データベース コネクションの作成 (Create Database Connection) (データ管理)

サマリー

ArcGIS がデータベースまたはエンタープライズ ジオデータベースに接続するために使用するファイルを作成します。

使用法

  • 接続を確立するためにツール ダイアログ ボックスで有効な接続情報が指定されると、このツールはデータベースに接続して、ジオデータベース スキーマが含まれているかどうかを判定します。

    • データベースでは、[ジオプロセシング] ウィンドウの [ジオデータベース コネクション プロパティ] パラメーター カテゴリにあるすべてのパラメーターが無視されます。
    • ジオデータベースでは、このツールによって [ジオデータベース コネクション プロパティ] パラメーター カテゴリが自動的に入力されます。 [スキーマ] パラメーターに sde スキーマが設定され (Oracle ユーザー スキーマ ジオデータベースのみ)、ジオデータベースのデフォルトの [バージョン タイプ] 値と、デフォルト バージョンも設定されます。
  • 接続情報が [結果] ウィンドウやジオプロセシング履歴ログ ファイルに保存されないようにしたい場合は、ジオプロセシング履歴のすべてのログ オプションを無効にしてコネクション ファイルを保存し、接続情報が保存されないようにします。

  • ArcGIS から Altibase および Netezza への接続は、サポートされなくなりました。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
コネクション ファイルの場所

データベース コネクション ファイル (.sde) の保存先となるフォルダー パス。

Folder
コネクション ファイル名

データベース コネクション ファイルの名前。 出力ファイルに拡張子「.sde」が付きます。

String
データベース プラットフォーム

接続先のデータベース管理システム プラットフォームを指定します。 有効なオプションは次のとおりです。

  • BigQueryGoogle BigQuery への接続が確立されます。
  • DamengDameng への接続が確立されます。
  • DB2IBM Db2 for Linux、UNIX、Windows への接続が確立されます。
  • OracleOracleAmazon Relational Database Service (RDS) for Oracle、または Autonomous Transaction Processing への接続が確立されます。
  • PostgreSQLPostgreSQLAmazon Aurora (PostgreSQL-compatible edition)Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQLGoogle Cloud SQL for PostgreSQLMicrosoft Azure Database for PostgreSQL、または Microsoft Azure Cosmos DB for PostgreSQL への接続が確立されます。
  • RedshiftAmazon Redshift への接続が確立されます。
  • TeradataTeradata Vantage への接続が確立されます。
  • SAP HANASAP HANA または SAP HANA Cloud への接続が確立されます。
  • SnowflakeSnowflake への接続が確立されます。
  • SQL ServerMicrosoft SQL ServerMicrosoft Azure SQL DatabaseMicrosoft Azure SQL Managed InstanceAmazon Relational Database Service (RDS) for SQL ServerGoogle Cloud SQL for SQL Server への接続が確立されます。
String
インスタンス/サーバー
(オプション)

接続先のデータベース サーバーまたはインスタンス。

[データベース プラットフォーム] ドロップダウン リストで選択した値は、接続先のデータベースまたはクラウド データ ウェアハウスの種類を示しています。 [インスタンス/サーバー] パラメーターで指定する情報は、選択したコネクション タイプによって異なります。

各プラットフォームに入力する内容の詳細については、以下をご参照ください。

  • Dameng - Dameng データベースがインストールされているサーバー名
  • Db2 - カタログに表示される Db2 データベース名
  • Oracle - Oracle データベースまたはデータベース サービスに接続する TNS 名または Oracle 簡易接続文字列
  • PostgreSQL - PostgreSQL がインストールされているサーバーの名前または PostgreSQL データベース サービス インスタンスの名前
  • Redshift - Redshift サーバーの URL
  • SAP HANA - SAP HANA データベースまたはデータベース サービスの ODBC (Open Database Connectivity) データ ソース名
  • Snowflake - Snowflake サーバーの URL
  • SQL Server - SQL Server データベース インスタンスまたはデータベース サービス インスタンスの名前
  • Teradata - Teradata データベースの ODBC データ ソース名
String
データベース認証
(オプション)

使用される認証のタイプを指定します。

  • データベース認証データベース認証が使用されます。 内部データベース ユーザー名およびパスワードが、データベースへの接続に使用されます。 接続を確立するときにユーザー名とパスワードを入力する必要はありませんが、入力していない場合は、接続が確立されたときにユーザー名とパスワードを入力するよう求められます。
    注意:

