Indoors の機能のライセンスが付与されたポータルで利用できます。
CAD ドローイング - たとえば、AutoCAD の DWG ファイル、または MicroStation の DGN ファイルは、屋内マップを作成するためのベクター フロア プラン情報の一般的なソースになります。フロア プランのインポート処理では、ソース CAD レイヤー名を対応する Indoors のレイヤーおよび属性に容易に割り当てられるよう、Microsoft Excel の構成スプレッドシート Config_CAD_Indoors_Template.xlsx を使用します。[フロアプランを Indoors ジオデータベースにインポート (Import Floorplans To Indoors Geodatabase)] ジオプロセシング ツールは、ワンフロアまたは複数フロアおよび建物の集合についてのフロア プラン情報をインポートできます。
メモ:
Config_CAD_Indoors_Template.xlsx スプレッドシートは、ArcGIS Pro のインストールに含まれており、Resources\Indoors\MappingFile フォルダーに存在します。スプレッドシートには、CAD ドローイングに関する構成パラメーターとメタデータが格納された 4 つのシートが含まれています。
CAD Layer to FC Mapping シート
CAD Layer to FC Mapping シートは、入力 CAD レイヤー名を、対応する出力 GIS フィーチャクラスに割り当てるために使用します。CAD ドローイング内のレイヤーに応じて、[フロアプランを Indoors ジオデータベースにインポート (Import Floorplans To Indoors Geodatabase)] ジオプロセシング ツールは、さまざまな方法でこのシートの列を使用します。
CAD Layer to FC Mapping シート
| Indoors フィーチャクラス | 列名およびフィーチャ タイプ | 説明 |
|---|---|---|
Facilities | FACILITIESFA | 建物のすべての地上フロアの範囲を定義するポリゴン レイヤー。FACILITIES または FACILITY_LINES の値が必要です。 |
FACILITY_LINES | ポリゴンが作成される建物のすべての地上フロアの範囲およびエッジを定義するポリゴン レイヤー。 | |
Levels | LEVELS | 建物の各フロアの範囲を定義するポリゴン レイヤー。LEVELS または LEVEL_LINES の値が必要です。 |
LEVEL_LINES | 建物の各フロアのエッジおよび範囲を定義するポリゴン レイヤー。 | |
Zones | ZONES | フロア上のスペースの集まりを定義するポリゴン。ZONES は、セキュリティ、アクセス、あるいは HVAC やスプリンクラーなどの建物の機械装置の有効範囲を定義できます。 メモ:スペースは、複数のゾーンに属することができます。 |
ZONE_LINES | ポリゴンが作成されるフロア上のスペースの集まりのエッジを定義するポリライン レイヤー。ZONES は、セキュリティ、アクセス、あるいは HVAC やスプリンクラーなどの施設の機械装置の有効範囲を定義できます。 | |
Zones (ZONE_ID 属性) | ZONE_ID | ゾーンの一意の識別子文字列を含むアノテーション レイヤー。 |
Zones (NAME 属性) | ZONE_NAME | ゾーンの共通する名前文字列を含むアノテーション レイヤー。 |
Sections | SECTIONS | セクションの範囲を定義するポリゴン レイヤー。セクションは、ウィングとも呼ばれ、フロアの論理的分割であるスペースの集まりを表します。ゾーンとは異なり、スペースは通常、1 つのセクション (たとえば西ウィング) に属します。 |
SECTION_LINES | セクションのエッジと範囲を定義するポリゴン。セクションは、ウィングとも呼ばれ、ポリゴンが作成されるフロアの論理的分割であるスペースの集まりを表します。ゾーンとは異なり、スペースは通常、1 つのセクション (たとえば西ウィング) に属します。 | |
Sections (SECTION_ID 属性) | SECTION_ID | セクションの一意の識別子文字列を含むアノテーション レイヤー。 |
Sections (NAME 属性) | SECTION_NAME | セクションの共通する名前文字列を含むアノテーション レイヤー。 |
Units | UNITS | 建物内で使用できるスペース。通常、備品、入室者、スケジュール、およびその他の関連アセットなどを含んでいます。スペースは一般に、オフィス、会議室、コンピューター室など、使用方法に従ってシンボル化されます。UNITS または UNITS_LINES の値が必要です。 |
UNIT_LINES | ポリゴンが作成される建物内で使用できるスペースのエッジと範囲を定義するポリゴン。通常は、備品、入室者、スケジュール、およびその他の関連アセットなどを含んでいます。スペースは一般に、オフィス、会議室、コンピューター室など、使用方法に従ってシンボル化されます。 メモ:OPENINGS 列で入口を特定する場合は、UNIT_LINES 列にポリライン データが含まれている必要があります。 | |
