変更解析を使用した変更検出関数

Image Analyst ライセンスで利用できます。

概要

[CCDC を使用した変更の解析 (Analyze Changes Using CCDC)] ツールの出力変更解析ラスターを使用してピクセル変更情報を含むラスター レイヤーを生成します。

CCDC 手法の詳細については、「CCDC を使用した変更の解析 (Analyze Changes Using CCDC) ツールの詳細」をご参照ください。

メモ:

このラスター関数は、[CCDC を使用した変更の解析 (Analyze Changes Using CCDC)] ツールからの入力ラスターのみをサポートしています。または、ラスター関数テンプレートの CCDC 解析ラスター関数と組み合わせることもできます。ラスター出力を生成するには、[関数エディター] を使用して変更解析を使用した変更検出関数に CCDC 解析関数を接続して、ラスター関数テンプレートとして保存し、これを [ラスター関数からラスターを生成 (Generate Raster from Raster Function)] ツールへの入力として使用します。

備考

[変更タイプ] パラメーターは、生成される情報を示しています。情報は変更解析ラスターから抽出されます。これには次の 4 つのオプションがあります。

  • [変更が発生した最新の時間] - ピクセルに変更フラグが付与された最新の日時。
  • [変更が発生した最も古い時間] - ピクセルに変更フラグが付与された最も古い日時。
  • [最大の変更が発生した時間] - ピクセルにおいて計算された変更が最大だった日時。
  • [変更数] - ピクセルが変更された合計回数。

出力ラスターはマルチバンド ラスターとなり、各バンドには、選択した変更タイプと指定した最大変更数に応じた変更情報が含まれています。たとえば、[変更タイプ][変更が発生した最も古い時間] に設定され、[最大変更数] パラメーターが「2」に設定されている場合、関数は全ピクセルの時系列全体で変更が発生した最も古い 2 つの日付を計算します。その結果、最初のバンドには各ピクセルで変更が発生した最も古い日付が含まれ、2 番目のバンドには各ピクセルで変更が発生した 2 番目に古い日付が含まれたラスターが生成されます。

パラメーター

パラメーター説明

ラスター

入力変更解析ラスター。

変更タイプ

計算する変更情報を指定します。

  • 変更が発生した最新の時間 - 各ピクセルには、時系列においてそのピクセルで変更が発生した最新の日付が含まれます。これがデフォルトです。
  • 変更が発生した最も古い時間 - 各ピクセルには、時系列においてそのピクセルで変更が発生した最も古い日付が含まれます。
  • 最大の変更が発生した時間 - 各ピクセルには、時系列においてそのピクセルで最大の変更が発生した日付が含まれます。
  • 変更数 - 各ピクセルには、時系列でピクセルが変更された回数の総数が含まれます。

最大変更数

[変更タイプ][変更が発生した最新の時間][変更が発生した最も古い時間]、または [最大の変更が発生した時間] に設定されている場合に計算される、各ピクセルの最大変更数。入力された数は、出力ラスターのバンド数に対応しています。デフォルトは 1 です。この場合、計算される変更日付は 1 つのみで、出力ラスターには 1 つのバンドのみが含まれます。


このトピックの内容
  1. 概要
  2. 備考
  3. パラメーター