ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力フィーチャ データ | サーフェス ラスターに内挿される Z 値を含む入力フィーチャ。 フィーチャ入力ごとに、Z 値を格納するフィールドと、6 つの入力タイプのいずれかを指定できます。
入力には次の 9 つのタイプを指定できます。
| TopoInput |
出力セル サイズ (オプション) | 作成される出力ラスターのセル サイズ。 このパラメーターは、数値で定義するか、既存のラスター データセットから取得することができます。 セル サイズがパラメーター値として明示的に指定されていない場合、環境セル サイズの値が指定されていれば、それが使用されます。そうでない場合、その他のルールを使用してその他の入力から計算されます。 詳細については、使用法セクションをご参照ください。 | Analysis Cell Size |
出力範囲 (オプション) | 出力ラスター データセットの範囲。 内挿は X および Y の制限内で実行され、この範囲の外にあるセルは NoData になります。 出力ラスターのエッジに沿って最適な内挿結果を得るには、X および Y の範囲を入力データの範囲よりも両側で少なくとも 10 セル分だけ小さくなるようにします。 デフォルトの範囲は、入力フィーチャ データのすべての範囲で最大となる範囲です。
| Extent |
セルの余白 (オプション) | 指定した出力範囲と境界を越えて内挿を行う距離 (セル単位)。 値は 0 以上である必要があります。 デフォルト値は 20 です。 [出力範囲] と境界フィーチャ データセットが、入力データの制限範囲と同じである場合 (デフォルト)、DEM のエッジに沿って内挿される値は隣接する DEM データとうまく一致しません。 これは、これらの値を内挿するときに使用されるデータの量が、ラスター内部で周囲をすべて入力データで囲まれているポイントに比べて半分しかないためです。 [セルの余白] オプションを使用すると、これらの範囲外にある入力データを内挿に使用できます。 | Long |
内挿に使用する最小 Z 値 (オプション) | 内挿で使用する最小の Z 値。 デフォルトは、すべての入力値の最小値より 20 パーセント低い値です。 | Double |
内挿に使用する最大 Z 値 (オプション) | 内挿で使用する最大の Z 値。 デフォルトは、すべての入力値の最大値より 20 パーセント高い値です。 | Double |
排水方法 (オプション) | 適用する強制的な排水のタイプ。 強制的な排水のオプションを設定すると、すべてのシンクを除去して、水文学的に正しい DEM を作成できます。 シンク ポイントが入力フィーチャ データで明示的に指定されている場合、これらのシンクは平滑化されません。
| String |
入力データの主要タイプ (オプション) | 入力フィーチャ データの主な標高データ タイプ。 関連するタイプを選択することで、河川と尾根の生成中に使用される検索方法が最適化されます。
| String |
最大反復回数 (オプション) | 内挿を繰り返す最大回数。 繰り返しの回数は、0 より大きい値にする必要があります。 デフォルトは 20 で、通常はコンターとライン データの両方に対して十分です。 値を 30 にすると、除去されるシンクが減少します。 まれに、除去するシンクや設定する尾根や河川の数を増やす場合に、大きい値 (45 ~ 50) が有効な場合もあります。 繰り返しの最大回数に達すると、各グリッドの解像度で繰り返しが終了します。 | Long |
粗さのペナルティ (オプション) | 粗さの尺度を表す二次導関数の二乗の積分。 粗さのペナルティは 0 以上である必要があります。 主な入力データ タイプが [コンター] の場合、デフォルトは 0 です。 主なデータ タイプが [スポット] の場合、デフォルトは 0.5 です。 通常、これより大きな値は推奨されません。 | Double |
離散化誤差ファクター (オプション) | 離散化誤差ファクターは、入力データをラスターに変換するときに、スムージングの量を調整するために使用します。 0 より大きい値を指定する必要があります。 通常の調整範囲は 0.25 〜 4 で、デフォルトは 1 です。 値が小さいほどデータのスムージング量が少なくなり、値が大きいほどスムージング量が多くなります。 | Double |
垂直方向標準誤差 (オプション) | 入力データの Z 値における確率的誤差の量。 値は 0 以上である必要があります。 デフォルトは 0 です。 データに均一な分散の重大な確率的 (系統的でない) 垂直誤差がある場合、垂直方向標準誤差に小さい正の値を設定できます。 この場合、垂直方向標準誤差をこれらの誤差の標準偏差に設定します。 ほとんどの標高データセットでは垂直誤差を 0 に設定しますが、河川のライン データを持つポイント データをラスター化する場合は、小さい正の値を設定して収束を安定させることができます。 | Double |
許容値 1 (オプション) | この許容値は、地表の排水に関する標高ポイントの精度と密度を反映します。 ポイント データセットの場合、許容値をデータの高さの標準誤差に設定します。 コンター データセットの場合は、平均コンター間隔の 2 分の 1 を使用します。 値は 0 以上である必要があります。 デフォルトは、データ タイプが [コンター] の場合は 2.5、データ タイプが [スポット] の場合は 0 です。 | Double |
