グラフィックス → フィーチャ (Graphics To Features) (変換)

サマリー

入力グラフィックス レイヤーのエレメントに基づいて、グラフィックス レイヤーをジオメトリがあるフィーチャ レイヤーに変換します。

使用法

  • 一度にフィーチャに変換できるグラフィック エレメントは 1 種類だけです。

  • テキスト エレメントはアノテーションに変換されます。 エレメントの見た目がそのまま保持されます。

  • このツールは通常、グラフィック エレメントの選択項目 (サブセット) をフィーチャに変換するために使用されます。

  • [変換後にグラフィックスを削除] パラメーターをオンにすると、ツールによってグラフィック エレメントが削除され、新しいフィーチャがその場所に描画されます。 これにより、変換プロセスが 1 つのステップで完了します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力グラフィックス

フィーチャに変換されるソース グラフィック エレメントを含むグラフィックス レイヤー。

Graphics Layer
グラフィックス タイプ

変換されるグラフィック エレメントのタイプを指定します。

  • ポイントポイント グラフィック エレメントが変換されます。
  • ポリラインポリライン グラフィック エレメントが変換されます。
  • ポリゴンポリゴン グラフィック エレメントが変換されます。
  • マルチポイントマルチポイント グラフィック エレメントが変換されます。
  • アノテーションアノテーションおよびテキスト グラフィック エレメントが変換されます。
String
出力フィーチャクラス

変換されたグラフィック エレメントを含む出力フィーチャ レイヤー。

Feature Class
変換後にグラフィックスを削除
(オプション)

[入力グラフィックス] パラメーターから変換済みグラフィック エレメントを変換後に削除するかどうかを指定します。

  • オン - グラフィック エレメントは削除されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - グラフィック エレメントは削除されずに保持されます。

Boolean
基準縮尺
(オプション)

テキスト エレメントをアノテーション フィーチャに変換するのに使用される基準縮尺。 [グラフィックス タイプ] パラメーターが [アノテーション] に設定されている場合、このパラメーターは必須です。

Double

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたレイヤー

[変換後にグラフィックスを削除] パラメーターがオンになっている場合の、削除済みグラフィック エレメントを含む更新された入力レイヤー。

Graphics Layer

arcpy.conversion.GraphicsToFeatures(in_layer, graphics_type, out_feature_class, {delete_graphics}, {reference_scale})
名前説明データ タイプ
in_layer

フィーチャに変換されるソース グラフィック エレメントを含むグラフィックス レイヤー。

Graphics Layer
graphics_type

変換されるグラフィック エレメントのタイプを指定します。

  • POINTポイント グラフィック エレメントが変換されます。
  • POLYLINEポリライン グラフィック エレメントが変換されます。
  • POLYGONポリゴン グラフィック エレメントが変換されます。
  • MULTIPOINTマルチポイント グラフィック エレメントが変換されます。
  • ANNOTATIONアノテーションおよびテキスト グラフィック エレメントが変換されます。
String
out_feature_class

変換されたグラフィック エレメントを含む出力フィーチャ レイヤー。

Feature Class
delete_graphics
(オプション)

in_layer パラメーターから変換済みグラフィック エレメントを変換後に削除するかどうかを指定します。

  • DELETE_GRAPHICS変換済みグラフィック エレメントは削除されます。 これがデフォルトです。
  • KEEP_GRAPHICS変換済みグラフィック エレメントは削除されずに保持されます。
Boolean
reference_scale
(オプション)

テキスト エレメントをアノテーション フィーチャに変換するのに使用される基準縮尺。 このパラメーターは、graphics_type パラメーターが ANNOTATION に設定されている場合に必須です。

Double

派生した出力

名前説明データ タイプ
updated_layer

delete_graphics パラメーターが DELETE_GRAPHICS に設定されている場合の、削除済みグラフィック エレメントを含む更新された入力レイヤー。

Graphics Layer

コードのサンプル

GraphicsToFeatures の例 1 (Python ウィンドウ)

以下の Python スニペットは、Python ウィンドウからポリゴン グラフィックス エレメントを含むグラフィックス レイヤーをポリゴン フィーチャ レイヤーに変換します。

import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:/data/input/myProject.aprx"
arcpy.conversion.GraphicsToFeatures("polygonGraphics", "POLYGON", 
																																				"polygonFeatures", "DELETE_GRAPHICS")
GraphicsToFeatures の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

以下の Python スクリプトは、ポイント位置のグラフィックス レイヤーのマップへの追加、グラフィックスからフィーチャクラスへの変換、これれのポイントの x,y 座標の計算、属性テーブルへのフィールドの追加を行います。

# Name: GraphicsToFeatures.py
# Description: Converts a point graphics layer to a feature class and adds x,y 
# coordinate data to its attributes.
# Requirements: None

import arcpy

# Set environment
arcpy.env.workspace = r"C:\Data"

# Set local variables
in_layer = "graphics_coord.lyrx"
out_path = "Default.gdb"
geometry_type = "POINT"
result = arcpy.CreateFeatureclass_management(out_path, "out_fc", geometry_type)

# Execute the conversion
arcpy.conversion.GraphicsToFeatures(in_layer, 'POINT', result, 'DELETE_GRAPHICS')

# Add x,y coordinates to the new feature class
arcpy.management.AddXY("out_fc")

環境

特殊なケース

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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