ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力背景ラスター | 入力背景ラスターは、背景フィールドとも呼ばれます。 | Raster Dataset; Raster Layer; Image Service |
入力観測データ | 内挿に使用される入力ポイント フィーチャ。 | Feature Layer; Trajectory Layer |
観測フィールド | 内挿に使用される観測値を含んでいるフィールド。 | String |
出力ラスター | 出力多次元ラスター データセット。 | Raster Dataset |
背景誤差分散 | 背景計測値の誤差分散。 単一値または誤差分散ラスターを入力できます。 単一値が入力されると、この値はすべての背景計測値の誤差分散として使用されます。 誤差分散ラスターが入力されると、背景データの各セルは、対応する背景誤差分散ラスターから誤差分散を取得します。 誤差分散ラスターのセル サイズと範囲は、背景データと同じである必要があります。 | Double; Raster Dataset; Raster Layer; Image Service |
観測誤差分散 | 観測の誤差分散。 観測データの単一値またはフィールドを入力できます。 単一値が入力されると、この値はすべての観測値の誤差分散として使用されます。 観測データのフィールドが入力されると、このフィールドの値は、対応する各観測ポイントの誤差分散として使用されます。 | Double; String |
背景誤差相関の長さ (オプション) | 背景計測値間の相関の長さ。 デフォルトは、[入力背景ラスター] パラメーター値のセル サイズの 3 倍です。 | Double |
Image Analyst ライセンスで利用できます。
サマリー
複数のソースから結合されたデータを統計的に組み込んで、出力ラスターを生成します。 このツールを使用すると、モデル出力などの背景データとポイントの計測値などの観測データをマージして内挿を実行できます。
使用法
このツールでは、背景データのセットと観測データのセットを入力として使用できます。 [入力背景ラスター] パラメーター値は通常、モデル出力から得られるグリッド ラスターです。[入力観測データ] パラメーター値は通常、ポイントで表された観測値を含むフィーチャまたは軌跡データのセットです。
データの各セットを結合するため、背景データと観測データの各セットに対し、相対精度に基づいて重み付けして、解析誤差の分散を最小限に抑えます。 相対精度は、[背景誤差分散]、[観測誤差分散]、[背景誤差相関の長さ] の各パラメーター値から求められ、背景の計測値間の背景誤差相関を決定するために使用されます。
[背景誤差分散] および [観測誤差分散] パラメーター値は通常、背景データまたは観測データから推定されるグローバル定数です。 または、同じ行と列、セル サイズ、範囲を持つ別のラスターを入力して、背景誤差分散を表すこともできます。 観測誤差分散を表す観測データのフィールドを入力することもできます。
[背景誤差相関の長さ] パラメーター値は、出力に対する観測ポイントの影響を推定するために使用されます。 これは、入力背景データの空間参照の単位で表されます。 値が大きいほど、出力セルから遠く離れたポイントへの影響が大きくなります。
観測誤差の相関は 0 と仮定します。
パラメーター
OptimalInterpolation(in_background_raster, in_obs_data, obs_field, out_raster, background_error_var, obs_error_var, {background_error_corr_length})
名前 | 説明 | データ タイプ |
in_background_raster | 入力背景ラスターは、背景フィールドとも呼ばれます。 | Raster Dataset; Raster Layer; Image Service |
in_obs_data | 内挿に使用される入力ポイント フィーチャ。 | Feature Layer; Trajectory Layer |
obs_field | 内挿に使用される観測値を含んでいるフィールド。 | String |
out_raster | 出力多次元ラスター データセット。 | Raster Dataset |
background_error_var | 背景計測値の誤差分散。 単一値または誤差分散ラスターを入力できます。 単一値が入力されると、この値はすべての背景計測値の誤差分散として使用されます。 誤差分散ラスターが入力されると、背景データの各セルは、対応する背景誤差分散ラスターから誤差分散を取得します。 誤差分散ラスターのセル サイズと範囲は、背景データと同じである必要があります。 | Double; Raster Dataset; Raster Layer; Image Service |
obs_error_var | 観測の誤差分散。 観測データの単一値またはフィールドを入力できます。 単一値が入力されると、この値はすべての観測値の誤差分散として使用されます。 観測データのフィールドが入力されると、このフィールドの値は、対応する各観測ポイントの誤差分散として使用されます。 | Double; String |
background_error_corr_length (オプション) | 背景計測値間の相関の長さ。 デフォルトは、in_background_raster パラメーター値のセル サイズの 3 倍です。 | Double |
コードのサンプル
この例では、標高ポイント データを多次元ラスターに内挿します。
# Import system modules
import arcpy from arcpy import *
#Check out the ArcGIS Image Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("ImageAnalyst")
# Set local variables
in_background_raster = r"C:\data\global_ssh.tif"
in_obs_data = r"C:\data\jason_3_ssh.shp"
obs_field = "SSH"
background_error_var = 0.1
obs_error_var = 0.2
background_error_corr_length = 100 # km
# Execute
output = arcpy.ia.OptimalInterpolation(in_background_raster, in_obs_data, obs_field, background_error_var, obs_error_var, background_error_corr_length)
Output.save(r”c:\output\OI_ssh.crf”)
環境
ライセンス情報
- Basic: 次のものが必要 Image Analyst
- Standard: 次のものが必要 Image Analyst
- Advanced: 次のものが必要 Image Analyst