歩行者視点のナビゲーション モード

歩行者視点のナビゲーション モードでは、3D ビューの中を歩いているかのようにカメラを操作できます。移動中は一定の高度が維持され、移動速度を調整して歩行をシミュレートできます。このモードは、コンピューター ゲームでの体験と似ています。建物の内部や道路沿いなど、ユーザーが実際にその場にいるかのように探索したい場合に、歩行者視点のナビゲーション モードを使用してシーンを探索します。

[マップ] タブの [マップ操作] ツール ドロップダウン メニュー、またはシーンのスクリーン ナビゲーター コントロールから、歩行者視点のナビゲーション モードにアクセスします。

歩行者視点のナビゲーション モードのオン/オフ

次のいずれかの方法で、ローカル シーンまたはグローバル シーンで歩行者視点のナビゲーションをオンまたはオフにできます。

  • [マップ] タブの [マップ操作] ツール ドロップダウン メニューで、[歩行者視点のナビゲーション] をオンにします。オフにすると、標準のナビゲーションに戻ります。
  • スクリーン ナビゲーター コントロールで、[歩行者視点のナビゲーション] ボタン 歩行者視点のナビゲーション をクリックします。

ヒント:

ナビゲーター コントロールが表示されていない場合に有効にするには、シーンを右クリックして、ショートカット メニュー リストから [ナビゲーター] ナビゲーター をオンにします。

歩行者視点のナビゲーション モードでの操作

歩行者視点のナビゲーション モードでは、キーボードを使用してカメラを移動し、マウス ポインターを使用して移動方向を設定します。矢印キーを押すと移動し続けることができ、マウスを使用すると周囲を見渡すことができます。ストライフ移動としても知られるこのナビゲーション形式は、コンピューター ゲームでは一般的です。このモードでは、マウス ポインターが十字線に変わります。速度は、ナビゲーター コントロールのアイコンの下にある水平バー グラフとして示され、調整することができます。マウス ホイールを使用して速度を変更するか、速度インジケーター バーをクリックします。速度インジケーターの色の塗りつぶし量が多いほど、速度は速くなります。スクロールすると、速度インジケーターの横に一時的な矢印が表示され、速度の増減がアクティブに表示されます。

歩行者視点のナビゲーション モードでナビゲーター コントロールが速度インジケーターを表示

歩行者視点のナビゲーション モードは重複検出をサポートしていないため、カメラがシーンに表示されているオブジェクト (壁や車などの 3D オブジェクト) を通過してしまう可能性があります。カメラの地表面設定がオンになっている場合、地下のナビゲーションが考慮されます。

キーボード操作

1 つ以上のキーを押したままにすると、ビュー内でカメラを移動できます。

キーボード ショートカットアクションコメント

上矢印キー下矢印キー

ビューの中央からカメラを前後に移動します。

カメラの現在の表示方向に沿ってカメラを前後に移動するには、上矢印キーまたは下矢印キーを押したままにします。カメラの移動に合わせ、マウス ポインターを置いて移動する方向を設定します。必要に応じて、W キーと S キーを使用して方向を変えます。

左矢印キーと右矢印キー

ビューの中央からカメラを左右に移動します。

カメラの表示方向に対してカメラを直角左方向または直角右方向に移動するには、左矢印キーまたは右矢印キーを押したままにします。カメラの移動に合わせ、マウス ポインターを置いて移動する直角方向を設定します。必要に応じて、A キーと D キーを使用して方向を変えます。矢印キーとマウス ポインターを一緒に使用すると、感覚的に移動して見渡すことができます。

U キー

カメラの仰角を増やします。

J キー

カメラの仰角を減らします。

W キー

カメラを上に傾けてシーンの表示方向を変更します。

S キー

カメラを下に傾けてシーンの表示方向を変更します。

A キー

ビューを反時計回りに回転させます。

D キー

ビューを時計回りに回転させます。

マウス操作

シーンでの詳細な歩行者視点のナビゲーションと操作オプションにマウスを使用できます。

マウス操作説明

ホイール

ホイールを前方に回転させると、移動速度を上げることができます。逆方向に回転させると、移動速度が下がります。カメラの移動速度は、スクリーン ナビゲーターの歩行者視点アイコンの下に表示されます。

クリック

シーン内のフィーチャのポップアップを開きます。

クリック アンド ドラッグ

カメラの視点を回転させて周囲を見渡すことができます (B キー + ドラッグまたは B + 矢印キーを押すのと同様の動作)。

右クリックおよびドラッグ

クリックしたポイントを中心に対話形式で拡大/縮小します。