条件値のインポート (Import Contingent Values) (データ管理)

サマリー

複数の条件値およびフィールド グループをカンマ区切り値ファイル (*.csv) ファイルからデータセットにインポートします。

使用法

  • このツールは、値を置き換える、または新しい値を既存の値と組み合わせるオプションを使って、条件値とフィールド グループをデータセットにインポートします。

  • ターゲット テーブルのスキーマがインポートする値と一致する必要があります。*.csv で指定されたフィールドまたは値がターゲット データセットにない場合、フィールド グループまたは条件値はインポートされません。

  • ターゲット テーブルがエンタープライズ ジオデータベースに格納されている場合、このツールはデータの所有者として実行する必要があります。

  • このツールは、 [条件値のエクスポート (Export Contingent Values)] ツールと組み合わせて使用できます。

  • フィールド グループをデータセットに追加すると、データセット バージョンが ArcGIS Pro 2.3 に設定されます。すなわち、このデータセットは ArcMap では使用できなくなります。

  • フィールド グループ ファイル (*.csv) は、NAMEIS_RESTRICTIVEFIELD の列を含みます。必要に応じて FIELD 列名を増やし、フィールド グループのすべてのフィールドを含めます (FIELD1FIELD2FIELD3 など)。

    フィールド グループ列 (*.csv)

    説明

    NAME

    フィールド グループ名

    AnimalCategories

    IS_RESTRICTIVE

    フィールド グループが制限されるかどうかを指定します。

    TRUE

    FIELD1

    フィールドの名前

    カテゴリ

  • 条件値ファイル (*.csv) には、CAV_ID IS_RETIREDFIELD_GROUPSUBTYPESUBTYPE_NAMECV_TYPECV_VALUEDESCRIPTION の列が含まれています。

    条件値定義の構造と一致させるために必要な数の CV_TYPECV_VALUEDESCRIPTION の列があります。これらの列名は必要に応じて増やし (CV_TYPE1CV_VALUE1DESCRIPTION1CV_TYPE2CV_VALUE2DESCRIPTION2 など)、フィールド グループ ファイル (*.csv) 内のフィールドの順序に対応します。たとえば、条件値ファイル (*.csv) 内の CV_TYPE1CV_VALUE1DESCRIPTION1 は、フィールド グループ ファイル (*.csv) 内の FIELD1 と一致します。

    条件値ファイル (*.csv)

    説明

    CAV_ID

    条件値の ID。

    1

    IS_RETIRED

    条件値を廃止するかどうかを定義するブール値。

    False

    FIELD_GROUP

    条件値が対応するフィールド グループの名前。

    AnimalCategories

    SUBTYPE

    データセットにサブタイプがあり、そのサブタイプが条件値定義で使用されている場合、これがルールの適用先のサブタイプ コードになります。

    2

    SUBTYPE_NAME

    データセットにサブタイプがあり、そのサブタイプが条件値定義で使用されている場合、これがサブタイプ コードの説明テキストになります。

    変温

    CV_TYPE1

    条件値のタイプ。タイプ値は、次のように整数として格納されます。

    • 1 - すべて
    • 2 - NULL
    • 3 - コード値
    • 4 - 範囲

    3

    CV_VALUE1

    特定のフィールド値。タイプが任意または NULL の場合、*.csv ファイルの値が空になります。

    1

    DESCRIPTION1

    条件値のタイプがコード値の場合、コード値の説明テキストになります。

    魚類

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
ターゲット テーブル

フィールド グループおよび条件値のインポート先となる入力ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラス。

Table View
フィールド グループ入力ファイル (*.csv)

フィールド グループに関する情報を含む特定の列名を持つ *.csv ファイル。

File
条件値入力ファイル (*.csv)

条件値に関する情報を含む特定の列名を持つ *.csv ファイル。

File
既存の条件値の置き換え
(オプション)

インポート時に既存の値を置き換えるか、マージするかを指定します。

  • オン - ターゲット テーブルの既存の値を入力ファイル (*.csv) の値と置き換えます。
  • オフ - 既存の値を入力ファイル (*.csv) の値とマージします。重複する値は除外されます。これがデフォルトです。

Boolean

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたテーブル

インポートされたフィールド グループおよび条件値を含む更新されたターゲット テーブル。

テーブル ビュー; ラスター レイヤー; モザイク レイヤー

arcpy.management.ImportContingentValues(target_table, field_group_file, contingent_value_file, {import_type})
名前説明データ タイプ
target_table

フィールド グループおよび条件値のインポート先となる入力ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラス。

Table View
field_group_file

フィールド グループに関する情報を含む特定の列名を持つ *.csv ファイル。

File
contingent_value_file

条件値に関する情報を含む特定の列名を持つ *.csv ファイル。

File
import_type
(オプション)

インポート時に既存の値を置き換えるか、マージするかを指定します。

  • REPLACEターゲット テーブルの既存の値を入力ファイル (*.csv) の値と置き換えます。
  • UNION既存の値を入力ファイル (*.csv) の値とマージします。重複する値は除外されます。これがデフォルトです。
Boolean

派生した出力

名前説明データ タイプ
updated_table

インポートされたフィールド グループおよび条件値を含む更新されたターゲット テーブル。

テーブル ビュー; ラスター レイヤー; モザイク レイヤー

コードのサンプル

ImportContingentValues (条件値のインポート) の例 (Python ウィンドウ)

フィールド グループおよび条件値を GasPipes データセットにインポートして、既存の値を置き換えます。

import arcpy
arcpy.ImportContingentValues_management("C:\\MyProject\\myConn.sde\\pro.USER1.Animals",
                                        "C:\\MyProject\\MyFieldGroups.csv",
                                        "C:\\MyProject\\MyContingentValues.csv",
                                        "REPLACE")

環境

特殊なケース

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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