UNIT_ID メモ:UNIT_ID 属性 | スペースの一意の識別子文字列を含むアノテーション レイヤー。 | |
UNIT_NAME メモ:NAME 属性 | スペースの共通する名前文字列を含むアノテーション レイヤー。 メモ:UNIT_NAME レイヤーが入力されないと、ツールは UNIT_ID の値を使用して、ユニットの NAME およびNAME_LONG フィールドに値を入力します。UNIT_ID の値に含まれる空白は削除されます。CAD のアノテーション値に維持不要の空白がある場合、UNIT_NAME 列にレイヤーを入力する必要があります。 | |
UNIT_USE_TYPE メモ:USE_TYPE 属性 | スペースの用途を示す文字列を含むアノテーション レイヤー。 | |
Details | DETAILS | 屋内マップ上の壁、ドア、窓など、スペースのパーティションと各スペースおよび建物の出入口の位置を表す、内部の詳細を定義する詳細ポリライン。 |
メモ:格納されない一時フィーチャクラス。 | OPENINGS | よりシンプルなポリゴンを作成するために閉じる必要があるドア開口部を定義します。スペースなど、ポリラインから構築されているポリゴン レイヤーでは、UNIT_LINES 列のどのポリラインがドアで、閉じる必要があるかを識別します。 メモ:[フロアプランを Indoors ジオデータベースにインポート (Import Floorplans To Indoors Geodatabase)] ツールの実行時にポリラインを正常にマージするには、OPENINGS 列に [ドア クロース バッファー] パラメーターが含まれている必要があります。 |
Facilities、Levels、Zones、Sections、Units
CAD ドローイングに、施設、レベル、ゾーン、セクション、ユニットを定義するポリゴンがある場合は、それらを対応する GIS ポリゴンに変換することができます。ユニットを例にすると、UNITS 列には、ユニットを定義する CAD のポリゴン レイヤー名が、次のように格納されます。
CAD ドローイングにポリゴンがない場合は、ポリゴンのエッジを定義するポリラインを指定することができます。再度ユニットを例にすると、直接割り当てるポリゴンがないので、ポリゴンの生成に使用されるポリライン CAD レイヤーのセットを使用します。
メモ:
次の図のように、ポリゴン変換処理でプログラムによって閉じられるドアをポリライン内に必ず入力します。
この例では、CAD ポリライン レイヤー I-WALL (紫)、A-WALL-EXTR (緑)、および A-DOOR (オレンジ) が、オフィスの内側の境界を定義します。特定の CAD ポリライン レイヤーによっては、窓や低い壁、円柱などのその他のポリライン レイヤーも、スペースの境界を定義することができます。
Doors
CAD ポリラインからポリゴンを作成する場合、よりシンプルなユニット ポリゴンを作成するため、ドア ポリライン フィーチャでドアの開閉を表す円弧を閉じたり削除したりするオプションがあります。[フロアプランを Indoors ジオデータベースにインポート (Import Floorplans To Indoors Geodatabase)] ジオプロセシング ツールは、次の図のように、OPENINGS 列を使用して、UNIT_LINES 列のどのポリラインがドアで、閉じる必要があるかを識別します。
Details
CAD レイヤーは、天井伏図を示します。HVAC または電気フィーチャは、施設管理で使用する場合を除いて、通常省略されます。
詳細ポリライン名は CAD から引き継ぐので、ユーザー指定の名前と異なる可能性があります。ポリラインの色は、壁とドアの場合はグレーから黒のスペクトル、窓は青で表示され、太さは 0.5 ポイントです。
Indoors スキーマで詳細として参照されるポリライン フィーチャが直接取り込まれます。
Annotation
CAD アノテーションには、出力 GIS ユニット フィーチャに追加する必要がある、重要な属性が含まれています。これらが CAD アノテーション レイヤーにある場合は、GIS 属性に割り当てるアノテーション レイヤーを指定することができます。適切なスプレッドシートの列を使用して、ユニット識別子 (L1w120) およびユニットの使用目的 (オフィス) を取り込むことができます (アノテーションは、末尾が *ID、*NAME、または *USE_TYPE の列に割り当てられます)。
メモ:
区切り文字によって区切られた CAD アノテーションがあり、特定の位置から 1 つの文字列を抽出する場合、たとえば site.facility.level.unit というアノテーション文字列で値が Esri.L.L2.L2E210 の場合は、ピリオド (.) で区切られた 4 番目の文字列「L2E210」を、次の形式を使用して抽出します: A-ANNO-LYR|4|.
