選択 (Select) (解析)

サマリー

入力フィーチャクラスまたは入力フィーチャ レイヤーから特定のフィーチャを抽出します。通常は選択または SQL (Structured Query Language) 式を使用し、抽出したフィーチャは出力フィーチャクラスに格納されます。

使用法

• 選択または SQL 式は、クエリ ビルダーを使用して作成されるか、入力されます。 式の構文の詳細については、「クエリ ビルダーでのクエリの作成」または「ArcGIS で使用されるクエリ式への SQL リファレンス」をご参照ください。

• [入力フィーチャ] パラメーター値にレイヤーが使用され、式が入力されていない場合、選択されたフィーチャだけが出力フィーチャクラスに書き出されます。 [入力フィーチャ] パラメーター値にレイヤーが使用されて式が入力されている場合、式は選択されたフィーチャだけに実行され、選択セットの式のサブセットが出力フィーチャクラスに書き出されます。

• フィーチャの選択セットを含むレイヤーがすでに存在する場合は、代わりに [フィーチャのコピー (Copy Features)] ツールを使用して、フィーチャクラスを作成します。

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
入力フィーチャ	フィーチャを選択する入力フィーチャクラスまたはレイヤー。	Feature Layer
出力フィーチャクラス	作成される出力フィーチャクラス。 式が使用されない場合は、すべての入力フィーチャが含まれます。	Feature Class
式 (オプション)	フィーチャのサブセットを選択するために使用する SQL 式。	SQL Expression

Python

arcpy.analysis.Select(in_features, out_feature_class, {where_clause})

名前	説明	データ タイプ
in_features	フィーチャを選択する入力フィーチャクラスまたはレイヤー。	Feature Layer
out_feature_class	作成される出力フィーチャクラス。 式が使用されない場合は、すべての入力フィーチャが含まれます。	Feature Class
where_clause (オプション)	フィーチャのサブセットを選択するために使用する SQL 式。 SQL 構文の詳細については、「ArcGIS で使用されるクエリ式への SQL リファレンス」をご参照ください。	SQL Expression

コードのサンプル

Select の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで Select 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.analysis.Select("majorrds.shp", "C:/output/majorrdsClass4.shp", '"CLASS" = \'4\'')

Select の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで Select 関数を使用する方法を示しています。

# Name: Select_Example2.py
# Description: Select roads of Class 4 from major roads in the gnatcatcher habitat study area

# Import system modules
import arcpy

# Set workspace
arcpy.env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
in_features = "majorrds.shp"
out_feature_class = "C:/output/majorrdsClass4.shp"
where_clause = '"CLASS" = \'4\''

# Run Select
arcpy.analysis.Select(in_features, out_feature_class, where_clause)

環境

出力データのデフォルト Z 値, M 座標精度, M 許容値, 出力データのコンフィグレーション キーワード, 出力データの M ドメイン, 出力データの XY ドメイン, 出力座標系, 範囲, 出力に M 値がある, XY 座標精度, XY 許容値

ライセンス情報

• Basic: Yes
• Standard: Yes
• Advanced: Yes