[データ管理] ツールボックスには、フィーチャクラス、データセット、レイヤー-、ラスター データ構造を開発、管理、維持するために使用する豊富でさまざまなツールのコレクションが含まれています。
| ツールセット | 説明 |
|---|---|
3D オブジェクト ツールセットには、3D オブジェクト フィーチャ レイヤーの機能でマルチパッチ フィーチャクラスを強化するツールが含まれています。3D オブジェクト フィーチャ レイヤーは、テクスチャ情報のストレージを最適化し、いくつかの 3D モデリング形式に関連する追加の視覚化効果、テクスチャ、マテリアルのサポートを追加することによって、マルチパッチ フィーチャを改善します。 | |
[履歴管理] ツールセットには、ジオデータベース履歴を管理するためのツールが含まれています。ArcGIS の履歴管理は、ジオデータベースのデータに対する変更を記録し、その履歴情報にアクセスできるようにします。ジオデータベースの履歴管理は、データ変更を記録、管理、解析するためのメカニズムです。 | |
[アタッチメント] ツールセットには、ジオデータベース アタッチメントを管理するためのツールが含まれます。アタッチメント機能は、非地理データをユーザーが用意した地理情報に関連付けるための強力な手段です。これらのジオプロセシング ツールを使用して、ユーザーのワークフローへのアタッチメントの組み込みや、アタッチメントの追加および削除プロセスの自動化を、より簡単に実行することができます。 | |
[属性ルール] ツールセットには、ジオデータベースの属性ルールを管理するためのツールが含まれています。属性ルール機能は、カスタム ルールおよび振る舞いをジオデータベース データに追加する方法を提供します。これらのジオプロセシング ツールを使用して、ユーザーのワークフローへの属性ルールの組み込みや、ルールの追加および削除プロセスの自動化を、簡単に実行することができます。 | |
[条件値] ツールセットには、ジオデータベースの条件値とフィールド グループを管理するためのツールが含まれています。条件値機能は、カスタム動作をジオデータベース データに追加する方法を提供します。これらのツールを使用して、ユーザーのワークフローへの条件値の組み込みや、値の追加および削除プロセスの自動化を実行することができます。 | |
[データ比較] ツールセットには、あるデータセットと別のデータセットを比較して、類似点と相違点をレポートするためのツールが用意されています。これらのツールを使用して、データセットに行われた変更を特定できます。 | |
[分散ジオデータベース] ツールセットには、レプリカ ジオデータベースを作成し、それらの間で変更を同期させるためのツールが含まれています。 | |
ドメインは、複数の属性フィールドで使用できる値の範囲を定義するための手段となります。ドメインを使用して、特定のフィールドに設定できる値を制限すれば、データの整合性を維持するのに役立ちます。ドロップダウン リストに表示されるフィールド値を制限することによって、コード値ドメインの整合性をチェックすることができます。範囲ドメインは編集時に自動的に整合チェックされます。 | |
[フィーチャ ビニング] ツールセットには、フィーチャ ビニングを管理するためのツールが含まれています。フィーチャ ビニングは、ユーザーが大きなデータセットを探索および視覚化できるようにする高度な視覚化機能です。また、すぐに使用できる簡単なマッピング オプションを使用して、マクロおよびミクロのレベルでパターンを確認するのにも役立ちます。 | |
[フィーチャクラス] ツールセットは、基本的なフィーチャクラス管理を実行する一連のツールを提供します。 | |
[フィーチャ] ツールセットには、フィーチャベースの GIS データを作成して管理し、フィーチャのジオメトリ タイプを別のジオメトリ タイプに変換し、フィーチャ ジオメトリの問題を検出して修正し、フィーチャ ジオメトリの計測値と座標を属性として記録するためのツールが用意されています。 | |
[フィールド] ツールセットには、フィールドを作成および変更するツールが含まれています。 フィールドとはテーブルの列です。各フィールドの中には、1 つの属性の値があります。 テーブルには、任意の数のフィールドを含めることができます。 フィールドのタイプやフィールドに格納できるデータの最大サイズなどの設定を、フィールドに指定することができます。 | |
格納要件を抑えるために、ファイル ジオデータベースのフィーチャクラス (ベクター データ) とテーブルを読み取り専用形式に圧縮することができます。ファイルは、元のサイズのわずか 1/4 まで圧縮できます。圧縮されたデータセットは、ArcCatalog および ArcMap 上で、未圧縮時と同じように表示され、編集以外の操作は同じように実行できます。圧縮されたデータはダイレクト アクセス形式なので、このデータにアクセスするたびに圧縮を解除する必要はありません。ArcGIS と ArcReader は、このデータを直接読み取ります。 | |
[一般] ツールセットには、一般的なデータ管理操作を実行するためのツールが含まれています。フィーチャクラスやテーブルの結合、データセットの名前変更とコピーや削除、重複または同一のレコードの検索と削除、レコードの並べ替えなどを行うツールが含まれています。 | |
[ジェネラライズ] ツールセット内のツールを使用すると、フィーチャを集約または除外できます。 | |
[ジオデータベース管理] ツールセットには、さまざまなジオデータベースの管理タスクのためのツールが用意されています。 このツールセットのツールでは、特定のジオデータベース データ管理ツールに加えて、ジオデータベースのアップグレード、管理、および保守をカバーしています。 | |
[インデックス] ツールセットは、インデックスを作成および削除するツールを提供します。 | |
