ラスターの分類 (Classify Raster) (Image Analyst)

ArcGIS Pro 3.4 | | ヘルプのアーカイブ

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

Image Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

Esri 分類器定義ファイル (.ecd) とラスター データセット入力に基づいて、ラスター データセットを分類します。

.ecd ファイルには、Esri がサポートする特定タイプの分類を実行するために必要なすべての情報が含まれています。 このツールへの入力は、必要な .ecd ファイルの生成に使用される入力と一致する必要があります。

*.ecd ファイルは、任意の分類トレーニング ツール ([ランダム ツリーによる分類器定義ファイルの作成 (Train Random Trees Classifier)][SVM による分類器定義ファイルの作成 (Train Support Vector Machine Classifier)] など) から生成できます。

使用法

  • 入力として、Esri がサポートするラスターおよび有効なビット深度を指定できます。

  • 入力 *.ecd ファイルには、適切な分類器に最適な属性統計情報が含まれています。

  • CCDC (Continuous Change Detection and Classification) 手法を使用してラスター データの時系列を分類するには、[CCDC を使用した変更の解析 (Analyze Changes Using CCDC)] ツールを実行して変更解析ラスターを生成します。分類トレーニング ツールで変更解析ラスターとトレーニング サンプル データを使用し、生成される *.ecd ファイルと変更解析ラスターを [ラスターの分類 (Classify Raster)] ツールへの入力として指定します。

    出力ラスターは、多次元出力をサポートするために *.crf ファイルである必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ラスター

分類対象のラスター データセット。

Mosaic Layer; Raster Layer; Image Service; String; Raster Dataset; Mosaic Dataset
入力分類器定義ファイル

分類器に選択した属性に対する統計情報を含む入力 Esri 分類器定義ファイル (.ecd)。

File
追加入力ラスター
(オプション)

マルチスペクトル画像や DEM などの補助ラスター データセットを取り入れて、分類器の属性やその他の必要な情報を生成できます。 このラスターは、平均値や標準偏差などの属性を計算する際に必要です。 このパラメーターはオプションです。

Mosaic Layer; Raster Layer; Image Service; String; Raster Dataset; Mosaic Dataset

戻り値

ラベル説明データ タイプ
出力分類ラスター

作成する分類画像のパスと名前。

出力分類ラスターは、入力ラスター データセットおよび *.ecd ファイル入力によって定義されます。

Raster

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Image Analyst または Spatial Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Image Analyst または Spatial Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Image Analyst または Spatial Analyst

関連トピック