    作成するコネクション ファイルによって、ArcGIS サービスにデータベースまたはジオデータベースへのアクセス権限が付与される場合、またはカタログ検索を使用してこのコネクション ファイル経由でアクセスするデータを検索する場合は、ユーザー名およびパスワードを含める必要があります。

  • オペレーティング システム認証オペレーティング システム認証が使用されます。 ユーザー名とパスワードを入力する必要はありません。 オペレーティング システムへのログインで使用されたユーザー名とパスワードを使ってコネクションが作成されます。 オペレーティング システムで使用したログイン情報がデータベースへのログインで無効な場合、接続は確立されません。
Boolean
ユーザー名
(オプション)

データベース認証で使用されるデータベース ユーザー名。

String
パスワード
(オプション)

データベース認証で使用されるデータベース ユーザー パスワード。

Encrypted String
ユーザー名とパスワードを保存
(オプション)

ユーザー名とパスワードを保存するかどうかを指定します。

  • オン - ユーザー名とパスワードをコネクション ファイルに保存します。 これがデフォルトです。 作成するコネクション ファイルによって、ArcGIS サービスにデータベース、ジオデータベース、またはクラウド データ ウェアハウスへのアクセス権限が付与される場合、カタログ検索を使用してこのコネクション ファイル経由でアクセスするデータを検索する必要がある場合、またはスクリプトでコネクション ファイルを使用する場合、ユーザー名およびパスワードを保存する必要があります。
  • オフ - ユーザー名とパスワードをコネクション ファイルに保存しません。 このファイルを使用して接続を試行するたびに、ユーザー名とパスワードを入力するよう求められます。
    注意:

    ArcGIS Pro は、ユーザー名とパスワードが保存されない最初に成功したデータベース コネクションの認証情報をキャッシュします。 同じ ArcGIS Pro セッションで同じデータベース、ジオデータベース、またはクラウド データ ウェアハウスのインスタンスへの 2 つ目のコネクションを作成し、認証情報を保存しないと、2 つ目のコネクション ファイルに別の認証情報を指定しても、キャッシュされた最初のコネクションの認証情報が使用されます。 ユーザー名とパスワードを保存せずに別の認証情報で接続するには、新しい ArcGIS Pro セッションを開始します。

Boolean
データベース
(オプション)

接続先のデータベースの名前。 このパラメーターは、PostgreSQLRedshiftSnowflake、および SQL Server プラットフォームに適用されます。

String
スキーマ (Oracle ユーザー スキーマ ジオデータベースのみ)
(オプション)

接続先のユーザー スキーマ ジオデータベース。 ツールは、接続先がユーザー スキーマ ジオデータベースがある Oracle データベースかどうかを判定します。 Oracle データベースにユーザー スキーマがある場合、このオプションは有効になり、ない場合は無効のままになります。 このパラメーターのデフォルト オプションは、sde スキーマ ジオデータベースの使用です。

String
バージョン タイプ
(オプション)

接続先のバージョン タイプを指定します。 このパラメーターは、ジオデータベースに接続する場合にのみ適用されます。

注意:

[履歴] が選択され、名前が入力されていない場合、デフォルトのトランザクション バージョンが使用されます。 [時点] が選択され、[日時] パラメーターに日付が指定されていない場合、デフォルトのトランザクション バージョンが使用されます。

  • トランザクショントランザクション バージョンへの接続が確立されます。 [トランザクション] が選択された場合、[次のバージョンを使用] パラメーターがトランザクション バージョンのリストを使用して入力され、[日時] パラメーターが無効になります。 これがデフォルトです。
  • 履歴履歴マーカーへの接続が確立されます。 [履歴] が選択された場合、[次のバージョンを使用] パラメーターが履歴マーカーのリストを使用して入力され、[日時] パラメーターが無効になります。
  • 時点特定時点への接続が確立されます。 [時点] が選択された場合、[次のバージョンを使用] パラメーターが無効になり、[日時] パラメーターが有効になります。
  • ブランチデフォルトのブランチ バージョンへの接続が確立されます。
String
次のバージョンを使用
(オプション)

接続先のジオデータベースのトランザクション バージョンまたは履歴マーカー。 デフォルト オプションは、デフォルトのトランザクション バージョンを使用します。

ブランチ バージョン タイプを選択すると、デフォルトのブランチ バージョンに常に接続します。

String
日時
(オプション)

