地球統計レイヤー → コンター (GA Layer To Contour) (Geostatistical Analyst)

Geostatistical Analyst のライセンスで利用可能。

サマリー

地球統計レイヤーから、コンターのフィーチャクラスを作成します。 出力フィーチャクラスは、コンターのライン フィーチャクラス、塗りつぶしコンターのポリゴン フィーチャクラスのいずれかです。

使用法

  • NULL 値をサポートするデータ形式 (ファイル ジオデータベース フィーチャクラスなど) で、NULL 値を入力として使用する場合、その位置の推定を実行できなかったか、値を無視する必要があることを示します。 シェープファイルなどの NULL 値をサポートしないデータ形式の場合、値 -1.7976931348623158e+308 (C++ で定義された定数 DBL_MAX のマイナス値) を使用して、その位置に対する推定が実行できなかったことを示します。

  • 出力ポリゴン フィーチャまたはポリライン フィーチャには、コンピューターの CPU コア数によって若干異なるジオメトリが含まれます。 これは、コンター アルゴリズムで使用されるタイルの数が異なるためです (コア数が多いほど、詳細にタイル化できるため、出力のコンターもより精密になります)。 CPU コア数が異なるコンピューターで再現可能な結果を得るには、並列処理ファクター環境を使用して、ツールが使用できるコア数を制御します。

  • [入力地球統計レイヤー] が 3D 内挿モデルを表す場合、[出力高さ] パラメーターを使用してエクスポートするコンターの高さを指定する必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力地球統計レイヤー

解析する地球統計レイヤー。

Geostatistical Layer
コンター タイプ

地球統計レイヤーを表すコンターのタイプ。

  • コンター地球統計レイヤーのコンターまたは等値線表現。 ラインをドラフト品質またはプレゼンテーション品質で表示します。
  • 塗りつぶしコンター地球統計レイヤーのポリゴン表現。 グラフィック表示では、等値線間の値がポリゴン内のすべての位置で同じであることを前提としています。 ラインをドラフト品質またはプレゼンテーション品質で表示します。
  • レイヤーと同様入力地球統計レイヤーの現在のレンダラーを使用します。
String
出力フィーチャクラス

出力フィーチャクラスは、選択したコンター タイプに応じて、ポリラインまたはポリゴンのいずれかになります。

Feature Class
コンターの品質
(オプション)

コンター表現の滑らかさを決定します。

  • ドラフトデフォルトのドラフト品質を使用すると、表示を高速化するため、等値線の単純化されたバージョンが表示されます。
  • プレゼンテーションプレゼンテーション オプションを使用すると、出力フィーチャクラスのより詳細な等値線が表示されます。
String
分類タイプ
(オプション)

コンター閾値の計算方法を指定します。

  • 等比間隔コンター閾値は等比間隔に基づいて計算されます。
  • 等間隔コンター閾値は等間隔に基づいて計算されます。
  • 等量分類コンター間隔は、入力データの分位から計算されます。
  • 手動独自の閾値を指定します。
String
クラス数
(オプション)

出力フィーチャクラスのクラス数を指定します。

[コンター タイプ] が塗りつぶしコンター ポリゴンを出力するよう設定されている場合、作成されるポリゴン数はこのパラメーターで指定した値と同じになります。 コンター ポリラインを出力するよう設定されている場合、ポリライン数はこのパラメーターで指定した値よりも 1 つ少なくなります (N クラス間隔によって N-1 コンター閾値が定義されるため)。

[分類タイプ][手動] に設定されている場合、このパラメーターは適用されません。

Long
クラス閾値
(オプション)

[分類タイプ][手動] に設定されている場合の閾値のリスト。

  • コンター出力の場合、等値線の値を指定します。
  • 塗りつぶしコンターの場合、各クラス区間の上限値を指定します。 最大の閾値が地球統計レイヤーの最大値よりも小さい場合、出力フィーチャクラスが四角形の範囲全体に描画されるわけではないことに注意してください。最大の閾値よりも上の推定値を含むすべての位置で、塗りつぶしコンターは描画されません。
Double
出力高さ
(オプション)

3D 内挿モデルの場合、任意の高さの等値線をエクスポートできます。 このパラメーターを使用して、エクスポートする高さを指定します。 空のままにした場合、高さは入力レイヤーから継承されます。 単位は、デフォルトで入力レイヤーの単位と同じになります。

