[解析] ツールボックスの概要

[解析] ツールボックスには、最も基本的な GIS 処理を実行する強力なツールが備えられています。このツールボックスのツールを使えば、オーバーレイの実行、バッファーの作成、統計情報の計算、近接解析の実行などが可能になります。

[解析] ツールボックスには 5 つのツールセットがあります。各ツールセットは、フィーチャ データの特定の GIS 解析を実行します。

ツールセット内容
抽出

多くの場合、GIS データセットには必要以上のデータが格納されています。抽出ツールを使用すれば、クエリ (SQL 式) または空間抽出/属性抽出に基づいて、フィーチャクラスまたはテーブルからフィーチャや属性を選択できます。抽出したフィーチャと属性は、フィーチャクラスまたはテーブルに保存されます。

オーバーレイ

[オーバーレイ] ツールセットには、複数のフィーチャクラスを重ね合わせ、空間フィーチャを結合、削除、変更、または更新することによって新しいフィーチャクラスを作成するためのツールが備わっています。フィーチャ セットを別のフィーチャ セットに重ね合わせると、新しい情報が作成されます。オーバーレイ操作には 6 つの種類があります。いずれも、既存の 2 つのフィーチャ セットを 1 つのフィーチャ セットに結合し、元の 2 つのフィーチャ間の空間リレーションシップを特定します。

ペアワイズ オーバーレイ

[ペアワイズ オーバーレイ] ツールセットは、[オーバーレイ] ツールセット内にある一部のツールの代替手段を提供します。

近接

[近接] ツールセットには、1 つ以上のフィーチャクラスに属するフィーチャの近接性、または 2 つのフィーチャクラス間の近接性を特定するためのツールが用意されています。これらのツールを使用すれば、あるフィーチャに最も近いフィーチャを特定したり、2 つのフィーチャ間の距離を計算したりできます。

統計

統計情報ツールセットには、属性データに対して標準的な統計解析 (平均値、最小値、最大値、標準偏差など) を実行するツール、ならびに重なり合うフィーチャと隣接するフィーチャの面積、長さ、および総数の統計値を計算するツールが含まれます。このツールセットには、人口などの人口統計要素や森林が占める割合などの地勢要素をデータに追加する [レイヤーへの情報付加 (Enrich)] ツールも含まれています。

[解析] ツールボックスのツール

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