サブネットワークは、層内のトポロジ的な下位部分を表し、そこでは、接続されているすべてのフィーチャが同じサブネットワーク コントローラーによって定義されます。サブネットワークを作成するには、サブネットワーク コントローラーを設定し、ネットワーク トポロジを整合チェックし、サブネットワークを更新します。
サブネットワーク コントローラーを使用して、サブネットワークの起点および名前を指定できます。新しいサブネットワーク コントローラーを組み込むには、ネットワーク トポロジを整合チェックする必要があります。また、サブネットワークを更新して、サブネットワーク名を接続されているすべてのフィーチャに適用し、サブネットワーク テーブルに行を作成し、SubnetLine クラス内にフィーチャを生成する必要があり、該当する場合は、サブネットワーク システム ダイアグラムを生成する必要があります。
要件
サブネットワークを作成するには、次の要件が満たされている必要があります。
- ネットワーク トポロジが有効化されている必要があります。
- サブネットワークの名前がユーティリティ ネットワーク内で一意である。
- サブネットワーク コントローラーの名前が層内で一意である。
- サブネットワーク コントローラーのアセット タイプにはサブネットワーク コントローラー ネットワーク カテゴリが含まれている必要があります。
- ドメイン ネットワークの層定義がパーティション型である場合、サブネットワーク コントローラーのアセット タイプには一方向ターミナル構成が含まれている必要があります。
- サブネットワーク コントローラーとして設定するデバイス フィーチャには使用可能なターミナル (ソースベースのネットワークでは下流方向のターミナル、シンクベースのネットワークでは上流方向のターミナル) が存在する必要があります。
ワークフロー
以下では、サブネットワークの作成に関連するワークフローの概要を示します。詳細については、各リンクをクリックしてください。
- サブネットワーク コントローラーとしてターミナルを指定して、サブネットワーク コントローラーを設定します。
この手順によって、新しい行がサブネットワーク テーブルに書き込まれ、Is Dirty 属性に True のマークが付けられます。
- ネットワーク トポロジを整合チェックして、新しいサブネットワーク コントローラーを反映させます。
- サブネットワークを更新して、サブネットワーク情報を更新し、対応するサブネットワーク システム ダイアグラムを生成します。
この手順によって、サブネットワーク テーブル内の行の Is Dirty 属性が False に更新され、SubnetLine クラスにフィーチャが作成されます。サブネットワーク定義を設定するときにダイアグラム テンプレートを指定した場合、新しいサブネットワーク システム ダイアグラムが生成されます。
サブネットワークが作成されます。