同様に、CAD アノテーションが区切り文字ではなく改行で区切られている場合は、文字ではなく、A-ANNO-LYR|4|\p のように \p を使用してその行のテキストを抽出します。
CAD データにブロック アノテーションが含まれている場合は、必要に応じて区切り文字を {FIELD_NAME} と置き換えます。FIELD_NAME はアノテーション内で参照しているカスタム フィールドを示し、たとえば A-ANNO-LYR|1|{OFFICE_NAME} のようになります。
次の手順を実行して、[CAD Layer to FC Mapping] シートを完成させます。
- Config_CAD_Indoors_Template.xlsx テンプレート ファイルを、CAD ファイルが格納されているディレクトリにコピーします。
テンプレートは、ArcGIS Pro のインストールに含まれており、Resources\Indoors\MappingFile フォルダーに存在します。
- テンプレートを開いて [CAD Layer to FC Mapping] シートをクリックします。
- 必要に応じて、ファイルの編集を有効にします。
- CAD ファイルの作成元のフィーチャクラスに従って、[CAD Layer To FC Mapping] シートを完成させます。
メモ:
[フロアプランを Indoors ジオデータベースにインポート (Import Floorplans To Indoors Geodatabase)] ジオプロセシング ツールを複数のフロアまたは建物で実行した場合、CAD レイヤーの名前は、処理されているすべてのドローイングで一致している必要があります。
- 施設、レベル、ユニット、詳細を定義するポリゴンまたはポリラインがあるかどうかを指定します。
最低でも、Facility、Level、Unit、Details の各フィーチャと、関連するアノテーションを作成する必要があります。
メモ:
GIS 詳細ポリラインにインポートするポリライン レイヤー名を一覧表示します。
さらに、該当するスプレッドシートのフィールドにレイヤー名を割り当てることで、CAD ドローイングのゾーンまたはセクションを処理することができます。
- 一意の名前でファイルを保存します。
一意の ID の作成
[フロアプランを Indoors ジオデータベースにインポート (Import Floorplans To Indoors Geodatabase)] ツールは、読み込んだフィーチャに対して一意の ID を生成します。ID は積層型の階層構造の形式で生成されます。この形式を使用して、フィーチャの物理的な位置を解析できます。
たとえば、UNIT_ID が REDLANDS.L.L2.e256 の Units フィーチャは、次のように解析することができます。
- Site = REDLANDS
- Facility = L
- Level = L2
- Unit = e256
ヒント:
[フロアプランを Indoors ジオデータベースにインポート (Import Floorplans To Indoors Geodatabase)] ツールでは、ピリオド、ハイフン、アンダースコアを使用して ID の各部分を区切ることができます。ツールの実行時に、スプレッドシートで使用する文字を選択します。
Indoors モデルの各フィーチャクラスには、その特定フィーチャに対して一意の ID が格納されます。また、フィーチャクラスには、親フィーチャの ID フィールドも格納され、それによりフィーチャが親の位置にリンクできます。たとえば、Levels フィーチャクラスには FACILITY_ID と SITE_ID が格納されます。これにより、Levels フィーチャは、それが存在する施設およびサイトの位置にリンクすることができます。
メモ:
[Facility Properties] シートおよび [Level Properties] シートで SITE_ID、FACILITY_ID、および LEVEL_ID を定義する必要があります。これら 3 つの ID のそれぞれに値を入力する必要があります。上記の例を使用すると、FACILITY_ID は REDLANDS.L、LEVEL_ID は REDLANDS.L.L2 になります。
Details、Units、Sections、および Zones では、ID の一意の末尾部分は、次の 2 つの方法のいずれかで生成されます。
- [CAD Layer to FC Mapping] シートの対応する *_ID 列に値を入力する場合、そのレイヤーのアノテーション値が使用されます。
- *_ID 列に値が入力されなかった場合やアノテーション フィーチャが見つからなかった場合は、次の値が使用されます。
- Details の場合: Details<ObjectID value>
- Sections の場合: Sections<ObjectID value>
- Units の場合: <Name value>
- Zones の場合: Zones<ObjectID value>
[Facility Properties] シート
[Facility Properties] シートは、建物名、一意の ID、住所、フロア数、Z 値 (標高または高さ)、回転など、建物についてのメタデータが入力されます。
メモ:
Indoors では Z 値は重要です。屋内フィーチャクラスに Z 値がないと、あるフロアから別のフロアへのルート検索などの機能が適切に動作しないことがあります。
| 列名およびフィーチャ タイプ | 説明 |
|---|---|
SITE_ID | サイトの一意の ID 文字列。50 文字以内でなければなりません。 値が必要です。 |
SITE_NAME | サイトの共通名。100 文字以内でなければなりません。 |
FACILITY_ID | 建物の一意の ID 文字列。50 文字以内でなければなりません。 |
FACILITY_NUMBER | 建物の一意の整数 ID。 |
NAME | 建物のショート ネーム。100 文字以内でなければなりません。 値が必要です。 |
NAME_LONG | 建物のロング ネーム。255 文字以内でなければなりません。 |
DESCRIPTION | 建物の説明。255 文字以内でなければなりません。 |
ADDRESS | 建物の住所。255 文字以内でなければなりません。 |
UNIT | 建物の住戸名またはマンション名。10 文字以内でなければなりません。 |
LOCALITY | 建物が所在する市区町村。100 文字以内でなければなりません。 |
PROVINCE | 建物が所在する州、準州、都道府県。50 文字以内でなければなりません。 メモ:ISO 3166-2 (Wikipedia) で定義されている都道府県コードを使用します。 |
COUNTRY | 建物が所在する国。2 文字以内でなければなりません。 メモ:ISO 3166-1 で定義されている 2 文字の国コードを使用します。 |
POSTAL_CODE | 建物の所在地の郵便番号。50 文字以内でなければなりません。 |
DATE_BUILT | 建物の竣工日。 |
LEVELS_TOTAL | 建物の合計フロア数。 |
ELEVATION_RELATIVE | テレイン サーフェスを基準とする建物の最下部の Z 値。通常は 0 です。 値が必要です。 |
ELEVATION_ABSOLUTE | 海水面を基準とする建物の最下部の絶対 Z 値。 |
HEIGHT_RELATIVE | テレイン サーフェスを基準とする建物の最上部の Z 値。 値が必要です。 |
HEIGHT_ABSOLUTE | 海水面を基準とする建物の最上部の最大高さ。たとえば、高さが 100 メートルで絶対高度が 350 メートルの建物の最大高さは 450 メートルになります。 |
ROTATION | 建物の地理学的回転 (左 (西) を 0 として時計回りに回転)。有効な値の範囲は 0 ～ 180 です。ネットワークの作成で使用されます。 メモ:列が空白の場合は、[最小面積の長方形ジオメトリ] オプションが指定された [ジオメトリの最小範囲 → ポリゴン (Minimum Bounding Geometry)] ツールを使用して MBG の方向値が算出され、この値が ROTATION 列に入力されます。 |
MERGE_LEVELS | 複数フロアを単一の建物ポリゴンのフットプリントにマージするかどうかを指定します。
|
[Facility Properties] シートに入力するには、次の手順に従います。
- 必要に応じて、Config_CAD_Indoors_Template.xlsx テンプレートを開きます。
- [Facility Properties] シートをクリックします。
- フロア プランの関連するすべてのメタデータを使用して、[Facility Properties] シートを完成します。
- ファイルを保存します。
[Level Properties] シート
[Level Properties] シートには、建物のフロアごとのメタデータが格納されます。これには、フロア識別子 (ID)、フロア名、相対高度情報、フィーチャ マージ オプション、ドア クローズ機能が含まれます。
| 列 | 説明 |
|---|---|
