処理サーバー (環境設定)

ラスター プロセシング システム サービスが有効になっている ArcGIS サーバーの名前または IP アドレス。

リモート処理サーバーの環境の設定を優先するツールは、並列処理ファクターの環境を使用する際、ArcGIS Server のサーバー、ユーザー名、パスワードを指定します。

リモート処理サーバーの一連の環境 (ユーザー名、パスワード、処理サーバー) を使用するには、指定されたサーバーのラスター処理システム サービスを有効にする必要があります。 ラスター処理サービスには、Image Service ライセンスが必要です。

使用上の注意

• ArcGIS Server 上では、ラスター処理サービスがデフォルトで起動しません。 サーバーを処理サーバーとして使用する前に、サーバー管理者がこのサービスを起動しておく必要があります。
• 処理サーバーを指定するには、そのサーバーの名前または IP アドレスを使用します。 処理サーバーがサーバー クラスターの場合は、サイトのホストになっているサーバーの名前を使用します。
• ラスター処理サーバーを使用する権限のあるユーザーは、そのサーバーの公開者または管理者のいずれかでなければなりません。

ダイアログの構文

• ラスター プロセシング システム サービスが有効になっている ArcGIS サービスの名前または IP アドレス。
• 処理サーバーがサーバー クラスターの場合は、サイトのホストであるサーバーの名前を使用します。

スクリプトの構文

arcpy.env.processingServer = server_url

remoteProcessingServer 構文

パラメーター	説明
server_url	[ラスター処理] システム サービスが有効になっている ArcGIS サーバーの URL。

スクリプトの例

import arcpy

arcpy.env.processingServer = "https://<server name>:6443/arcgis/services" 
arcpy.env.processingServerUser = "rasterUser" 
arcpy.env.processingServerPassword = "password01"