データベース コネクションに使用する日時を表す値。 このオプションは、履歴管理が有効なデータとともに使用されます。 適切な日付を選択するには、時刻ピッカーを使用します。

日付を手動で入力する場合は、次の形式が使用できます。

  • 6/9/2011 4:20:15 PM
  • 6/9/2011 16:20:15
  • 6/9/2011
  • 4:20:15 PM
  • 4:20:15 PM

注意:

  • 日付を入力しないまま時刻を入力すると、デフォルトの日付である December 30、1899 が使用されます。
  • 時刻を入力しないまま日付を入力すると、デフォルトの時刻である 12:00:00 AM が使用されます。

Date
高度な認証タイプ
(オプション)

クラウド データ ウェアハウス、Microsoft Azure SQL Database、または Azure SQL Managed Instance に接続するときに使用される高度な認証タイプを指定します。

  • Microsoft Entra MFAMicrosoft Entra multifactor authentication (MFA) ユーザー名認証タイプが使用されますが、パスワードは使用されません。 接続するときに、テキスト メッセージ、電子メール、または MFA デバイスでコードが送信されます。または、認証に指紋スキャンを使用できます。 この認証プロセスの 2 つ目の部分は、お使いのネットワークと認証プロトコルの構成方法によって異なります。 このオプションは、Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance でのみサポートされています。
  • Microsoft Entra Passwordユーザー名とパスワード パラメーター値を要求する Microsoft Entra Password 認証方法が使用されます。 ユーザー名には、最大で 30 文字まで入力できます。 このオプションは、Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance でのみサポートされています。
  • Microsoft Entra IntegratedMicrosoft Entra Integrated 認証タイプが使用されます。 ユーザー名とパスワードを入力する必要はありません。 オペレーティング システムへのログインで使用されたユーザー名とパスワードを使ってコネクションが作成されます。 このオプションは、Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance でのみサポートされています。
  • サービス認証Google BigQuery への接続時のサービス認証タイプが使用されます。 詳細については、Google BigQuery の認証に関するドキュメントをご参照ください。
  • 標準Amazon Redshift への接続時の標準認証タイプが使用されます。 標準認証の詳細については、「Amazon Redshift ODBC データ コネクタ インストールおよび構成ガイド」をご参照ください。
  • ユーザーSnowflake への接続時にユーザー名とパスワードを要求する認証方法が使用されます。
  • ユーザー認証Google BigQuery への接続時のユーザー認証タイプが使用されます。 詳細については、Google BigQuery の認証に関するドキュメントをご参照ください。
String
プロジェクト ID
(オプション)

Google BigQuery コネクションのプロジェクト ID。

String
デフォルトのデータセット
(オプション)

Google BigQuery コネクションのデフォルトのデータセット。

String
リフレッシュ トークン
(オプション)

リフレッシュ トークンの値。

このパラメーターは、高度な認証タイプがユーザー認証の場合に Google BigQuery コネクションにのみ適用されます。

Encrypted String
キー ファイル
(オプション)

キー ファイルの値。

このパラメーターは、高度な認証タイプがサーバー認証の場合に Google BigQuery コネクションにのみ適用されます。

File
ロール
(オプション)

クラウド データ ウェアハウス コネクションのロールの値。

このパラメーターは、Snowflake への接続にのみ適用されます。

String
ウェアハウス
(オプション)

コネクションのウェアハウスの値。

このパラメーターは、Snowflake への接続にのみ適用されます。

String
高度な設定
(オプション)

コネクションの高度なオプション。 これは、接続先のクラウド データ ウェアハウス プラットフォーム (Google BigQueryAmazon Redshift、または Snowflake) に固有のオプションの接続情報です。 セミコロンで区切った Option=<値> を使用して高度なオプションを指定します。 例: option1=value1;option2=value2; オプションの接続オプションの詳細については、クラウド データ ウェアハウスのドキュメントをご参照ください。

String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力ワークスペース

出力データベース コネクション ファイル (.sde)。

workspace

arcpy.management.CreateDatabaseConnection(out_folder_path, out_name, database_platform, {instance}, {account_authentication}, {username}, {password}, {save_user_pass}, {database}, {schema}, {version_type}, {version}, {date}, {auth_type}, {project_id}, {default_dataset}, {refresh_token}, {key_file}, {role}, {warehouse}, {advanced_options})
名前説明データ タイプ
out_folder_path

