概要
ルールをユーティリティ ネットワークに追加します。
ユーティリティ ネットワーク内に作成されたすべてのルールは、アセット グループ レベルおよびアセット タイプ レベルのネットワーク クラスに基づき、ユーティリティ ネットワーク内での一部の振舞いを制御する目的に使用されます。
使用法
ネットワーク トポロジが無効化されている必要があります。
- エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、次の要件が満たされている必要があります。
- [入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーターは、データベース ユーティリティ ネットワークの所有者として、確立されたデータベース接続から取得する必要があります。
- 接続された ArcGIS Enterprise ポータル アカウントは、ポータル ユーティリティ ネットワークの所有者である必要があります。
構文
AddRule(in_utility_network, rule_type, from_class, from_assetgroup, from_assettype, to_class, to_assetgroup, to_assettype, {from_terminal}, {to_terminal}, {via_class}, {via_assetgroup}, {via_assettype}, {via_terminal})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_utility_network | ルールを追加するユーティリティ ネットワーク。 | Utility Network; Utility Network Layer |
rule_type | 作成するルールのタイプ。
| String |
from_class | ルールに含まれる From ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。 構造物付属物ルールと格納の関連付けルールには、このパラメーターに格納器または構造物フィーチャがある必要があります。 順番は、ジャンクション-ジャンクション、ジャンクション-エッジ、およびエッジ-ジャンクション-エッジの接続性ルールには影響しません。 | String |
from_assetgroup | ルールを適用する from_classのアセット グループ。 | String |
from_assettype | ルールを適用する from_classのアセット タイプ。 | String |
to_class | ルールに含まれる To ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。 構造物付属物ルールと格納の関連付けルールには、このパラメーターに格納物または付属物フィーチャがある必要があります。 順番は、ジャンクション-ジャンクション、ジャンクション-エッジ、およびエッジ-ジャンクション-エッジの接続性ルールには影響しません。 | String |
to_assetgroup | ルールを適用する to_classのアセット グループ。 | String |
to_assettype | ルールを適用する to_classのアセット タイプを指定します。 | String |
from_terminal (オプション) | ルールを適用する From ターミナル。これは、from_class 内のターミナルです。別のフィーチャに接続するターミナルを持つフィーチャの接続性ルールを作成する場合、接続元のターミナル側 (たとえば、変圧器の高圧側のターミナル) を指定する必要があります。 アセット タイプにターミナルがある場合は、このパラメーターは必須です。ルール タイプが構造物付属物または格納の場合、このパラメーターは無視されます。 | String |
to_terminal (オプション) | ルールを適用する To ターミナル。これは、to_class 内のターミナルです。ターミナルを持つ別のフィーチャに接続するフィーチャの接続性ルールを作成する場合、接続先のターミナル側 (たとえば、変圧器の低圧側のターミナル) を指定する必要があります。 アセット タイプにターミナルがある場合は、このパラメーターは必須です。ルール タイプが構造物付属物または格納の場合、このパラメーターは無視されます。 | String |
via_class (オプション) | ルールを適用するジャンクション ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。エッジ-ジャンクション-エッジ接続性に参加するには 3 つのフィーチャクラスまたはテーブルが必要なため、このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type にのみ指定できます。 | String |
via_assetgroup (オプション) | ルールを適用する via_classのアセット グループ。このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type パラメーター値にのみ指定できます。 | String |
via_assettype (オプション) | ルールを適用する via_classのアセット タイプ。このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type パラメーター値にのみ指定できます。 | String |
via_terminal (オプション) | ルールを適用する via_classのターミナル。このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type パラメーター値にのみ指定できます。 | String |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_utility_network | 更新されるユーティリティ ネットワーク。 | ユーティリティ ネットワーク |
コードのサンプル
次のサンプルでは、ジャンクション-ジャンクション接続性関連付けルールを作成して、遮断器の負荷側が配電網の高い側の変圧器に接続できるようにします。
import arcpy
arcpy.AddRule_un("Distribution Network", "JUNCTION_JUNCTION_CONNECTIVITY",
"ElectricDistributionDevice", "CircuitBreaker", "Air powered",
"ElectricDistributionLine", "Transformer", "High")
次のサンプルでは、ジャンクション-エッジ接続性関連付けルールを作成して、遮断器の負荷側を配電網の中電圧線に接続できるようにします。
import arcpy
arcpy.AddRule_un("Utility Network", "JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY",
"ElectricDistributionDevice", "CircuitBreaker", "Air powered",
"ElectricDistributionLine", "Medium Voltage",
"Single Phase Overhead")
次のサンプル スクリプトでは、格納の関連付けルールを作成して、ジャンクション ボックスがエルボを含められるようにします。
import arcpy
arcpy.AddRule_un("Electric Network", "CONTAINMENT", "StructureJunction",
"JunctionBox", "Junction Box", "ElectricDistributionDevice",
"Fuse", "Underground Single Phase Load Break Elbow")
次のサンプル スクリプトでは、構造物付属物の関連付けルールを作成して、スイッチが柱に構造的に付属されるようにします。
import arcpy
arcpy.AddRule_un("Electric Network", "STRUCTURAL_ATTACHMENT",
"StructureJunction", "Pole", "Wood",
"ElectricDistributionDevice", "Switch",
"Overhead Low Voltage Single Phase Disconnect")
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい