[トレース (Trace)] ジオプロセシング ツールと [サブネットワーク] トレース タイプを使用して、サブネットワークに参加するすべてのフィーチャを検出します。
詳細については、「ユーティリティ ネットワークのトレース タイプ」をご参照ください。
要件
サブネットワークのトレースを実行するには、次の要件が満たされている必要があります。
- エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、[入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーターは、ユーティリティ ネットワーク サービスから取得する必要があります。
- ネットワーク トポロジが有効化されている必要があります。
- サブネットワークに 1 つ以上のサブネットワーク コントローラーがある。
- トレースの始点は、次のいずれかを使用して指定する必要があります。- 1 つ以上の始点。
- [サブネットワーク名] パラメーターを使用してサブネットワークを選択します。
 
サブネットワークのトレース
- アクティブ マップ ビューでユーティリティ ネットワークが使用可能であることを確認し、リボンの [ユーティリティ ネットワーク] の下の [データ] タブをクリックします。![[ユーティリティ ネットワーク] コンテキスト対応タブ セット [ユーティリティ ネットワーク] コンテキスト対応タブ セット](GUID-FB0380AC-1057-414A-AB45-DC68AE466FE9-web.png) [ユーティリティ ネットワーク データ] タブがアクティブになります。 
- オプションで、マップ ビューで始点とバリアを設定します。[ツール] グループで、[トレース位置] コマンドをクリックして [トレース位置] ウィンドウを開きます。詳細については、「始点とバリアの設定」をご参照ください。サブネットワーク トレースでは、[トレース (Trace)] ツールで [サブネットワーク名] パラメーターが指定されていない場合のみ、始点を設定する必要があります。 
- [データ] タブの [ツール] グループで、ツール ギャラリー内の [サブネットワーク] をクリックします。![[ツール] グループ [ツール] グループ](GUID-99FEDE52-025C-4964-9F22-0FA48ECE7720-web.png) 特定の [トレース タイプ] を使用して、アクティブなマップで、ユーティリティ ネットワークの [トレース (Trace)] ツールが開きます。 
- [ドメイン ネットワーク] パラメーターで、トレースを開始するドメイン ネットワークを選択します。
- トレース可能なエリアを調整するには、[層] パラメーターに層を指定します。トレース構成は、層の定義に基づいてツールに読み込まれます。
- 始点を設定していない場合は、トレースする [サブネットワーク名] を選択します。[サブネットワーク名] パラメーターが指定されている場合、そのサブネットワークのサブネットワーク コントローラーが使用され、[トレース位置] ウィンドウで設定された始点は無視されます。出力フィルターが指定されていない場合、SubnetLine フィーチャクラスのサブネットワークを表すフィーチャも、トレース結果に返されます。 
- 必要に応じて追加のコンフィグレーション パラメーターを適用します。ツール パラメーターの完全なリストについては、[トレース (Trace)] ツールをご参照ください。「トレースの構成」もご参照ください。
- [実行] をクリックします。
指定したサブネットワークに参加しているフィーチャが、選択セットとして返されます。電気ネットワーク内の連絡スイッチのように、フィーチャは複数のサブネットワークに属している可能性があります。サブネットワーク コントローラーが存在していないか、指定されたサブネットワークに接続されていない場合は、エラー メッセージが返されて、トレースが失敗します。