可視性ツールセットの概要

3D Analyst のライセンスで利用可能。

可視性ツールセットには、影モデルや見通し線の作成から可視領域やスカイラインの作成まで、さまざまな形式の可視解析を実行するためのツールが含まれています。

ライセンス:

一部の可視性ツールは、ArcGIS Spatial Analyst エクステンション ライセンスでも利用できます。 これらのツールは、[観測ポイント (Observer Points)]、[可視領域 (Viewshed)]、[測地線可視領域 (Geodesic Viewshed)]、および [高度な可視領域 (Visibility)] です。

可視性ツールセットのツールの概要

ツール	説明
見通し線の構築 (Construct Sight Lines)	1 つまたは複数の観測点から見通し線を表すライン フィーチャを、ターゲット フィーチャクラス内のフィーチャに作成します。
測地線可視領域 (Geodestic Viewshed)	測地線による方法を使用して、一連の観測フィーチャから見通せるラスター サーフェスの位置を決定します。
内部可視性 (Intervisibility)	3D フィーチャとサーフェスの任意の組み合わせによって定義される潜在的な障害物を使用して、見通し線の可視性を判断します。
見通し (Line Of Sight)	ファンクション サーフェスおよびオプションのマルチパッチ上の見通しの可視性を判断します。
観測ポイント (Observer Points)	各ラスターのサーフェス位置から見える観測点を特定します。
スカイライン (Skyline)	スカイラインまたはシルエット解析の結果を含むラインまたはマルチパッチ フィーチャクラスを生成します。
スカイライン バリア (Skyline Barrier)	スカイライン バリアまたはシャドウ ボリュームを表すマルチパッチ フィーチャクラスを生成します。
スカイライン グラフ (Skyline Graph)	天空の可視領域率を計算し、オプションでテーブルと極座標グラフを生成します。
シャドウ頻度 (Sun shadow Frequency)	太陽への直接的な見通し線を持つサーフェスの固定位置がマルチパッチ フィーチャにより遮られた回数を計算します。
シャドウ ボリューム (Sun Shadow Volume)	特定日時の太陽光を使用して、フィーチャごとに影をモデリングするクローズド ボリュームを作成します。
可視領域 (Viewshed)	一連の観測フィーチャから見通せるラスター サーフェスの位置を決定します。
高度な可視領域 (Visibility)	一連の観測フィーチャから見通せるラスター サーフェスの位置を決定するか、各ラスターのサーフェス位置から見える観測点を特定します。