Negate (Image Analyst)

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

Image Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

セルごとに入力ラスターのセル値の符号を変更 (-1 で乗算) します。

Negate の図
OutRas = Negate(InRas1)

使用法

  • 入力が整数の場合、出力ラスターも整数型になります。 入力が浮動小数点値である場合、出力ラスターも浮動小数点値になります。

  • 入力がマルチバンド ラスターの場合、出力もマルチバンド ラスターになります。 ツールは、入力の各バンドに対して操作を行います。

  • ArcPy では、入力が多次元ラスターである場合、すべての変数に含まれるすべてのスライスが処理され、出力は多次元ラスターになります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ラスター、または定数値

符号を変更 (-1 で乗算) する入力ラスター。

数値をこのパラメーターの入力として使用するには、セル サイズと範囲を最初に環境で設定しておく必要があります。

Raster Layer; Constant

戻り値

ラベル説明データ タイプ
出力ラスター

出力ラスター。

セル値は、符号を変更 (-1 で乗算) した入力値です。

Raster

Negate(in_raster_or_constant)
名前説明データ タイプ
in_raster_or_constant

符号を変更 (-1 で乗算) する入力ラスター。

数値をこのパラメーターの入力として使用するには、セル サイズと範囲を最初に環境で設定しておく必要があります。

Raster Layer; Constant

戻り値

名前説明データ タイプ
out_raster

出力ラスター。

セル値は、符号を変更 (-1 で乗算) した入力値です。

Raster

コードのサンプル

Negate の例 1 (Python ウィンドウ)

次の例では、入力ラスターの値の符号を変更して、Grid ラスターを出力しています。

import arcpy
from arcpy import env
from arcpy.ia import *
env.workspace = "C:/iapyexamples/data"
outNegate = Negate("degs")
outNegate.save("C:/iapyexamples/output/outneg")
Negate の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の例では、入力ラスターの値の符号を変更して、Grid ラスターを出力しています。

# Name: Negate_Ex_02.py
# Description: Changes the sign (multiplies by -1) of the cell values
#              of the input raster on a pixel-by-pixel basis 
# Requirements: Image Analyst Extension

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
from arcpy.ia import *

# Set environment settings
env.workspace = "C:/iapyexamples/data"

# Set local variables
inRaster = "degs"

# Check out the ArcGIS Image Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("ImageAnalyst")

# Execute Negate
outNegate = Negate(inRaster)

# Save the output 
outNegate.save("C:/iapyexamples/output/outnegate")

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Image Analyst または Spatial Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Image Analyst または Spatial Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Image Analyst または Spatial Analyst

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