カタログ参照オプションの設定

カタログ参照オプションを使用すると、[カタログ] ウィンドウ、カタログ ビュー、および参照ダイアログ ボックスで作業するための基本設定を設定できます。

カタログ参照オプションを開く

カタログ参照オプションは、ArcGIS Pro の設定ページの [オプション] ダイアログ ボックスで設定できます。

  1. 次のいずれかの方法で、ArcGIS Pro の設定ページを開きます。
    • ArcGIS Pro 開始ページの左下隅で [設定] 設定 をクリックします。
    • プロジェクトが開いている場合は、リボン上の [プロジェクト] タブをクリックします。
  2. 設定ページのサイド タブにあるリストで、[オプション] をクリックします。
  3. [オプション] ダイアログ ボックスの [アプリケーション] にある [カタログ参照] をクリックします。
  4. 次のセクションで説明するように、必要なオプションを選択します。
  5. [OK] をクリックします。

プロジェクト アイテムの参照

フォルダー接続のデフォルトの表示名を選択できます。

  • [フォルダー名のみ (例: ProjectData)] を選択すると、接続先のフォルダーの名前だけが表示されます。 これがデフォルトです。
  • [完全パス (例: C:\Data\ProjectData)] を選択すると、フォルダー接続の完全なパスが表示されます。

自分のコンピューター上のフォルダーに接続する場合は、完全パスにドライブ文字が含まれます (例: C:\Data\ProjectData)。 ネットワーク コンピューター上のフォルダーに接続する場合は、ドライブ文字が含まれません (例: \\whidbey\Data\ProjectData)。

次の場所に完全パスが表示されます。

  • [カタログ] ウィンドウ
  • カタログ ビューの [コンテンツ] ウィンドウ
  • 参照ダイアログ ボックス
  • アイテムをタイルとして表示するカタログ ビュー タイルの情報の表示

アイテムを列表示するカタログ ビュー 列の情報の表示 では、使用する設定に関係なく、フォルダー名は [名前] 列に、パスは [パス] 列に表示されます。

変更を有効にするには、ArcGIS Pro を再起動する必要があります。

ヒント:

フォルダー接続のエイリアスを作成することもできます。 フォルダー接続のエイリアスが作成されると、デフォルトの表示名設定に関係なく、エイリアスのみが表示されます。

カタログ ビューの場所

1 つ以上のカタログ ビューを含む既存のプロジェクトを開く場合、ビューを開始する場所を選択することができます。

  • [最後に保存した場所から開始] チェックボックスをオンにすると、プロジェクトが最後に保存されたときに表示されていた場所でカタログ ビューが開きます。 これがデフォルトです。
  • チェックボックスをオフにすると、カタログの [プロジェクト] レベル プロジェクト でカタログ ビューが開きます。

変更を有効にするには、現在のプロジェクトを保存する必要があります。

場所バーがハイライト表示された 2 つのカタログ ビュー
オプションがオンのとき (上)、保存された場所でカタログ ビューが開きます。 オプションがオフのとき (下)、カタログの [プロジェクト] レベルでカタログ ビューが開きます。

参照ダイアログ ボックスの場所

参照ダイアログ ボックスを使用すると、プロジェクトのオープン、フォルダー接続の追加、ジオプロセシング ツールの入力データと出力場所の選択、マップへのデータ追加などの操作を実行できます。

参照ダイアログ ボックスには、初めて使用するときに開く場所や、次回以降、最後にアクセスした場所で開くかどうかを指定する、事前定義された動作があります。 たとえば、[データの追加] 参照ダイアログ ボックスは、初めての使用では、カタログの [プロジェクト] レベル プロジェクト で開きます。 C:\MyData など、ある場所を参照した後で、次にダイアログ ボックスを使用する場合は、参照した場所で開きます。 その他の参照ダイアログ ボックスでは開始場所が異なったり、最後にアクセスした場所で表示されない場合があります。

参照ダイアログ ボックスのデフォルト (事前定義された) 動作を使用するかどうかを選択することができます。

  • [各参照ダイアログ ボックスのデフォルトの振舞いを許可] チェックボックスをオンにすると、参照ダイアログ ボックスは事前定義を使用して動作します。 これがデフォルトです。
  • チェックボックスをオフにすると、参照ダイアログ ボックスは常に、カタログに事前定義された初回使用場所で開きます。

参照ダイアログ ボックスで最後にアクセスした場所をクリアすることもできます。

  • [最後にアクセスした場所を消去] チェックボックスをオフにすると、最後にアクセスした場所をサポートする参照ダイアログ ボックスが、最後にアクセスした場所で開きません。 これがデフォルトです。
  • チェックボックスをオンにすると、すべての参照ダイアログ ボックスで、最後にアクセスした場所が消去されます。

最後にアクセスした場所のクリアは、キャッシュの消去と同じように 1 回限りの操作です。 [オプション] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックすると操作が実行され、チェックボックスは自動的にオフになります。 次回いずれかの参照ダイアログ ボックスを開いた場合、ダイアログ ボックスは事前定義された初回使用場所で開きます。 その後は、[各参照ダイアログ ボックスのデフォルトの振舞いを許可] の設定が使用されます。 デフォルト動作が使用された場合、最後にアクセスした場所をサポートする参照ダイアログ ボックスでは、その場所が再度使用されます。

高度な列の設定

デフォルトでは、ほとんどのファイル ジオデータベース アイテムの最終更新日とファイル サイズがカタログ ビューに表示されます。 ジオデータベースのサイズが大きい場合、これは参照のパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。 これが該当する場合は、これらのプロパティを表示しないように選択できます。

  • [ファイル ジオデータベースのアイテムのサイズと変更日の表示] チェックボックスがオンの場合、ファイル ジオデータベース アイテムについてこれらのプロパティが表示されます。 これがデフォルトです。
  • チェックボックスがオフの場合、これらのプロパティは表示されません。

設定を変更した後に、ArcGIS Pro を再起動する必要があります。

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