モザイク データセットの作成 (Create Mosaic Dataset) (データ管理)

ArcGIS Pro 3.4 | | ヘルプのアーカイブ

サマリー

ジオデータベース内に空のモザイク データセットを作成します。

使用法

  • モザイク データセットはジオデータベースに作成する必要があります。

  • モザイク データセットを作成したら、[モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)] ツールを使用して、そのモザイク データセットにラスターを設定できます。

  • ArcGIS Pro 1.4 以降では、OraclePostgreSQLSQL Server ジオデータベース内に作成されるモザイク データセットは、RASTERBLOB キーワードを使用して作成されます。 RASTERBLOB キーワードは、モザイク データセットのカタログ アイテムを DBMS に転送できるように実装されています。

  • RASTERBLOB キーワードを使用して作成されたモザイク データセットは、以前のバージョンのソフトウェアでは開けません。 以前のバージョンと後方互換性があるモザイク データセットを作成するには、RASTER_STORAGEコンフィグレーション キーワードを変更して、互換性のある次のいずれかのキーワードにします。

    • BINARY および PostgreSQL の場合は SQL Server
    • BLOBOracle

  • モザイク データセットの名前は、数字で始まる名前を指定できないなど、ジオデータベースや基礎データベースの制限に従う必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
出力場所

ジオデータベースへのパス。

ArcGIS Pro 1.4 以降では、OraclePostgreSQLSQL Server ジオデータベース内に作成されるモザイク データセットは、RASTERBLOB キーワードを使用して作成されます。 RASTERBLOB キーワードは、モザイク データセットのカタログ アイテムを DBMS に転送できるように実装されています。

RASTERBLOB キーワードを使用して作成されたモザイク データセットは、以前のバージョンのソフトウェアでは開けません。 以前のバージョンと後方互換性があるモザイク データセットを作成するには、RASTER_STORAGEコンフィグレーション キーワードを変更して、互換性のある次のいずれかのキーワードにします。

  • BINARY および PostgreSQL の場合は SQL Server
  • BLOBOracle

Workspace
モザイク データセット名

新しいモザイク データセットの名前。

String
座標系

モザイク データセット内のすべてのアイテムに使用する座標系。

Coordinate System
バンド数
(オプション)

モザイク データセット内にラスター データセットが持つバンドの数。

Long
ピクセル タイプ
(オプション)

モザイク データセットに使用するビット深度 (放射分解能) を指定します。 定義されない場合、最初のラスター データセットのピクセル タイプが使用されます。

  • 1 ビットピクセル タイプは 1 ビット符号なし整数になります。 値は 0 または 1 です。
  • 2 ビットピクセル タイプは 2 ビット符号なし整数になります。 サポートされる値の範囲は 0 〜 3 です。
  • 4 ビットピクセル タイプは 4 ビット符号なし整数になります。 サポートされる値の範囲は 0 〜 15 です。
  • 符号なし 8 ビットピクセル タイプは 8 ビット符号なしデータ タイプになります。 サポートされる値の範囲は 0 〜 255 です。
  • 符号付き 8 ビットピクセル タイプは 8 ビット符号付きデータ タイプになります。 サポートされる値の範囲は -128 〜 127 です。
  • 符号なし 16 ビットピクセル タイプは 16 ビット符号なしデータ タイプになります。 値の範囲は 0 ~ 65,535 です。
  • 符号付き 16 ビットピクセル タイプは 16 ビット符号付きデータ タイプになります。 値の範囲は -32,768 〜 32,767 です。
  • 符号なし 32 ビットピクセル タイプは 32 ビット符号なしデータ タイプになります。 値の範囲は 0 〜 4,294,967,295 です。
  • 符号付き 32 ビットピクセル タイプは 32 ビット符号付きデータ タイプになります。 値の範囲は -2,147,483,648 〜 2,147,483,647 です。
  • 32 ビット浮動小数点ピクセル タイプは小数点をサポートする 32 ビット データ タイプになります。
  • 64 ビットピクセル タイプは小数点をサポートする 64 ビット データ タイプになります。
String
プロダクト定義
(オプション)

操作している画像のタイプに固有のテンプレートか、汎用のテンプレートかを指定します。 汎用オプションには、次の標準ラスター データ タイプが含まれています。

  • なしモザイク データセットのバンド順序を指定しません。 これがデフォルトです。
  • ナチュラル カラー赤、緑、青の波長範囲で、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。 自然カラー画像用の設定です。
  • ナチュラル カラーおよび赤外赤、緑、青、近赤外の波長範囲で、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • U および V2 つの変数を表示するモザイク データセットが作成されます。
  • 強度と方向方向と強度を表示するモザイク データセットが作成されます。
  • カラー赤外近赤外、赤、緑の波長範囲で、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • BlackSkyBlackSky 波長範囲を使用して、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • DMCiiDMCii 波長範囲を使用して、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Deimos-2Deimos-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • DubaiSat-2DubaiSat-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • FORMOSAT-2FORMOSAT-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GeoEye-1GeoEye-1 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-1 Panchromatic/Multispectral (PMS)Gaofen-1 Panchromatic Multispectral Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-1 Wide Field of View (WFV)Gaofen-1 Wide Field of View Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-2 Panchromatic/Multispectral (PMS)Gaofen-2 Panchromatic Multispectral Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-4 Panchromatic/Multispectral Imagery (PMI)Gaofen-4 Panchromatic および Multispectral 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • HJ 1A/1B Multispectral/HyperspectralHuan Jing-1 CCD Multispectral または Hyperspectral Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • IKONOSIKONOS 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Jilin-1Jilin-1 波長範囲を使用して 3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • KOMPSAT-2KOMPSAT-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • KOMPSAT-3KOMPSAT-3 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat TM および ETM+TM および ETM+ センサーからの Landsat 5 および 7 の波長範囲を使用して、6 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat OLILandsat 8 波長範囲を使用して 8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat 9Landsat 9 波長範囲を使用して 8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat MSSMSS センサーからの Landsat 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • PlanetScopePlanetScope 波長範囲を使用して 5 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Pleiades 1Pleiades 1 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Pleiades NeoPleiades Neo 波長範囲を使用して 6 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • QuickBirdQuickBird 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • RapidEyeRapidEye 波長範囲を使用して 5 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Sentinel 2 MSISentinel 2 MSI 波長範囲を使用して 13 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SkySat-CSkySat-C MSI 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SPOT-5SPOT-5 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SPOT-6SPOT-6 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SPOT-7SPOT-7 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SuperView-1SuperView-1 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • TH-01Tian Hui-1 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Vision-1Vision-1 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • WorldView-2WorldView-2 波長範囲を使用して 8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • WorldView-3WorldView-3 波長範囲を使用して 8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • WorldView-4WorldView-4 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • ZY-1 Panchromatic/MultispectralZiYuan-1 Panchromatic/Multispectral 波長範囲を使用して、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • ZY-3 CRESDAZiYuan-3 CRESDA 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • ZY3 SASMACZiYuan-3 SASMAC 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • カスタムバンド数と各バンドの平均波長は、[プロダクト バンド定義] パラメーター (Pythonproduct_band_definitions) を使用して定義します。
String
プロダクト バンド定義
(オプション)

バンドの定義。 波長範囲の調整、バンド順序の変更、および新しいバンドの追加により、[プロダクト定義] を編集します。

Value Table

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力モザイク データセット

更新されたモザイク データセット。

Mosaic Dataset

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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