データベース コネクション ファイル (.sde) の保存先となるフォルダー パス。

Folder
out_name

データベース コネクション ファイルの名前。 出力ファイルに拡張子「.sde」が付きます。

String
database_platform

接続先のデータベース管理システム プラットフォームを指定します。 有効なオプションは次のとおりです。

  • BIGQUERYGoogle BigQuery への接続が確立されます。
  • DAMENGDameng への接続が確立されます。
  • DB2IBM Db2 for Linux、UNIX、Windows への接続が確立されます。
  • ORACLEOracleAmazon Relational Database Service (RDS) for Oracle、または Autonomous Transaction Processing への接続が確立されます。
  • POSTGRESQLPostgreSQLAmazon Aurora (PostgreSQL-compatible edition)Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQLGoogle Cloud SQL for PostgreSQLMicrosoft Azure Database for PostgreSQL、または Microsoft Azure Cosmos DB for PostgreSQL への接続が確立されます。
  • REDSHIFTAmazon Redshift への接続が確立されます。
  • SAP HANASAP HANA または SAP HANA Cloud への接続が確立されます。
  • SNOWFLAKESnowflake への接続が確立されます。
  • SQL_SERVERMicrosoft SQL ServerMicrosoft Azure SQL DatabaseMicrosoft Azure SQL Managed InstanceAmazon Relational Database Service (RDS) for SQL ServerGoogle Cloud SQL for SQL Server への接続が確立されます。
  • TERADATATeradata Vantage への接続が確立されます。
String
instance
(オプション)

接続先のデータベース サーバーまたはインスタンス。

database_platform パラメーターに指定する値は、接続先のデータベースまたはクラウド データ ウェアハウスのタイプを示します。 instance パラメーターで指定する情報は、指定したプラットフォームによって異なります。

各プラットフォームに入力する内容の詳細については、以下をご参照ください。

  • Dameng - Dameng データベースがインストールされているサーバー名
  • Db2 - カタログに表示される Db2 データベース名
  • Oracle - Oracle データベースまたはデータベース サービスに接続する TNS 名または Oracle 簡易接続文字列
  • PostgreSQL - PostgreSQL がインストールされているサーバーの名前または PostgreSQL データベース サービス インスタンスの名前
  • Redshift - Redshift サーバーの URL
  • SAP HANA - SAP HANA データベースまたはデータベース サービスの ODBC (Open Database Connectivity) データ ソース名
  • Snowflake - Snowflake サーバーの URL
  • SQL Server - SQL Server データベース インスタンスまたはデータベース サービス インスタンスの名前
  • Teradata - Teradata データベースの ODBC データ ソース名
String
account_authentication
(オプション)

使用される認証のタイプを指定します。

  • DATABASE_AUTHデータベース認証が使用されます。 内部データベース ユーザー名およびパスワードが、データベースへの接続に使用されます。 接続を確立するときにユーザー名とパスワードを入力する必要はありませんが、入力していない場合は、接続が確立されたときにユーザー名とパスワードを入力するよう求められます。
    注意:

    作成するコネクション ファイルによって、ArcGIS サービスにデータベースまたはジオデータベースへのアクセス権限が付与される場合、またはカタログ検索を使用してこのコネクション ファイル経由でアクセスするデータを検索する場合は、ユーザー名およびパスワードを含める必要があります。

  • OPERATING_SYSTEM_AUTHオペレーティング システム認証が使用されます。 ユーザー名とパスワードを入力する必要はありません。 オペレーティング システムへのログインで使用されたユーザー名とパスワードを使ってコネクションが作成されます。 オペレーティング システムで使用したログイン情報がデータベースへのログインで無効な場合、接続は確立されません。
Boolean
username
(オプション)

データベース認証で使用されるデータベース ユーザー名。

String
password
(オプション)

データベース認証で使用されるデータベース ユーザー パスワード。

Encrypted String
save_user_pass
(オプション)

ユーザー名とパスワードを保存するかどうかを指定します。

  • SAVE_USERNAMEユーザー名とパスワードをコネクション ファイルに保存します。 これがデフォルトです。 作成するコネクション ファイルによって、ArcGIS サービスにデータベース、ジオデータベース、またはクラウド データ ウェアハウスへのアクセス権限が付与される場合、またはカタログ検索を使用してこのコネクション ファイル経由でアクセスするデータを検索する場合は、ユーザー名およびパスワードを保存する必要があります。
  • DO_NOT_SAVE_USERNAMEユーザー名とパスワードをコネクション ファイルに保存しません。 このファイルを使用して接続を試行するたびに、ユーザー名とパスワードを入力するよう求められます。
    注意:

