プロジェクトにレイアウトを追加することで、印刷やエクスポート用のページを作成できます。プロジェクトにレイアウトを追加するには、空白のレイアウトを作成する方法、[レイアウトのインポート] ギャラリーからレイアウト ファイルを選択する方法、またはレイアウト ファイルをインポートする方法の 3 つがあります。
空白のレイアウトの作成
レイアウトは、共通サイズのギャラリーからページ サイズを選択するか、高さと幅をカスタム設定することで作成できます。
レイアウトを作成するには、次の手順に従います。
- [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新規レイアウト] をクリックします。
- ドロップダウン メニューで次のいずれかを選択し、空白のレイアウトを作成します。
- ギャラリーの事前定義済みのページ サイズ: ANSI、Architectural、ISO サイズの中から選択します。
- [カスタム ページ サイズ]: [レイアウト プロパティ] ウィンドウを使用し、ページ サイズとページ単位を設定します。
- [プリンターからページを選択]: プリンターからページ サイズを選択します。[プリンターの余白を含める] チェックボックスをオンにすると、レイアウト ページの印刷可能領域が破線で囲まれます。
- マップ フレーム、凡例、テーブル フレームなどのエレメントを追加して、レイアウトを完成させます。
インポート ギャラリーからのレイアウト ファイルの選択
[レイアウトのインポート] ギャラリーのレイアウト ファイルを使用して、書式設定された保存済みのレイアウトをプロジェクトに追加することができます。デフォルトでは、このギャラリーには、アプリケーションと一緒にインストールされたフォルダーにある既製のレイアウト ファイルが含まれています。このフォルダーに独自のレイアウト ファイルを追加してギャラリーをカスタマイズしたり、レイアウト ファイルがある別のフォルダーを参照するようにギャラリーを設定したりできます。多くのユーザーが同じレイアウト ファイルにアクセスしてテンプレートとして使用する必要がある組織では、フォルダーの場所を更新すると便利です。
ギャラリー内のファイルは、メタデータに従いラベルが付けられます。ギャラリーに表示される名前は、ファイル名ではなくメタデータ タイトルで、ギャラリー内のサムネイルはメタデータのサムネイルと同じです。レイアウト ファイルのメタデータを編集するには、[カタログ] ウィンドウ内のレイアウト ファイルが含まれているフォルダーに接続します。[カタログ] ウィンドウでフォルダーを展開してレイアウト ファイルを右クリックし、[メタデータの編集] を選択します。またメタデータのサムネイルは、[カタログ] ウィンドウでレイアウト ファイルを右クリックし、[サムネイルの作成] を選択することで更新できます。
メモ:
レイアウト ファイルをプロジェクトに追加すると、ファイルがレイアウトになります。レイアウトのメタデータを編集しても、ギャラリー ビューは更新されません。ギャラリー内のレイアウト ファイルのメタデータを更新する必要があります。
ギャラリーからレイアウトを追加するには、次の手順に従います。
- [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[レイアウトのインポート] をクリックします。
- ギャラリーからレイアウト ファイルを選択します。
新しいレイアウトが追加されます。
- 必要に応じて、レイアウト上の既存のエレメントを変更したり、エレメントを追加したりして、レイアウトを完成させます。
レイアウトのインポート
プロジェクト内、または別のプロジェクトにある既存のレイアウトは、レイアウト ファイルとして保存し、インポートすることができます。その後はレイアウトを自由に編集できます。デフォルトでは、レイアウト ファイルをインポートすると、レイアウトが参照するすべてのマップがコピーされます。プロジェクト内にマップがすでに存在する場合、[レイアウトのインポート時に既存のマップを再利用] をオンにすると、レイアウト ファイルで参照されるマップをプロジェクト内で確認し、プロジェクトに存在しないマップだけをコピーします。これにより、プロジェクト内でのマップの重複を回避します。
既存のレイアウト ファイルをプロジェクトにインポートするには、次の手順に従います。
- [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[レイアウトのインポート] をクリックします。
- [レイアウト ファイルのインポート] を選択します。
- [インポート] ダイアログ ボックスで目的のレイアウト ファイルを参照し、[OK] をクリックします。
あるいは、レイアウト ファイルのマップがプロジェクト内にすでに存在する場合は、[レイアウトのインポート時に既存のマップを再利用] をオンにして、プロジェクト内のマップが重複しないようにします。このオプションをオンにしておくと、プロジェクト内に存在しないマップは引き続きコピーされます。
新しいレイアウトが追加されます。
- 必要に応じて、レイアウト上の既存のエレメントを変更したり、エレメントを追加したりして、レイアウトを完成させます。