示しています。	Single Terminal、Load、Source
  VIAFEATURECLASS、VIAASSETGROUP、VIAASSETTYPE、 VIATERMINAL	これらの列は、エッジ-ジャンクション-エッジ接続性ルールにのみ使用されます。 これらは、ルールに含まれている、接続しているフィーチャクラス、アセット グループ、アセット タイプ、およびターミナルです。	ElectricDistributionLine、Medium Voltage、Single Phase Overhead、Load

• このツールの出力は [ルールのインポート (Import Rules)] ツールへの入力に使用できます。

• エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、接続する ArcGIS Enterprise ポータル アカウントがポータル ユーティリティ ネットワークの所有者である必要があります。

• エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合は、データベース ユーティリティ ネットワークの所有者として確立されたデータベース コネクションから、[入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーターの値を取得する必要があります。

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
入力ユーティリティ ネットワーク	ルールをエクスポートするユーティリティ ネットワーク。	Utility Network; Utility Network Layer
ルール タイプ	エクスポートするルールのタイプ。 すべて—ユーティリティ ネットワークのすべてのルールがエクスポートされます。 ジャンクション-ジャンクション接続性—ジャンクション-ジャンクション接続性関連付けルールがエクスポートされます。 ジャンクション-エッジ接続性—ジャンクション-エッジ接続性ルールがエクスポートされます。 格納—格納の関連付けルールがエクスポートされます。 設備付属物—設備付属物関連付けルールがエクスポートされます。 エッジ-ジャンクション-エッジ接続性—エッジ-ジャンクション-エッジ接続性の関連付けルールがエクスポートされます。	String
出力ファイル	作成する *.csv ファイルのフォルダーの場所と名前。	File

Python

arcpy.un.ExportRules(in_utility_network, rule_type, out_csv_file)

名前	説明	データ タイプ
in_utility_network	ルールをエクスポートするユーティリティ ネットワーク。	Utility Network; Utility Network Layer
rule_type	エクスポートするルールのタイプ。 ALL—ユーティリティ ネットワークのすべてのルールがエクスポートされます。 JUNCTION_JUNCTION_CONNECTIVITY—ジャンクション-ジャンクション接続性関連付けルールがエクスポートされます。 JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY—ジャンクション-エッジ接続性ルールがエクスポートされます。 CONTAINMENT—格納の関連付けルールがエクスポートされます。 STRUCTURAL_ATTACHMENT—設備付属物関連付けルールがエクスポートされます。 EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY—エッジ-ジャンクション-エッジ接続性の関連付けルールがエクスポートされます。	String
out_csv_file	作成する *.csv ファイルのフォルダーの場所と名前。	File

コードのサンプル

ExportRules (ルールのエクスポート) の例 (Python ウィンドウ)

このサンプルでは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークから関連付けルールをすべてエクスポートします。

import arcpy
arcpy.ExportRules_un("GridNetwork", "ALL", r"C:\Temp\AllAssociationRules.csv")

ExportRules (ルールのエクスポート) の例 2 (Python ウィンドウ)

このサンプルでは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークからジャンクション-ジャンクション接続性の関連付けルールをエクスポートします。

import arcpy
arcpy.ExportRules_un("GridNetwork", "JUNCTION_JUNCTION_CONNECTIVITY", 
                     r"C:\Temp\JJAssociationRules.csv")

ExportRules (ルールのエクスポート) の例 3 (Python ウィンドウ)

このサンプルでは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークからジャンクション-エッジ接続性ルールをエクスポートします。

import arcpy
arcpy.ExportRules_un("GridNetwork", "JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY", 
                     r"C:\Temp\JEAssociationRules.csv")

ExportRules (ルールのエクスポート) の例 4 (Python ウィンドウ)

このサンプルでは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークから格納の関連付けルールをエクスポートします。

import arcpy
arcpy.ExportRules_un("GridNetwork", "CONTAINMENT", 
                     r"C:\Temp\ContainmentAssociationRules.csv")

ExportRules (ルールのエクスポート) の例 5 (Python ウィンドウ)

このサンプルでは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークから設備付属物の関連付けルールをエクスポートします。

import arcpy
arcpy.ExportRules_un("GridNetwork", "STRUCTURAL_ATTACHMENT", 
                     r"C:\Temp\StructureAssociationRules.csv")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

• Basic: No
• Standard: Yes
• Advanced: Yes