ArcGIS Pro のステレオ マッピング向けに Volfoni アクティブ シャッター RF 3D Vision キットを設定するには、以下の手順に従います。 これらの手順は、Windows 10 オペレーティング システムに基づきます。
要件と前提条件
次のハードウェアとソフトウェアが必要です。
- インストールされライセンス認証された ArcGIS Pro (Standard) 2.4 以降。
- 有効化された ArcGIS Image Analyst エクステンション。
- コンピューター システムに接続された、120Hz の最小リフレッシュ レートをサポートする 3D ステレオスコピック モニター。
- ステレオ表示をサポートし、ブラケットを使用して 3 ピン ミニ DIN 接続が組み込まれているまたは接続されている Quadro グラフィックス カードを搭載したデスクトップ コンピューター。 手順については、「ステレオ表示マッピングのための NVIDIA Quadro GPU と 3D モニターの設定」をご参照ください。
- 最新の Volfoni loader softwareをダウンロードしてインストールするための 2 台目のコンピューター
- Volfoni Activhub_RF50 エミッター。
- Volfoni Edge RF 3D グラス。
次の手順を開始する前に、Volfoni Edge RF 3D グラスに付属の USB ケーブルを使用して 3D グラスを充電します。
Volfoni ステレオ表示コンポーネントの設定と構成
Volfoni アクティブ シャッター RF 3D Vision キットを設定および構成するには、以下の手順に従います。
- コンピューターの電源がオフになっていることを確認します。
- 付属の VESA-DIN3 to Jack 3.5 接続ケーブルを使用して、コンピューターの背面にあるグラフィックス カードのミニピン ポートに Activhub Radio Frequency 50 (AHUB-RF50) エミッターを接続します。
- ステレオ表示をサポートするケーブルを使用して、モニターが CPU に接続されていることを確認します。
- コンピューターとモニターの電源を入れます。
コンピューターの電源がオンになり、グラフィックス カードから 3D 信号が受信されていると、Activhub RF50 デバイス上の青色灯が 3 秒に 2 回すばやく点滅します。
- Edge RF 3D グラスを使用する前に、別のコンピューターに最新バージョンの Volfoni loader softwareをダウンロードしてインストールします。
これにより、すでにインストールされている Activhub RF50 との構成の競合を回避します。
- 付属の USB ケーブルを使用して Edge RF 3D グラスをコンピューターに接続します。
このケーブルは、グラスの充電にも使用できます。
- グラスの電源ボタンを 3 秒間押して、グラスをソフトウェアと同期し、アプリケーションを起動します。
または、[Volfoni Loader] ボタンをダブルクリックして、アプリケーションを起動します。
[Volfoni Loader] アプリケーションが開き、検出されたデバイスの画像が表示されます。
- [Volfoni Loader] ウィンドウで、[Check for updates] をクリックし、更新を利用できる場合は、最新バージョンをインストールします。
- 完了したら、[Quit] をクリックして [Volfoni Loader] ウィンドウを閉じます。
- 完全に充電されるまで、グラスを接続したままにします。
グラスの鼻部分の上部にある赤い光は、グラスが充電中であることを示しています。 グラスが完全に充電されると、光はオフになります。
- 完全に充電されたら、グラスの接続を解除し、スイッチ ボタンを C の位置に変更します。
コンピューターの 3D 設定が終わったら、グラスとエミッターを使用する準備は完了です。
ArcGIS Pro でのステレオ表示の有効化
ArcGIS Pro でステレオ表示を有効にするには、まず、使用するステレオ ハードウェアのタイプに応じて適切なステレオ モードを有効にします。
- ArcGIS Pro を起動します。
- [プロジェクト] タブをクリックしてから [オプション] をクリックします。
- [オプション] ダイアログ ボックスで、[表示] タブをクリックします。
- [ステレオ表示モード] で、[3D シャッター グラス] を選択します。
- [OK] をクリックします。
プロジェクトが再起動し、新しい設定が有効になります。
インストール手順に従って、以下を実行しました。
- エミッターを GPU グラフィックス カードに接続
- Volfoni ソフトウェアのダウンロードおよびインストール
- Edge RF 3D グラスの接続
- Volfoni ハードウェアとソフトウェアの構成
- ArcGIS Pro をステレオ表示モード用に構成
これで、コンピューター システム、Volfoni RF Active Shutter 3D Vision キット、ArcGIS Pro を 3D ステレオ表示モードで操作する準備ができました。