[結合とリレート] ツールセットのツールでは、レイヤーとテーブル ビューの間に結合を作成します。[テーブルの結合 (Add Join)] ツールで作成された結合または [リレートの追加 (Add Relate)] ツールで作成されたリレートは一時的なものであり、テーブル間でフィールドが永久的に移動するわけではありません。セッションにまたがって結合またはリレートを維持する必要がある場合は、[リレーションシップ クラス] ツールセットのツールを使用してリレーションシップを作成することができます。 | |
[LAS データセット] ツールセットには、LAS データセットを作成、管理、および最適化するためのツールが用意されています。[LAS データセット] データ タイプは、LAS ファイルのコレクションを参照し、ファイルを処理、視覚化、解析しやすくします。 | |
[レイヤーとテーブル ビュー] ツールセットは、レイヤー、レイヤー ファイル、テーブル ビューを作成および操作します。 | |
パッケージ ツールセットには、レイヤー (*.lyr、*.lyrx)、マップ (*.mxd、*.mapx)、プロジェクト (*.aprx)、住所ロケーター (*.loc)、およびジオプロセシング結果の統合、パッケージ化、共有を行うためのツールが含まれています。 | |
[写真] ツールセットには、デジタル写真ファイルを分析および管理するためのツールが用意されています。ツールセットには、ジオタグ付き写真ファイル (GPS カメラ デバイスまたはスマートフォンで撮影された写真) からポイント フィーチャクラスを作成するツールや、写真のタイム スタンプを基に写真ファイルとフィーチャまたはテーブル行を照合するツールが含まれています。 | |
このツールセットには、1 つの地図投影から別の地図投影に地理データを変換するためのツールが含まれています。ラスター データセットに対してシフト、セルのサイズ変更、回転などの変換を行う追加ツールもあります。 | |
[データ管理] ツールボックスの [ラスター] ツールセットには、ラスター データの管理とラスター処理を実行するためのツールが含まれています。 これらのツールを使用して、ラスター データセットのプロパティを操作したり、ラスター データを作成および処理することができます。 | |
リレーションシップ クラスでは、ジオデータベース内のオブジェクト間のリレーションシップを定義します。これらのリレーションシップは、1 つのフィーチャとテーブル行の間に作成するようなシンプル、つまり、1 対 1 のリレーションシップにしたり、より複雑な複数のフィーチャとテーブル行の間の 1 対多 (または多対多) のリレーションシップにしたりすることができます。リレーションシップの中には、特定のフィーチャ、行、またはテーブルを別のフィーチャに関連付けるだけでなく、一方を作成、編集、または削除すると、もう一方に特定の効果が生じるように指定するものもあります。これらはコンポジット リレーションシップと呼ばれ、このようなリレーションシップを使用すると、データベース内のオブジェクト間のリンクが確実に維持および更新されるようにすることができます。電柱などのフィーチャを削除すると、電柱に設置された変圧器や関連テーブルの保守記録などの、他のフィーチャの削除が開始される場合があります。 | |
[サンプリング] ツールセットには、サンプリング位置または集約エリアとして使用されるフィーチャを作成するツールが用意されています。たとえば、[ランダム ポイントの作成 (Create Random Points)] ツールを実行すると、1 つのデータセットの範囲内でサンプリング位置として使用できるポイントが作成されます。[テッセレーションの生成 (Generate Tessellation)] ツールを実行すると、他のデータの集約に使用できる範囲内に三角形、四角形、または六角形ポリゴンのメッシュが作成されます。 | |
ジオデータベースを使用して地理データを保存する大きな利点の 1 つが、フィーチャと属性に対してサブタイプを作成できる機能です。サブタイプによって、フィーチャクラスやテーブルを属性値に基づいて論理的なグループに分割できるようになります。サブタイプを使用してフィーチャクラス内の一部のフィーチャを対象に処理することにより、フィーチャのグループごとに属性と振舞いを統一することができます。 | |
テーブルには一連の行と列が含まれ、各行 (レコード) は、区画、電柱、高速道路、湖群などの地理フィーチャを表し、各列 (フィールド) は、地理フィーチャの平方フィート、高さ、長さ、面積などの特定の属性を示します。テーブルは、通常、データベースに格納されるか、または単純に dBASE テーブルなどのファイルに格納されます。テーブルでは、地理フィーチャの属性が管理されます。 | |
[タイル キャッシュ] ツールセットには、タイル キャッシュを生成、管理、インポート、およびエクスポートするツールが含まれています。これらのツールを使用すると、ArcGIS Server を使わずにデスクトップ上で、ラスター データセットまたはモザイク データセットからタイル キャッシュを生成できます。生成したタイル キャッシュは、タイル パッケージとして ArcGIS Online 上で共有したり、タイル マップ サービスとして公開したりすることができます。 | |
[トポロジ] ツールセットには、ジオデータベースのトポロジを作成して管理するために使用できる一連のツールが用意されています。 | |
バージョニングにより、複数のユーザーがジオデータベースの地理データにアクセスすることができます。さらに、接続ユーザーは、データを複製しなくても、ジオデータベースの永続的な状態を複数同時に作成することができます。また、データのロックを明示的に適用することなく、同じフィーチャまたは行を同時に編集できます。このフレームワークにより、たとえばプロジェクトの状態ごとにジオデータベースのバージョンを作成し、バージョン間の差異をリコンサイルして、竣工時の状態にジオデータベースのマスター バージョンを更新することができます。バージョニングは、エンタープライズ ジオデータベースでのみサポートされます。 | |
[ワークスペース] ツールセットには、ArcGIS で使用されるデータ格納構造を作成するツールが含まれています。 |