TIN のコピー (Copy TIN) (3D Analyst)

サマリー

TIN (Triangulated Irregular Network) データセットのコピーを作成します。

使用法

  • このツールを使用して、後の編集で変更する TIN データセットの履歴コピーを保持することを検討します。

  • 10.0 より前にリリースされたバージョンの ArcGIS 上で実行できる下位互換性のあるアプリケーションで使用するために、現在のバージョンの仕様を使用して作成された TIN が必要な場合、[10.0 以前] オプションがあるこのツールを使用することを検討してください。

  • 下位互換性のある TIN データセットに機能拡張を適用したい場合は、[現在] オプションのあるこのツールを使用することを検討してください。 現在のバージョンの TIN では、バージョン 10 以前の同等のツールから、次の機能拡張をサポートしています。

    • その他の空間参照情報
    • 制限付きドローネ三角形分割。トライアンギュレータにより、三角形がブレークライン エッジに一致し、ブレークラインの圧縮が回避されるため、格納領域を浪費せずに済みます。
    • ノードの取得元情報。ポイントが入力データから取得されたか、トライアンギュレータによって取り込まれたかを示します。
    • エッジ タグ値の保持

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力 TIN

コピーされる TIN。

TIN Layer
出力 TIN

生成される TIN データセット。

TIN
バージョン
(オプション)

出力 TIN のバージョン

  • 現在現在の TIN バージョンは、制限付きドローネ三角形分割、強化された空間参照情報、およびノード ソースやエッジ タグ値の格納をサポートしています。生成される TIN は、バージョン 10.0 以前の ArcGIS と下位互換性はありません。これがデフォルトです。
  • 10.0 以前この TIN は、バージョン 10.0 の ArcGIS と下位互換性があり、制限付きドローネ三角形分割のみをサポートしています。
String

arcpy.ddd.CopyTin(in_tin, out_tin, {version})
名前説明データ タイプ
in_tin

コピーされる TIN。

TIN Layer
out_tin

生成される TIN データセット。

TIN
version
(オプション)

出力 TIN のバージョン

  • CURRENT現在の TIN バージョンは、制限付きドローネ三角形分割、強化された空間参照情報、およびノード ソースやエッジ タグ値の格納をサポートしています。生成される TIN は、バージョン 10.0 以前の ArcGIS と下位互換性はありません。これがデフォルトです。
  • PRE_10.0この TIN は、バージョン 10.0 の ArcGIS と下位互換性があり、制限付きドローネ三角形分割のみをサポートしています。
String

コードのサンプル

CopyTin (TIN のコピー) の例 1 (Python ウィンドウ)

次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。

arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.CopyTin_3d("elevation", "elevation_copy", "CURRENT")
CopyTin (TIN のコピー) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のサンプルは、スタンドアロン Python スクリプトでこのツールを使用する方法を示しています。

'''****************************************************************************
Name: Define Data Boundary of LAS File
Description: This script demonstrates how to delineate data boundaries of 
             LAS files with irregularly clustered points. It is intended for 
             use as a script tool with one input LAS file.
****************************************************************************'''
# Import system modules
import arcpy

# Set local variables
inLas = arcpy.GetParameterAsText(0)  # input LAS file
ptSpacing = arcpy.GetParameterAsText(1)  # LAS point spacing
classCode = arcpy.GetParameterAsText(2)  # List of integers
returnValue = arcpy.GetParameterAsText(3)  # List of strings
outTin = arcpy.GetParameterAsText(4)  # TIN created to delineate data area
outBoundary = arcpy.GetParameterAsText(5)  # Polygon boundary file

try:
    # Execute LASToMultipoint
    lasMP = arcpy.CreateUniqueName('lasMultipoint', 'in_memory')
    arcpy.ddd.LASToMultipoint(inLas, LasMP, ptSpacing, class_code, 
                             "ANY_RETURNS", "", sr, inFormat, zfactor)
    # Execute CreateTin
    arcpy.ddd.CreateTin(outTin, sr, "{0} Shape.Z masspoints"\
                       .format(lasMP), "Delaunay")
    # Execute CopyTin
    arcpy.ddd.CopyTin(outTin, "{0}_copy".format(outTin))
    # Execute DelineateTinDataArea
    maxEdge = ptSpacing * 4
    arcpy.ddd.DelineateTinDataArea(outTin, maxEdge, "PERIMETER_ONLY")
    # Execute TinDomain
    arcpy.ddd.TinDomain(outTin, outBoundary, "POLYGON")
        
except arcpy.ExecuteError:
    print(arcpy.GetMessages())
except Exception as err:
    print(err)

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 3D Analyst
  • Standard: 次のものが必要 3D Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 3D Analyst

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