サブタイプ

Data Reviewer のライセンスで利用可能。

サマリー

[サブタイプ] チェックは、不適切または NULL のサブタイプ値を持つフィーチャを検索します。

概要

[サブタイプ] チェックの目的とは、サブタイプに対して定義されていない属性値を含むフィーチャを検索することです。これには、サブタイプの定義値と一致しない属性値や、場合によっては NULL の属性値も含まれます。

サブタイプとは、フィーチャ レイヤーのフィーチャのサブセットのことです。たとえば、「橋」ライン レイヤーのフィーチャを 1 つのサブタイプにまとめるのではなく、橋や高架橋、吊り橋といった個別のサブタイプに分類することができます。ただし、製品仕様によって、フィーチャ タイプをこのように細かく分類できない場合は、これらの「サブタイプ」は無効として見なされます。

サポートされているワークフロー

ArcGIS Data Reviewer のチェックは、データの自動レビューを実装するための複数の方法をサポートしています。次の表に、このチェックでサポートされている実装方法を示します。

整合チェック制約

レビューアー バッチ ジョブ

レビューアー マップ ルール

属性 (整合チェック) ルール

No

Yes

Yes

No

構文

パラメーター必須説明ワークフロー

入力レイヤー/スタンドアロン テーブル

Yes

ルールにより評価される入力フィーチャ レイヤーまたはスタンドアロン テーブル。

このルール タイプの有効な入力は、フィーチャ レイヤーとスタンドアロン テーブルです。[進む] ボタン 進む をクリックすると、フィーチャ レイヤーの特定のフィーチャにフィルターを適用したり、スタンドアロン テーブルに特定の行を適用したりできます。

整合チェック

NULL 値の検索

Yes

チェックにより、NULL のサブタイプ値が検索されるかどうかを示します。

整合チェック

エイリアス

No

ルールに一意のタイトルまたは名前。

この情報は、データ品質要件のトレーサビリティ、自動レポート、および修正ワークフローのサポートに使用されます。

整合チェック

備考

No

非準拠フィーチャが検出されたときのエラー状況の説明テキスト。

この情報は、修正ワークフローを円滑に進めるためのガイダンスを提供します。

整合チェック

重要度

No

非準拠フィーチャが検出された時点で生成されるエラーの重要度。

この値は、他のエラーに対するこのエラーの重要度を示します。値の範囲は 1 ~ 5 で、1 は最高優先順位を示し、5 は最低優先順位を示します。

整合チェック

タグ

No

ルールのタグ プロパティ。

この情報は、データ品質要件のトレーサビリティとレポートをサポートするためのルール作成および管理ワークフローで使用されます。

整合チェック

備考

  • 無効なサブタイプに割り当てられたフィーチャまたはテーブル レコードに対し、「ドメイン」制限を受けた属性値がある場合、その属性値は [ドメイン] チェックを使用して評価できません。ドメイン制限属性の評価は、サブタイプ関連エラーが修正されてから必要となります。
  • このチェックがマップベースのルールとして作成される場合、本番環境でサポートされているものとは異なるデータベース固有の SQL 関数を使用してフィルター パラメーターをするときに注意が必要です。

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