ライン、デバイス、ジャンクション フィーチャクラスのすべてのフィーチャ、およびドメイン ネットワークのジャンクション オブジェクト テーブルとエッジ オブジェクト テーブル内のすべてのオブジェクトには Is connected 属性があります。この属性は、サブネットワーク コントローラーへの接続性に関する情報を保持することによって、分離されたネットワーク フィーチャおよびオブジェクトを識別するのに役立ちます。フィーチャの作成時には、その接続性に関係なく、Is connected 属性は unknown に設定されます。この属性は、実行される操作に応じて、ネットワーク フィーチャで変更されます。
Is connected 属性には、次の値を指定することができます。
- unknown - フィーチャの作成時には、ソースへのその接続性にかかわらず、Is connected 属性が unknown に設定されます。unknown はサブネットワークの一部でなくなったフィーチャにも設定されます。これは [サブネットワークの更新 (Update Subnetwork)] ツールを実行する際にフィーチャのサブネットワーク名が unknown に設定された場合に設定されます。
- true - フィーチャにサブネットワーク コントローラーとの接続性がある場合、Is connected 属性は true に設定されます。この値は、[サブネットワークの更新 (Update Subnetwork)] または [接続属性の更新 (Update Is Connected)] ツールを実行することによって設定されます。
- false - パスが存在せず、フィーチャが分離されていると見なされる場合、Is connected 属性は false に設定されます。つまり、フィーチャにサブネットワーク コントローラーとの接続性がなく、サブネットワークの一部でない場合です。この値は、[接続属性の更新 (Update Is Connected)] ツールを実行することによって設定されます。サブネットワーク コントローラーがユーティリティ ネットワーク内に存在しない場合、Is connected 属性はすべてのネットワーク フィーチャについて false に設定されます。
Is connected 属性を変更する操作の概要については、次のセクションをご参照ください。
サブネットワーク コントローラーの変更
[サブネットワーク コントローラーの変更] ウィンドウを使用してフィーチャをサブネットワーク コントローラーとして設定または削除するとき、Is connected 属性が変更されます。この値は、フィーチャをサブネットワーク コントローラーとして設定すると true に設定され、サブネットワーク コントローラーとして削除すると unknown に設定されます。フィーチャにターミナルがある場合、これはフィーチャ上の最後のターミナルがサブネットワーク コントローラーとして削除されるときに発生します。Is connected 属性は、[サブネットワーク コントローラーの変更] ウィンドウで、サブネットワーク コントローラー フィーチャへの変更が適用されたときに変更されます。
サブネットワークの更新 (Update Subnetwork) ツール
サブネットワークを更新すると、Is connected 属性は、[サブネットワークの更新 (Update Subnetwork)] ジオプロセシング ツールで指定した [層] または [サブネットワーク名] パラメーターに基づいた、サブネットワーク コントローラーへのフィーチャの接続性に基づいて変更されます。
[サブネットワークの更新 (Update Subnetwork)] ツールを使用すると、サブネットワーク フィーチャの Is connected 属性が次のように編集されます。
- true - サブネットワークの一部であるフィーチャの場合、Is connected 属性は true に更新されます。
- unknown - サブネットワークの一部でなくなったフィーチャの場合、サブネットワーク名が unknown に設定されると Is connected 属性が unknown に更新されます。
[サブネットワークの更新 (Update Subnetwork)] ツールを使用して、サブネットワーク フィーチャの Is connected 属性を更新します。このプロセスは、サブネットワークのコントローラーと接続性を持たないネットワーク内で孤立したフィーチャを識別しません。孤立したフィーチャを識別するには、[接続属性の更新 (Update Is Connected)] ツールに関する次のセクションをご参照ください。
接続属性の更新ツール
[接続属性の更新 (Update Is Connected)] ジオプロセシング ツールは、ユーティリティ ネットワーク全体のすべてのフィーチャの Is connected 属性を変更します。
[接続属性の更新 (Update Is Connected)] ツールを使用すると、ユーティリティ ネットワークのフィーチャの Is connected 属性が次のように編集されます。
- true - ネットワーク内に、フィーチャからサブネットワーク コントローラーへのパスが存在する場合、Is connected 属性は true に設定されます。
- false - パスが存在しない場合、言い換えると、フィーチャがネットワーク内のサブネットワーク コントローラーから切断されている場合、Is connected 属性は false に設定されます。
[最後の接続属性の更新時間] の日付とタイム スタンプが、そのユーティリティ ネットワークの [ネットワーク プロパティ] タブの [一般] セクションに表示されます。
詳細については、「孤立したフィーチャの識別」をご参照ください。