Workflow Manager のライセンスで利用可能。
Workflow Manager (Classic) サービスは、ArcGIS Workflow Manager (Classic) リポジトリから実行される ArcGIS サービスの一種です。 ArcGIS を使用してワークフローの管理機能を Web 上に公開することができます。 Desktop Tools を使って Workflow Manager (Classic) システムを定義してから、ArcGIS Server 上でリポジトリをサービスとして公開します。
Workflow Manager (Classic) サービスで実行できること
Workflow Manager (Classic) サービスでは、REST API または SOAP API を経由して、既存のビジネス プロセスを GIS ワークフローに統合できます。 Web アプリケーションを使ってジョブのステータスを表示したり、スタッフに作業を割り当てたり、既存の作業の進捗状況を確認したりすることができます。
Workflow Manager (Classic) サービスの作成を開始する方法
すべての Workflow Manager (Classic) サービスは、ArcGIS Workflow Manager (Classic) Administrator の内部から開始されます。ここで、ビジネス プロセスを定義できます。
Workflow Manager (Classic) リポジトリには、ワークフローに関連した情報が保存される一連のジオデータベース テーブルが格納されています。 これらのテーブルは、[ワークフロー データベースの作成 (Create Workflow Database)] ジオプロセシング ツールを使用してジオデータベースの内部に作成されます。
ワークフロー データベースの作成が終了したら、Workflow Manager (Classic) システムの内容の定義を開始できます。 通常、組織ではビジネス プロセスを理解している 1 人以上のユーザーを特定し、これらのプロセスを ArcGIS Workflow Manager (Classic) のワークフローに変換する作業を担当させます。
Workflow Manager (Classic) リポジトリの構成が終了したら、[ワークフロー サービスの公開 (Publish Workflow Service)] ジオプロセシング ツールを実行して、リポジトリを他のユーザーと共有する準備を整えます。
ArcGIS Workflow Manager (Classic) での ArcGIS Server トークン認証の使用
ArcGIS Workflow Manager (Classic) は、Workflow Manager (Classic) サービスのセキュリティを確保し、ArcGIS Server または Windows ドメインで設定されたロールを適用する ArcGIS Server トークン認証をサポートしています。
トークン認証を使用する場合は、正しいユーザーがトークンを Workflow Manager (Classic) サービスに渡しているかどうかを確認する設定を Workflow Manager (Classic) データベースに追加する必要があります。
[ENFORCE_TOKEN_MATCH] 設定の値を [TRUE] にして、Workflow Manager (Classic) データベース内の JTX_Properties テーブルに追加します。 このテーブルを編集するには、このテーブルを ArcGIS Pro に追加してから、バージョン対応登録されていない編集セッションを使用します。 設定を追加したら、設定内容を反映させるために ArcGIS Server サービスを再起動する必要があります。