Business Analyst ライセンスで利用できます。
概要
ビジネス、人口統計、消費者、地形の特性を記述した変数から、縮尺に応じた複数区画レベルの階級区分レイヤーを作成します。
図
使用法
マップの表示設定は、使用する分類方法によって異なります。それぞれの分類方法については、パラメーター構文のドキュメントに詳しく記載されています。
デフォルトの分類フィールドの数は 5 です。この設定は [クラス数] パラメーター内で変更できます。通常、ブレーク数の範囲は 3 ~ 7 です。
表示されている区画レベルは、マップ縮尺が変更されると、最適な区画レベルになるように自動的に調整されます。
値の範囲が 0 ~ 300 のフィールドに対して 3 つのクラスを指定すると、アプリケーションは 0 ~ 100、101 ~ 200、201 ~ 300 という範囲の 3 つのクラスを作成します。
[等比間隔] 方法では、各クラスの要素数の二乗和を最小化してクラス閾値を作成するアルゴリズムが使用されます。これにより、各クラスの範囲にクラスごとにほぼ同じ数の値が含まれ、間隔ごとの差が一定に保たれます。
自然分類は、データ値の差異が比較的大きい部分に境界が設定されるようにクラスに分割されます。
等量分類では、各クラスに同じ数のデータ値を割り当てます。空のクラスや、値の数が多すぎたり少なすぎたりするクラスはありません。
Business Analyst Data は、集計とレポートに使用され、ジオプロセシング データ ソース環境設定を使用して指定されます。
構文
arcpy.ba.ColorCodedLayer(classification_variable, out_layer_name, classification_method, number_of_classes)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
classification_variable | カラーコード マップとして表示する 1 つの変数を選択します。 | String |
out_layer_name | マップに追加されるカラーコード レイヤーの名前。 | String |
classification_method | クラス閾値の計算に使用する方法。
| String |
number_of_classes | マップ上に表示されるデータ分類の区切れの数。デフォルト値は 5 です。 | String |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_layer | 出力レイヤーのコンテナー。 | グループ レイヤー |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、ColorCodedLayerツールの使用方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.baDataSource = "ONLINE;US;"
arcpy.ba.ColorCodedLayer("networth.mednw_cy", "CCL_NetWorth", "NATURAL_BREAKS", 5)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、統計データ コレクション変数を指定して ColorCodedLayer (レイヤーへの情報付加) ツールを使用する例を示しています。
import arcpy
arcpy.env.baDataSource = "USA_ESRI_2018"
arcpy.ba.ColorCodedLayer(r"c:\users\<User ID>\documents\arcgis\projects\my_project\bayarea_proprietarydata.sdcx/sales_s01_sales", "sales_s01_sales Layer", "NATURAL_BREAKS", 5)
ライセンス情報
- Basic: 次のものが必要 Business Analyst
- Standard: 次のものが必要 Business Analyst
- Advanced: 次のものが必要 Business Analyst