頂点数の評価

Data Reviewer のライセンスで利用可能。

サマリー

[頂点数の評価] チェックは、頂点数が指定の許容値以内であるポリラインまたはポリゴン フィーチャを検索します。

概要

[頂点数の評価] チェックの目的は、無効と見なされる頂点数条件を満たすフィーチャを特定することです。たとえば、システムのパフォーマンスを改善し、データ格納要件を軽減するには、過剰な数の頂点を含むフィーチャを特定することが重要になるでしょう。

このチェックが制約ルールとして構成されている場合、ルールに指定された頂点数を含むフィーチャが作成または変更されると、エラー通知が返されます。

整合チェック ルールとして構成した場合は、指定した範囲内の頂点数を含むフィーチャごとにエラーが生成されます。

サポートされているワークフロー

ArcGIS Data Reviewer のチェックは、データの自動レビューを実装するための複数の方法をサポートしています。次の表に、このチェックでサポートされている実装方法を示します。

整合チェック制約

レビューアー バッチ ジョブ

レビューアー マップ ルール

属性 (整合チェック) ルール

Yes

Yes

No

Yes

構文

パラメーター必須説明ワークフロー

サブタイプ

No

データセットにサブタイプが含まれる場合にルールが適用されるサブタイプ。

制約

整合チェック

属性

No

ルールの適用先となるフィーチャを特定するクエリ。

整合チェック

頂点数

Yes

フィーチャの頂点数に適用される検索。ルールに定義された数値と一致する頂点数を含むすべてのフィーチャがエラーとして返されます。

  • と等しい - 頂点数が、指定された値と等しい。
  • と等しくない - 頂点数が、指定された値と等しくない。
  • より小さい - 頂点数が、指定された値より小さい。
  • 以下 - 頂点数が、指定された値以下である。
  • より大きい - 頂点数が、指定された値より大きい。
  • 以上 - 頂点数が、指定された値以上である。
  • の間にある (境界値を含む) - 頂点数が、下限 (最小) 値と上限 (最大) 値の間にあるか、それらの値と等しい。
  • の間にある (境界値を含まない) - 頂点数が、下限 (最小) 値と上限 (最大) 値の間にある。
  • の間にない (境界値を含む) - 頂点数が、下限 (最小) 値と上限 (最大) 値の間になく、それらの値と等しくない。
  • の間にない (境界値を含まない) - 頂点数が、下限 (最小) 値と上限 (最大) 値の間にない。

上限値と下限値のある演算子を選択した場合は、追加入力が必要です。

制約

整合チェック

トリガー

Yes

ルールの有効化をトリガーする編集イベント。

  • 挿入 - 新しいフィーチャが追加された時点でルールをトリガーします。
  • 更新 - 新しいフィーチャが更新された時点でルールをトリガーします。
  • 削除 - 新しいフィーチャが削除された時点でルールをトリガーします。

制約

名前

Yes

ルールに一意のタイトルまたは名前。

この情報は、データ品質要件のトレーサビリティ、自動レポート、および修正ワークフローのサポートに使用されます。

制約

整合チェック

説明

No

非準拠フィーチャが検出されたときのエラー状況の説明テキスト。

この情報は、修正ワークフローを円滑に進めるためのガイダンスを提供します。

制約

整合チェック

重要度

No

非準拠フィーチャが検出されたときに作成されるレビューアー結果の重要度。

この値は、他のエラーに対するこのエラーの重要度を示します。値の範囲は 1 ~ 5 で、1 は最高優先順位を示し、5 は最低優先順位を示します。

整合チェック

タグ

No

ルールのタグ プロパティ。

この情報は、データ品質要件のトレーサビリティとレポートをサポートするためのルール作成および管理ワークフローで使用されます。

制約

整合チェック

備考

  • このチェックでは、ポリライン フィーチャ レイヤーおよびポリゴン フィーチャ レイヤーがサポートされています。
  • このチェックが属性 (整合チェック) ルールとして作成される場合、[属性] および [比較するフィーチャ フィルター] パラメーターには、比較演算子 (=<>><>=<=) および論理演算子 (AND/ORIN/NOT INLIKE/NOT LIKEIS NULL) のみを使用できます。

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