Linear Unit

arcpy.ga.GALayerToContour(in_geostat_layer, contour_type, out_feature_class, {contour_quality}, {classification_type}, {classes_count}, {classes_breaks}, {out_elevation})
名前説明データ タイプ
in_geostat_layer

解析する地球統計レイヤー。

Geostatistical Layer
contour_type

地球統計レイヤーを表すコンターのタイプ。

  • CONTOUR地球統計レイヤーのコンターまたは等値線表現。 ラインをドラフト品質またはプレゼンテーション品質で表示します。
  • FILLED_CONTOUR地球統計レイヤーのポリゴン表現。 グラフィック表示では、等値線間の値がポリゴン内のすべての位置で同じであることを前提としています。 ラインをドラフト品質またはプレゼンテーション品質で表示します。
  • SAME_AS_LAYER入力地球統計レイヤーの現在のレンダラーを使用します。
String
out_feature_class

出力フィーチャクラスは、選択したコンター タイプに応じて、ポリラインまたはポリゴンのいずれかになります。

Feature Class
contour_quality
(オプション)

コンター表現の滑らかさを決定します。

  • DRAFTデフォルトのドラフト品質を使用すると、表示を高速化するため、等値線の単純化されたバージョンが表示されます。
  • PRESENTATIONプレゼンテーション オプションを使用すると、出力フィーチャクラスのより詳細な等値線が表示されます。
String
classification_type
(オプション)

コンター閾値の計算方法を指定します。

  • GEOMETRIC_INTERVALコンター閾値は等比間隔に基づいて計算されます。
  • EQUAL_INTERVALコンター閾値は等間隔に基づいて計算されます。
  • QUANTILEコンター間隔は、入力データの分位から計算されます。
  • MANUAL独自の閾値を指定します。
String
classes_count
(オプション)

出力フィーチャクラスのクラス数を指定します。

contour_type が塗りつぶしコンター ポリゴンを出力するよう設定されている場合、作成されるポリゴン数はこのパラメーターで指定した値と同じになります。 コンター ポリラインを出力するよう設定されている場合、ポリライン数はこのパラメーターで指定した値よりも 1 つ少なくなります (N クラス間隔によって N-1 コンター閾値が定義されるため)。

classification_typeManual に設定されている場合、このパラメーターは適用されません。

Long
classes_breaks
[classes_breaks,...]
(オプション)

classification_typeManual に設定されている場合の閾値のリスト。 値はリストで指定する必要があり、値は任意の順序で指定できます。

  • コンター出力の場合、等値線の値を指定します。
  • 塗りつぶしコンターの場合、各クラス区間の上限値を指定します。 最大の閾値が地球統計レイヤーの最大値よりも小さい場合、出力フィーチャクラスが四角形の範囲全体に描画されるわけではないことに注意してください。最大の閾値よりも上の推定値を含むすべての位置で、塗りつぶしコンターは描画されません。
Double
out_elevation
(オプション)

3D 内挿モデルの場合、任意の高さの等値線をエクスポートできます。 このパラメーターを使用して、エクスポートする高さを指定します。 空のままにした場合、高さは入力レイヤーから継承されます。 単位は、デフォルトで入力レイヤーの単位と同じになります。

Linear Unit

コードのサンプル

GALayerToContour 対話型ウィンドウの例

地球統計レイヤーをコンター フィーチャクラスにエクスポートします。

import arcpy
from arcpy import env
env.workspace = "C:/gapyexamples/data"
arcpy.GALayerToContour_ga("kriging.lyr", "Contour", "krig_contour",
                          "Presentation", "GEOMETRIC_INTERVAL", 10, "")
GALayerToContour スクリプトの例

地球統計レイヤーをコンター フィーチャクラスにエクスポートします。

# Name: GALayerToContour_Example_02.py
# Description: Exports a geostatistical layer to filled contours with
#              class breaks at 100, 500 and 2000.
# Requirements: Geostatistical Analyst Extension

# Import system modules
import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/gapyexamples/data"

# Set local variables
in_geostat_layer = "kriging.lyr"
contour_type = "Filled_contour"
out_feature_class = "C:/gapyexamples/output/krig_filled_contour.shp"
contour_quality = "Presentation"
classification_type = "Manual"
classes_count = ""
classes_breaks = [100, 500, 2000]

# Execute GALayerToContour
arcpy.GALayerToContour_ga(in_geostat_layer, contour_type, out_feature_class,
                          contour_quality, classification_type, classes_count,
                          classes_breaks)

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Geostatistical Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Geostatistical Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Geostatistical Analyst

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