ポップアップでの関連データの使用

レイヤーがリレートまたはリレーションシップ クラスに属している場合は、ポップアップの上部に、識別されたアイテムがリスト表示され、ここから関連データにアクセスできます。 また、[ポップアップの構成] ウィンドウを使用し、関連データに基づいて、フィールドまたは統計関数をポップアップの下部セクションに追加することもできます。 ポップアップのテキスト エレメントについては、[フィールド] ドロップダウン メニューから関連テーブルのフィールドを選択できます。 フィールド エレメントについては、フィールドのメイン リストの下に関連データが追加されます。 関連するデータのリストの前に、リレートの名前が配置されます。 チャート エレメントでは、関連テーブルの数値フィールドから選択してチャートに追加します。 小数点以下の桁数の書式を設定する数値フィールドは、ポップアップに適用されます。

ポップアップで使用されるリレーションシップ クラスの基数は 1 対 1 (1:1)、1 対多 (1:M)、または多対多 (M:N) である必要があります。

関連レコードの値を含める

1 対 1 のリレーションシップでは、関連テーブルの値が、ただ 1 つの関連レコードから表示されます。 たとえば、Offices という名前のレイヤーと Current Staff という名前のテーブルの間に 1 対 1 のリレートがある場合、ポップアップには、最初のテーブルの事務所 ID と、2 つ目のテーブルにある現在の事務所員の名前と雇用された日付を表示できます。

次の手順に従い、1 対 1 のリレーションシップの関連する値を含めます。

  1. [コンテンツ] ウィンドウでレイヤーを右クリックし、[ポップアップの構成] ポップアップの構成 をクリックします。
  2. [フィールド] エレメントの [ポップアップ エレメントの編集] ボタン ポップアップ エレメントの編集 をクリックします。
  3. [関連レコードの統計情報] セクションで、使用したい関連するテーブルの名前を展開してフィールド値に含めます。

    そのテーブルのすべてのフィールドがリスト表示されます。

  4. 含めるフィールドの [表示] チェックボックスをオンにします。
  5. [戻る] バック をクリックして、[フィールド オプション] を終了し、変更を確定します。

    [ポップアップの構成] ウィンドウのメイン ページが表示されます。

関連レコードの統計情報を含める

1 対多または多対多のリレーションシップでは、統計サマリー値が、複数存在する可能性がある関連レコードから集められます。 たとえば、Land Records レイヤーと Previous Owners テーブルの間に 1 対多のリレートがある場合、ポップアップには、最初のテーブルの区画の住所と、2 つ目のテーブルにある以前の所有者の数および最大購入価格を表示できます。

次の手順を使用して、関連する数値フィールドの統計情報もポップアップに含めることができます。

  1. [コンテンツ] ウィンドウでレイヤーを右クリックし、[ポップアップの構成] ポップアップの構成 をクリックします。
  2. [フィールド] エレメントの [ポップアップ エレメントの編集] ボタン ポップアップ エレメントの編集 をクリックします。
  3. [関連レコードの統計情報] セクションで、使用したい関連する表の名前を展開して統計情報に含めます。

    そのテーブルのすべての数値フィールドがリスト表示されます。

  4. 含めるフィールドの [表示] チェックボックスをオンにします。

    適用可能な統計情報を含む新しい行が、選択したフィールド名の下に表示されます。

  5. ポップアップに追加する関連統計情報を選択します。
  6. [戻る] バック をクリックして、[フィールド オプション] を終了し、変更を確定します。

    [ポップアップの構成] ウィンドウのメイン ページが表示されます。 ステップ 5 で関連統計情報が選択されなかった場合は、変更を保存するときに、その関連フィールドが自動的にオフになります。

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