    ArcGIS Pro は、ユーザー名とパスワードが保存されない最初に成功したデータベース コネクションの認証情報をキャッシュします。 同じ ArcGIS Pro セッションで同じデータベース、ジオデータベース、またはクラウド データ ウェアハウスのインスタンスへの 2 つ目のコネクションを作成し、認証情報を保存しないと、2 つ目のコネクション ファイルに別の認証情報を指定しても、キャッシュされた最初のコネクションの認証情報が使用されます。 ユーザー名とパスワードを保存せずに別の認証情報で接続するには、新しい ArcGIS Pro セッションを開始します。

Boolean
database
(オプション)

接続先のデータベースの名前。 このパラメーターは、PostgreSQLRedshiftSnowflake、および SQL Server プラットフォームに適用されます。

String
schema
(オプション)

接続先のユーザー スキーマ ジオデータベース。 このオプションは、ユーザー スキーマ ジオデータベースのある Oracle データベースにのみ適用されます。 このパラメーターのデフォルト値は、sde スキーマ ジオデータベースの使用です。

String
version_type
(オプション)

接続先のバージョン タイプを指定します。

  • TRANSACTIONALトラディショナル トランザクション バージョンへの接続が確立されます。
    注意:

    このオプションは、SAP HANA のジオデータベースには適用されません。

  • HISTORICAL履歴マーカーへの接続が確立されます。
  • POINT_IN_TIME特定時点への接続が確立されます。 POINT_IN_TIME を使用する場合、version パラメーターは無視されます。
  • BRANCHデフォルトのブランチ バージョンへの接続が確立されます。

注意:

TRANSACTIONAL または HISTORICAL を使用する場合、date パラメーターは無視されます。 HISTORICAL が使用され、version パラメーターに名前が指定されていない場合、デフォルト トランザクション バージョンが使用されます。 POINT_IN_TIME が使用され、date パラメーターに日付が指定されていない場合、デフォルトのトランザクション バージョンが使用されます。

String
version
(オプション)

接続先のジオデータベースのトランザクション バージョンまたは履歴マーカー。 デフォルト オプションは、デフォルトのトランザクション バージョンを使用します。

ブランチ バージョン タイプを選択すると、デフォルトのブランチ バージョンに常に接続します。

String
date
(オプション)

履歴管理が有効なデータを操作するときに、データベース コネクションに使用する日時を表す値。

日付は、次の形式で入力できます。

  • 6/9/2011 4:20:15 PM
  • 6/9/2011 16:20:15
  • 6/9/2011
  • 4:20:15 PM
  • 4:20:15 PM

注意:

  • 日付を入力しないまま時刻を入力すると、デフォルトの日付である December 30、1899 が使用されます。
  • 時刻を入力しないまま日付を入力すると、デフォルトの時刻である 12:00:00 AM が使用されます。

Date
auth_type
(オプション)

クラウド データ ウェアハウス、Microsoft Azure SQL Database、または Azure SQL Managed Instance に接続するときに使用される高度な認証タイプを指定します。

  • AZURE_ACTIVE_DIRECTORY_UNIVERSAL_WITH_MFAMicrosoft Entra multifactor authentication (MFA) ユーザー名認証タイプが使用されますが、パスワードは使用されません。 接続するときに、テキスト メッセージ、電子メール、または MFA デバイスでコードが送信されます。または、認証に指紋スキャンを使用できます。 この認証プロセスの 2 つ目の部分は、お使いのネットワークと認証プロトコルの構成方法によって異なります。 このオプションは、Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance でのみサポートされています。
  • AZURE_ACTIVE_DIRECTORY_PASSWORDユーザー名とパスワード パラメーター値を要求する Microsoft Entra Password 認証方法が使用されます。 ユーザー名には、最大で 30 文字まで入力できます。 このオプションは、Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance でのみサポートされています。
  • AZURE_ACTIVE_DIRECTORY_INTEGRATEDSERVICE_AUTHENTICATIONMicrosoft Entra Integrated 認証タイプが使用されます。 ユーザー名とパスワードを入力する必要はありません。 オペレーティング システムへのログインで使用されたユーザー名とパスワードを使ってコネクションが作成されます。 このオプションは、Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance でのみサポートされています。
  • SERVICE_AUTHENTICATIONGoogle BigQuery への接続時のサービス認証タイプが使用されます。 詳細については、Google BigQuery の認証に関するドキュメントをご参照ください。
  • STANDARDAmazon Redshift への接続時の標準認証タイプが使用されます。 標準認証の詳細については、「Amazon Redshift ODBC データ コネクタ インストールおよび構成ガイド」をご参照ください。
  • USERSnowflake への接続時にユーザー名とパスワードを要求する認証方法が使用されます。
  • USER_AUTHENTICATIONGoogle BigQuery への接続時のユーザー認証タイプが使用されます。 詳細については、Google BigQuery の認証に関するドキュメントをご参照ください。
String
project_id
(オプション)