FACILITY_ID | 建物の一意の ID 文字列。50 文字以内でなければなりません。 メモ:この値は、[Facility Properties] シートの、対応する建物の FACILITY_ID に一致する必要があります。 |
LEVEL_ID | フロアの一意の ID 文字列。50 文字以内でなければなりません。 |
NAME | フロアの共通名。255 文字以内でなければなりません。 メモ:NAME の値は、Details、Units、Sections、および Zones フィーチャクラスの LEVEL_NAME フィールドへの入力に使用されます。 値が必要です。 |
NAME_SHORT | フロアのショート ネーム。4 文字以内でなければなりません。 メモ:NAME_SHORT の値は、モバイルおよび Web アプリの Floor Picker で使用されます。 値が必要です。 |
DESCRIPTION | フロアの説明。255 文字以内でなければなりません。 |
ACCESS_TYPE | フロアのアクセス タイプ (ビジター、従業員、個人)。50 文字以内でなければなりません。 |
LEVEL_NUMBER | 各フロアの番号を示す整数。 |
VERTICAL_ORDER | 各フロアの垂直方向の順序を示す整数。 値が必要です。 |
ELEVATION_RELATIVE | テレイン サーフェスを基準とする各フロアの Z 値。たとえば、1 階は 0 メートル、2 階は 4.25 メートルです。 値が必要です。 |
ELEVATION_ABSOLUTE | 海水面を基準とする各フロアの絶対 Z 値。たとえば、1 階は 254 メートル、2 階は 258.25 メートルです。 |
HEIGHT_RELATIVE | フロアの最下部を基準とする各フロアの最上部の高さ。たとえば、1 階は 4.25 メートル、2 階は 4.25 メートルとすると、1 階と 2 階は同じ高さになります。 値が必要です。 |
HEIGHT_ABSOLUTE | 海水面を基準とする各フロアの絶対高さ。たとえば、1 階は 258.25 メートル、2 階は 262.5 メートルです。 |
CLOSE_DOORS | 単体ポリゴンを作成するためにドアを閉じる必要があるかどうかを指定します。
|
PROCESS | CAD ファイルを処理するかどうかを指定します。
|
[Level Properties] シートに入力するには、次の手順に従います。
- Config_CAD_Indoors_Template.xlsx テンプレート ファイルを開きます。
- [Level Properties] シートをクリックします。
- フロア プランの関連するすべてのメタデータを使用して、[Level Properties] シートを完成します。
たとえば、最後の CLOSE_DOORS 列は、[CAD Layer to FC Mapping] シートで OPENINGS として定義されているレイヤーを変換するために使用されます。ラインが一直線になり、ドアの開閉を表すポリゴンは削除されます。削除されない場合は、それが属しているユニットにマージする必要があります。
- ファイルを保存します。
Source Files シート
[Source Files] シートには CAD ドローイングへのファイル パスが保存され、各ドローイングは [Level Properties] シートで定義されたレベルと関連付けられます。1 つのレベルの CAD データが、相互にオーバーレイする複数のドローイングに置かれている場合、各ドローイング ファイルのソース パスを定義して、それらを 1 つのレベルに関連付けられます。
| 列 | 説明 |
|---|---|
SOURCE_PATH | ソース CAD フロア プランがローカル コンピューターまたはネットワークにある場合のファイル パス。 値が必要です。 |
LEVEL_ID | 関連レベルの一意の ID 文字列。 値が必要です。 メモ:この値は、[Level Properties] シートの、対応するレベルの LEVEL_ID に一致する必要があります。 |
[Source Files] シートに入力するには、次の手順に従います。
- Config_CAD_Indoors_Template.xlsx テンプレート ファイルを開きます。
- [Source Files] シートをクリックします。
- SOURCE_PATH 列に、CAD ドローイングへの完全なパスをリストします。
- LEVEL_ID 列に、CAD ドローイングのフィーチャが位置する施設レベルを示す一意の ID 文字列をリストします。
- ファイルを保存します。