トップへ戻る

カタログ データセットにポータル アイテムを追加 (Add Portal Items To Catalog Dataset) (データ管理)

このトピックの内容

  1. サマリー
  2. 使用法
  3. パラメーター
  4. 環境
  5. ライセンス情報

サマリー

既存のカタログ データセットに ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise ポータル サービス アイテム (フィーチャ、マップ、画像、シーン、タイル サービスなど) を追加します。

使用法

  • このツールは、アクティブなポータルのアイテムをカタログ データセットに追加します。 アクティブなポータルはアプリケーションから利用されます。 詳細は「ポータルのアイテムとグループへのアクセス」をご参照ください。

  • アイテムは、データセットの属性テーブルから手動で削除する必要があります。

  • カタログ データセットにアイテムがすでに存在する場合は、再度追加されません。 スキップされたアイテムは、ツールのメッセージに表示されます。

  • ターゲット カタログ データセットを指定した後、フィルターを適用して特定のアイテムのみを追加できます。 データ タイプ、共有レベル、組織のステータス、または空間範囲に基づいてアイテムをフィルターできます。

  • ArcGIS Pro 3.1 で作成したカタログ データセットにポータル アイテムを追加するには、[データセットのアップグレード (Upgrade Dataset)] ツールでデータセットをアップグレードする必要があります。

  • カタログ データセットに追加するアイテムには範囲が必要です。

  • OGC フィーチャ サービス、フィーチャ コレクション、テーブル レイヤー、標高レイヤー、およびビデオ レイヤーはサポートされていないため、ポータル アイテム タイプとして入力することはできません。

パラメーター

ダイアログPython

ラベル説明データ タイプ
ターゲット カタログ データセット

ポータル アイテムの追加先のカタログ データセット。

Catalog Layer
入力ポータル アイテム タイプ
(オプション)

ポータルからカタログ データセットに追加されるアイテム タイプを指定します。 デフォルトでは、サポートされるすべてのアイテム タイプが追加されます。

  • フィーチャ レイヤー—フィーチャ レイヤーが追加されます。 このオプションでは、フィーチャ コレクションは追加されません。
  • イメージ レイヤー—イメージ レイヤーが追加されます。
  • マップ イメージ レイヤーとマップ タイル レイヤー—マップ イメージ レイヤーとマップ タイル レイヤーが追加されます。
  • シーン レイヤー—シーン レイヤーが追加されます。
  • ベクター タイル レイヤー—ベクター タイル レイヤーが追加されます。
  • WFS (Web フィーチャ サービス) レイヤー—WFS (Web フィーチャ サービス) レイヤーが追加されます。
  • WMS (Web マップ サービス) レイヤー—WMS (Web マップ サービス) レイヤーが追加されます。
  • WMTS (Web マップ タイル サービス) レイヤー—WMTS (Web マップ タイル サービス) レイヤーが追加されます。
String
コンテンツ
(オプション)

カタログ データセットに追加されるアイテムが含まれているアクティブなポータルのコレクションを指定します。

  • マイ コンテンツ—マイコンテンツ コレクションのアイテムが追加されます。 これがデフォルトです。
  • グループ—ユーザーが所属するグループのアイテムが追加されます。
  • 自組織—ArcGIS 組織のアイテムが追加されます。
String
ポータル フォルダー
(オプション)

カタログ データセットに追加されるアイテムが含まれているポータル フォルダー。

String
ポータル グループ
(オプション)

カタログ データセットに追加されるアイテムが含まれているポータル グループ。

String
アクセス レベル
(オプション)

ポータル アイテムをカタログ データセットに追加する必要がある共有レベルを指定します。

  • パブリック—一般ユーザーと共有されるアイテムがカタログ データセットに追加されます。 これがデフォルトです。
  • 組織—組織で共有されているアイテムと、自身が所有しているアイテムがカタログ データセットに追加されます。 組織で共有されるアイテムと 1 つ以上のグループも追加されます。
  • 共有—1 つ以上のグループで共有されるアイテム、アイテム所有者、およびグループのメンバーシップを介してアイテムにアクセスできるユーザーが、カタログ データセットに追加されます。
  • プライベート—自身が所有するアイテムがカタログ データセットに追加されます。 自身と、自身のコンテンツにアクセスできる管理者のみが、これらのアイテムを追加できます。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力カタログ データセット

更新されたカタログ データセット。

Catalog Layer

arcpy.management.AddPortalItemsToCatalogDataset(target_catalog_dataset, {input_portal_itemtypes}, {content}, {portal_folders}, {portal_groups}, {access_level})
名前説明データ タイプ
target_catalog_dataset

