| ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力データ | コピーされるデータ。 | Data Element |
出力データ | 出力データの場所および名前。 | Data Element |
データ タイプ (オプション) | コピーされるディスク上のデータのタイプ。 このパラメーターは、2 つの異なるデータ タイプ間で名前が競合する場合にのみ指定する必要があります。 たとえば、フィーチャクラスと同じ名前を持つリレーションシップ クラスがジオデータベースに含まれていることがあります。 そのような場合には、関連するキーワードを指定します。
| String |
関連データ (オプション) | 入力に関連データがあるとき、このパラメーターを使用して、関連する出力データの名前とコンフィグレーション キーワードを制御できます。
[From 名前] と [To 名前] の列名は、[To 名前] の値が [出力データ] パラメーター値で使用されていない場合は同じになります。 [出力データ] の値に名前が存在する場合、[From 名前] の値にアンダースコアと数字を追加した一意の [To 名前] の値 (たとえば、rivers_1) が自動的に作成されます。 | Value Table |
サマリー
入力データを入力ワークスペースと同じデータ タイプの出力ワークスペースにコピーします。
使用法
このツールは、フォルダーからフォルダー、いずれかのジオデータベース タイプからいずれかのジオデータベース タイプ (ファイル、エンタープライズ、またはモバイル) など、同じデータ タイプのワークスペース間でのみコピーします。 異なるワークスペースのタイプ間でデータをコピーするには、[フィーチャのコピー (Copy Features)] ツール、または変換ツールボックスのその他のツールを使用します。
このツールは、メモリ ワークスペースとの間のコピーをサポートしていません。
フィーチャクラスをフィーチャ データセットにコピーする場合は、フィーチャクラスとフィーチャ データセットの空間参照が一致している必要があります。一致していない場合、ツールが失敗します。
入力に依存するデータもすべてコピーされます。 たとえば、リレーションシップ クラスに含まれるフィーチャクラスまたはテーブルをコピーすると、そのリレーションシップ クラスもコピーされます。 フィーチャクラスにフィーチャリンク アノテーション、ドメイン、サブタイプ、およびインデックスがある場合も同様です。これらはすべてフィーチャクラスとともにコピーされます。 ジオメトリック ネットワーク、ネットワーク データセット、およびトポロジをコピーすると、関連のあるフィーチャクラスもコピーされます。
レイヤーは、フィーチャクラスへの参照にすぎないため、このツールによってコピーされません。
モザイク データセットをコピーすると、モザイク データセットが指定した場所にコピーされます。モザイク データセットが参照する画像はコピーされません。
このツールは、同じジオデータベースへのネットワーク データセットのコピーはサポートしていません。
このツールは MRF 画像形式をサポートしていません。 .mrf ファイルをコピーするには、[ラスターのコピー (Copy Raster)] ツールを使用します。
入力に関連データがある場合、関連する出力データの名前とコンフィグレーション キーワードを制御できるように [関連データ] パラメーター値が表示されます。
パラメーター
arcpy.management.Copy(in_data, out_data, {data_type}, {associated_data})| 名前 | 説明 | データ タイプ |
in_data | コピーされるデータ。 | Data Element |
out_data | 出力データの場所および名前。 出力データのファイル名の拡張子は、入力データの拡張子と一致する必要があります。 たとえば、ファイル ジオデータベースをコピーしている場合、出力データ エレメントの拡張子は .gdb である必要があります。 | Data Element |
data_type (オプション) | コピーされるディスク上のデータのタイプ。 このパラメーターは、2 つの異なるデータ タイプ間で名前が競合する場合にのみ指定する必要があります。 たとえば、フィーチャクラスと同じ名前を持つリレーションシップ クラスがジオデータベースに含まれていることがあります。 そのような場合には、関連するキーワードを指定します。
| String |
associated_data [[from_name, data_type, to_name, config_keyword],...] (オプション) | 入力に関連データがあるとき、このパラメーターを使用して、関連する出力データの名前とコンフィグレーション キーワードを制御できます。
from_name と to_name の列名は、to_name の値が out_data パラメーター値で使用されていない場合は同じになります。 out_data の値に名前が存在する場合、to_name の値にアンダースコアと数字を追加した一意の from_name の値 (たとえば、rivers_1) が作成されます。 | Value Table |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで Copy 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.management.Copy("majorrds.shp", "C:/output/majorrdsCopy.shp")次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで Copy 関数を使用する方法を示しています。
# Name: Copy_Example2.py
# Description: Copy major roads dataset to preserve the original data
# Import system modules
import arcpy
# Set workspace
arcpy.env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
in_data = "majorrds.shp"
out_data = "C:/output/majorrdsCopy.shp"
# Run Copy
arcpy.management.Copy(in_data, out_data)次の Python スクリプトは、Copy 関数で associated_data パラメーターを使用する方法を示しています。
# Name: Copy_Example3.py
# Description: Copy a feature dataset and specify associated_data
# Import system modules
import arcpy
# The input is a feature dataset containing 3 feature classes: lakes, cities, rivers
in_data = "C:/data/proj.gdb/mexico"
out_data = "C:/data/proj.sde/mexico"
associated_data = ";".join(["lakes FeatureClass mexico_lakes #",
"cities FeatureClass mexico_cities #",
"rivers FeatureClass mexico_rivers #"])
# Rename each feature class during the copy operation using the associated_data parameter
arcpy.management.Copy(in_data, out_data, associated_data=associated_data)次の Python ウィンドウ スクリプトは、フィーチャ データセットを使用して Copy 関数を使用する方法およびエンタープライズ ジオデータベース環境内で associated_data パラメーターを指定する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.management.Copy(
in_data=r"C:\Users\GIS\SQLServerDatabase.sde\DBO.Mexico",
out_data=r"C:\Users\GIS\SQLServerDatabase.sde\DBO.PyCmd_Mexico",
data_type="FeatureDataset",
associated_data="DBO.Rivers FeatureClass DBO.PyCmd_Rivers #;DBO.Lakes FeatureClass DBO.PyCmd_Lakes #;DBO.Cities FeatureClass DBO.PyCmd_Cities #"
)次の Python スクリプトは、フィーチャ データセットを使用して Copy 関数を使用する方法およびエンタープライズ ジオデータベース環境内で associated_data パラメーターを指定する方法を示しています。
# Description: Copy a feature dataset and specify associated_data within an
# Enterprise geodatabase environment
# Import system modules
import arcpy
# The input is a feature dataset containing 3 feature classes: lakes, cities,
# rivers.
in_data = r"C:\Users\GIS\SQLServerDatabase.sde\DBO.Mexico"
# The output is a new feature dataset that the feature classes from in_data will
# be copied to
out_data = r"C:\Users\GIS\SQLServerDatabase.sde\DBO.Py_Mexico"
# Define schema of the from_name and to_name values when preparing data to be
# created in an enterprise geodatabase
associated_data = ";".join(["DBO.Lakes FeatureClass DBO.Py_Lakes #",
"DBO.Cities FeatureClass DBO.Py_Cities #",
"DBO.Rivers FeatureClass DBO.Py_Rivers #"])
# Rename each feature class during the copy operation using the associated_data
# parameter
arcpy.management.Copy(in_data, out_data, associated_data=associated_data)ライセンス情報
- Basic: Yes
- Standard: Yes
- Advanced: Yes