Google BigQuery コネクションのプロジェクト ID。

String
default_dataset
(オプション)

Google BigQuery コネクションのデフォルトのデータセット。

String
refresh_token
(オプション)

リフレッシュ トークンの値。

このパラメーターは、高度な認証タイプがユーザー認証の場合に Google BigQuery コネクションにのみ適用されます。

Encrypted String
key_file
(オプション)

キー ファイルの値。

このパラメーターは、高度な認証タイプがサーバー認証の場合に Google BigQuery コネクションにのみ適用されます。

File
role
(オプション)

クラウド データ ウェアハウス コネクションのロールの値。

このパラメーターは、Snowflake への接続にのみ適用されます。

String
warehouse
(オプション)

コネクションのウェアハウスの値。

このパラメーターは、Snowflake への接続にのみ適用されます。

String
advanced_options
(オプション)

コネクションの高度なオプション。 これは、接続先のクラウド データ ウェアハウス プラットフォーム (Google BigQueryAmazon Redshift、または Snowflake) に固有のオプションの接続情報です。 セミコロンで区切った Option=<値> を使用して高度なオプションを指定します。 例: option1=value1;option2=value2; オプションの接続オプションの詳細については、クラウド データ ウェアハウスのドキュメントをご参照ください。

String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_workspace

出力データベース コネクション ファイル (.sde)。

workspace

コードのサンプル

CreateDatabaseConnection の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで CreateDatabaseConnection 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.CreateDatabaseConnection_management("C:\\MyProject",
                                          "utah.sde",
                                          "SQL_SERVER",
                                          "utah",
                                          "DATABASE_AUTH",
                                          "gdb",
                                          "gdb",
                                          "SAVE_USERNAME",
                                          "garfield",
                                          "#",
                                          "TRANSACTIONAL",
                                          "sde.DEFAULT")
CreateDatabaseConnection の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスタンドアロン スクリプトで、CreateDatabaseConnection 関数を使用する方法を示します。

# Name: CreateDatabaseConnection2.py
# Description: Connects to a database using Easy Connect string
#              and operating system authentication.

# Import system modules
import arcpy

# Run the tool
arcpy.CreateDatabaseConnection_management("C:\\MyProject",
                                          "zion.sde",
                                          "ORACLE",
                                          "zionserver/ORCL",
                                          "OPERATING_SYSTEM_AUTH")
CreateDatabaseConnection の例 3 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、CreateDatabaseConnection 関数を使用して、履歴マーカーに接続する方法を示しています。

# Name: CreateDatabaseConnection3.py
# Description: Connects to a geodatabase historical marker using a
#              cataloged DB2 database and database authentication.

# Import system modules
import arcpy

# Run the tool
arcpy.CreateDatabaseConnection_management("C:\\MyProject",
                                          "history.sde",
                                          "DB2",
                                          "DB2_DS",
                                          "DATABASE_AUTH",
                                          "butch",
                                          "sundance",
                                          "SAVE_USERNAME",
                                          "#",
                                          "#",
                                          "HISTORICAL",
                                          "June 9, 2010",
                                          "#")
CreateDatabaseConnection の例 4 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、特定時点に接続するための CreateDatabaseConnection 関数の使用方法を示しています。

# Name: CreateDatabaseConnection4.py
# Description: Connects to a point in time in the geodatabase in
#              PostgreSQL using database authentication.

# Import system modules
import arcpy

# Run the tool
arcpy.CreateDatabaseConnection_management("C:\\MyProject",
                                          "history.sde",
                                          "POSTGRESQL",
                                          "dbserver",
                                          "DATABASE_AUTH",
                                          "stevie",
                                          "smith",
                                          "SAVE_USERNAME",
                                          "archivedb",
                                          "#",
                                          "POINT_IN_TIME",
                                          "#",
                                          "5/19/2011 8:43:41 AM")

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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