ポータル アイテムの追加先のカタログ データセット。

Catalog Layer
input_portal_itemtypes
[input_portal_itemtypes,...]
(オプション)

ポータルからカタログ データセットに追加されるアイテム タイプを指定します。 デフォルトでは、サポートされるすべてのアイテム タイプが追加されます。

  • FEATURE_SERVICE—フィーチャ レイヤーが追加されます。 このオプションでは、フィーチャ コレクションは追加されません。
  • IMAGE_SERVICE—イメージ レイヤーが追加されます。
  • MAP_SERVICE—マップ イメージ レイヤーとマップ タイル レイヤーが追加されます。
  • SCENE_SERVICE—シーン レイヤーが追加されます。
  • VECTOR_TILE_SERVICE—ベクター タイル レイヤーが追加されます。
  • WFS—WFS (Web フィーチャ サービス) レイヤーが追加されます。
  • WMS—WMS (Web マップ サービス) レイヤーが追加されます。
  • WMTS—WMTS (Web マップ タイル サービス) レイヤーが追加されます。
String
content
(オプション)

カタログ データセットに追加されるアイテムが含まれているアクティブなポータルのコレクションを指定します。

  • MY_CONTENT—マイコンテンツ コレクションのアイテムが追加されます。 これがデフォルトです。
  • MY_GROUPS—ユーザーが所属するグループのアイテムが追加されます。
  • MY_ORGANIZATION—ArcGIS 組織のアイテムが追加されます。
String
portal_folders
[portal_folders,...]
(オプション)

カタログ データセットに追加されるアイテムが含まれているポータル フォルダー。

String
portal_groups
[portal_groups,...]
(オプション)

カタログ データセットに追加されるアイテムが含まれているポータル グループ。

String
access_level
(オプション)

ポータル アイテムをカタログ データセットに追加する必要がある共有レベルを指定します。

  • PUBLIC—一般ユーザーと共有されるアイテムがカタログ データセットに追加されます。 これがデフォルトです。
  • ORG—組織で共有されているアイテムと、自身が所有しているアイテムがカタログ データセットに追加されます。 組織で共有されるアイテムと 1 つ以上のグループも追加されます。
  • SHARED—1 つ以上のグループで共有されるアイテム、アイテム所有者、およびグループのメンバーシップを介してアイテムにアクセスできるユーザーが、カタログ データセットに追加されます。
  • PRIVATE—自身が所有するアイテムがカタログ データセットに追加されます。 自身と、自身のコンテンツにアクセスできる管理者のみが、これらのアイテムを追加できます。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_catalog_dataset

更新されたカタログ データセット。

Catalog Layer

コードのサンプル

AddPortalItemsToCatalogDataset の例 1 (スタンドアロン スクリプト)

この例では、プライベートな SampleTestFolder ポータル フォルダーにあるイメージ サービスを SampleCatalog データセットに追加します。

import arcpy

target_catalog_dataset = r"C:/Dataspace/studyarea.gdb/SampleCatalog"
input_portal_itemtypes = "IMAGE_SERVICE"
content = "MY_CONTENT"
portal_groups = None 
portal_folders = "SampleFolder"
access_level = "PRIVATE"
arcpy.management.AddPortalItemsToCatalogDataset(target_catalog_dataset,
                                        input_portal_itemtypes, content, 
                                        portal_folders, portal_groups,
                                        access_level)
AddPortalItemsToCatalogDataset の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

この例では、SampleGroup グループに属し、組織で共有されているシーン サービスおよび WFS サービスを SampleCatalog データセットに追加します。

import arcpy

target_catalog_dataset = r"C:/Dataspace/studyarea.gdb/SampleCatalog"
input_portal_itemtypes = ["SCENE_SERVICE", "WFS"]
content = "MY_GROUPS"
portal_groups = "SampleGroup" 
portal_folders = None
access_level = "ORG"
arcpy.management.AddPortalItemsToCatalogDataset(target_catalog_dataset,
                                        input_portal_itemtypes, content,
                                        portal_folders, portal_groups,
                                        access_level)

環境

地理座標系変換, 範囲

特殊なケース

範囲

この環境で [入力データの共通領域] または [入力データのすべての領域] オプションが設定されている場合、この環境は無視されます。

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

関連トピック

  • カタログ データセット ツールセットの概要
  • ジオプロセシング ツールの検索
  • カタログ データセットにアイテムを追加 (Add Items To Catalog Dataset)
  • カタログ レイヤー

このトピックへのフィードバック

このトピックの内容
  1. サマリー
  2. 使用法
  3. パラメーター
  4. 環境
  5. ライセンス情報