許容値 2 (オプション) | この許容値は、非現実的に高いバリアによる排水の除去を回避します。 0 より大きい値を指定する必要があります。 デフォルトは、データ タイプが [コンター] の場合は 100、データ タイプが [スポット] の場合は 200 です。 | Double |
出力 流水 ポリライン フィーチャ (オプション) | 河川ポリライン フィーチャと尾根ライン フィーチャの出力ライン フィーチャクラス。 ライン フィーチャは、内挿プロセスの最初に作成されます。 内挿にサーフェスの一般的な形状を与えます。 既知の河川および尾根データと比較して排水と形状が正しいことを確認するために使用できます。 ポリライン フィーチャは、次のようにコード化されます。 1. 崖を流れない入力河川ライン。 2. 崖を流れる入力河川ライン (滝)。 3. 偽のシンクを除去する強制排水。 4. コンターのコーナーから決定される河川ライン 5. コンターのコーナーから決定される尾根ライン。 6. 使用しません。 7. データ河川ラインの副条件。 8. 使用しません。 9. 大きな標高データが削除されたことを示すライン。 | Feature Class |
残留シンク ポイント フィーチャ (オプション) | 残留シンク ポイント フィーチャの出力ポイント フィーチャクラス。 これらは、シンク入力フィーチャ データに指定されていない、強制的な排水で除去されなかったシンクです。 [許容値 1] と [許容値 2] の値を調整することで、残留シンクの数を減らすことができます。 残留シンクは、強制的な排水のアルゴリズムで解決できなかった入力データ中のエラーを示している可能性があります。 これは、わずかな標高のエラーを検出する有効な方法として使用できます。 | Feature Class |
出力診断ファイル (オプション) | 使用されたすべての入力とパラメーター、および各解像度と繰り返しで除去されたシンクの数を一覧で示す出力診断ファイル。 | File |
出力パラメーター ファイル (オプション) | 使用されたすべての入力とパラメーターの一覧を示す出力パラメーター ファイル。[トポ → ラスター (ファイルによる定義)(Topo to Raster by File)] で使用して、内挿を再度実行できます。 | File |
断面曲率粗さのペナルティ (オプション) | 断面曲率の粗さのペナルティは、局所に適用するペナルティで、曲率全体の一部を置き換えるのに使用できます。 これにより、結果として高品質のコンター データを得ることができますが、低精度のデータとの収束において不安定になる可能性もあります。 断面曲率なしには 0.0 (デフォルト)、緩やかな断面曲率には 0.5、最大断面曲率には 0.8 を、それぞれ設定します。 0.8 より大きな値は推奨できないため、使用しないでください。 | Double |
出力残差ポイント フィーチャ (オプション) | 局所的な離散化誤差によって縮尺されたときの、すべての大きな標高残差の出力ポイント フィーチャクラス。 10 より大きいスケールされた残差はすべて、入力標高データと河川データにエラーがないことを確認するために検証する必要があります。スケールされた残差が大きいことは、入力標高データと河川ライン データとの間に競合があることを示します。このことは、自動の強制排水が不十分であることとも関係があります。これらの競合を解決するには、既存の入力データのエラーを最初にチェックして修正した後で、河川ラインおよび/またはポイント標高データを追加します。スケールされていない残差が大きいことは、通常、入力標高エラーを示します。 | Feature Class |
出力河川および崖のエラー ポイント フィーチャ (オプション) | 河川および崖のエラーが発生する可能性がある場所の出力ポイント フィーチャクラス。 河川に閉じたループ、分流、および崖を流れる河川 (滝) がある場所を、ポイント フィーチャクラスから識別できます。崖の高い側および低い側と一致しない隣接セルを持つ崖も示されます。これは、方向が正しくない崖を的確に示す方法として使用できます。 ポイントは、次のようにコード化されます。 1. データ河川ライン ネットワーク内の真の回路。 2. 出力ラスターでエンコードされているとおりの河川ネットワーク内の回路。 3. 複数の湖の接続によって生成される河川ネットワーク内の回路。 4. 分流ポイント。 5. 崖を流れる河川 (滝)。 6. 湖からの複数の河川の流出を示すポイント。 7. 使用しません。 8. 崖の方向と高さが一致しない崖の脇のポイント。 9. 使用しません。 10. 削除された回路状の分流。 11. 流入する河川がない分流。 12. データ河川ライン分流が発生する場所とは異なる出力セル内のラスター化された分流。 13. 非常に複雑な河川ライン データを示す、副条件を処理するエラー。 | Feature Class |
出力コンターのエラー ポイント フィーチャ (オプション) | 入力コンター データに関して発生の可能性があるエラーの出力ポイント フィーチャクラス。 出力ラスターで表されているようにコンター値の標準偏差の 5 倍を超える高さのバイアスがあるコンターは、このフィーチャクラスに報告されます。標高が異なる他のコンターと結合するコンターは、このフィーチャクラスではコード 1 でマークされます。これにより、コンター ラベル エラーを確実に識別できます。 | Feature Class |
戻り値
ラベル | 説明 | データ タイプ | 出力サーフェス ラスター | 内挿された出力サーフェス ラスター。 常に浮動小数点ラスターです。 | Raster |