ビデオ メタデータ → フィーチャクラス (Video Metadata To Feature Class) (Image Analyst)

Image Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

FMV 準拠のビデオからプラットフォーム、フレーム センター、フレーム アウトライン、および属性のメタデータを抽出します。 出力ジオメトリと属性はフィーチャクラスとして保存されます。

使用法

  • このツールは、FMV 準拠のビデオ メタデータをフィーチャクラスとしてエクスポートし、すべてのメタデータを属性テーブルのフィールドにします。 これらのフィーチャをセンサー位置、ビデオ フレーム アウトライン、およびビデオ フレーム センターに使用して、適切なデータ カバレッジの確認、空間クエリの実行、属性クエリの実行を行い、対象のビデオ フレームをすばやく見つけることができます。

  • このツールでは、アーカイブされたビデオ ファイルのみを入力として使用できます。ライブ ビデオ ストリームは使用できません。

  • このツールでは、FMV 準拠のビデオ ファイルを入力として使用する必要があります。 ビデオのビデオ ストリーム内にメタデータが含まれていない場合や、ストリームにメタデータ パケットが含まれていない場合、ツールは失敗します。

  • このツールの出力には 4 つのタイプがあり、少なくとも 1 つの出力を指定する必要があります。 4 つの出力すべてが空のままの場合、ツールは失敗します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ビデオ

ビデオ データの各フレームの必須メタデータを含む FMV 準拠の入力ビデオ ファイル。 サポートされているビデオ ファイル タイプは、PS、TS、MPG、MPEG、MP2、MPG2、MPEG2、MP4、MPG4、MPEG4、H264、H265、VOB、M2TS です。

File
出力メタデータ ファイル
(オプション)

特定の時間のビデオ フレームに関するメタデータを含む出力 .csv または .json ファイル。

メタデータ ファイルの形式は、[ビデオ マルチプレクサー (Video Multiplexer)] ツールで使用されている形式と同じです。

File
出力フライト パス フィーチャクラス
(オプション)

センサーのフライト パス情報を含むフィーチャクラス。

Feature Class
フライト パス フィーチャクラス タイプ
(オプション)

フライト パスに使用するフィーチャクラス タイプを指定します。

  • ポイントポイント フィーチャクラスが使用されます。
  • ポリラインポリライン フィーチャクラスが使用されます。 これがデフォルトです。
String
フィーチャクラスのパス
(オプション)

画像パス情報を含む出力フィーチャクラス。

Feature Class
画像パス フィーチャクラス タイプ
(オプション)

画像パスに使用するフィーチャクラス タイプを指定します。 ポイント出力を使用している場合、各ビデオ フレーム画像の中心がマップに表示されます。

  • ポイントポイント フィーチャクラスが使用されます。
  • ポリラインポリライン フィーチャクラスが使用されます。 これがデフォルトです。
String
出力画像フットプリント フィーチャクラス
(オプション)

ビデオ画像のフットプリント情報を含む出力フィーチャクラス。

Feature Class
メタデータのキャプチャ開始時間
(オプション)

ビデオの先頭からのメタデータの記録開始時間。 入力形式は d.hh:mm:ss、デフォルトの開始時間は 0.00:00:00 です。 このフィールドでは、メタデータのタイム スタンプは使用されません。ビデオ ファイルの時間が使用されます。

Time Unit; Date
メタデータのキャプチャ停止時間
(オプション)

メタデータの記録終了時間。 入力形式は d.hh:mm:ss です。 設定されていない場合、デフォルトの値はビデオの最後です。 このフィールドでは、メタデータのタイム スタンプは使用されません。

Time Unit; Date
フィーチャ間の最小距離
(オプション)

連続するビデオ フレームにおけるフィーチャ間の距離。 空白のままの場合、すべてのメタデータ フィーチャが抽出されフィーチャクラスに追加されます。

Linear Unit
フィーチャ間の最小時間
(オプション)

連続するビデオ フレームにおけるフィーチャ間の時間間隔。 空白のままの場合、すべてのメタデータ フィーチャが抽出されフィーチャクラスに追加されます。

Time Unit
出力 VMTI フィーチャ データセット
(オプション)

ビデオ VMTI 情報を含む出力フィーチャクラス。

Feature Class

VideoMetadataToFeatureClass(in_video, {csv_file}, {flightpath}, {flightpath_type}, {imagepath}, {imagepath_type}, {footprint}, {start_time}, {stop_time}, {min_distance}, {min_time}, {vmti})
名前説明データ タイプ
in_video

ビデオ データの各フレームの必須メタデータを含む FMV 準拠の入力ビデオ ファイル。 サポートされているビデオ ファイル タイプは、PS、TS、MPG、MPEG、MP2、MPG2、MPEG2、MP4、MPG4、MPEG4、H264、H265、VOB、M2TS です。

File
csv_file
(オプション)

特定の時間のビデオ フレームに関するメタデータを含む出力 .csv または .json ファイル。

メタデータ ファイルの形式は、[ビデオ マルチプレクサー (Video Multiplexer)] ツールで使用されている形式と同じです。

File
flightpath
(オプション)

センサーのフライト パス情報を含むフィーチャクラス。

Feature Class
flightpath_type
(オプション)

フライト パスに使用するフィーチャクラス タイプを指定します。

  • POINTポイント フィーチャクラスが使用されます。
  • POLYLINEポリライン フィーチャクラスが使用されます。 これがデフォルトです。
String
imagepath
(オプション)

画像パス情報を含む出力フィーチャクラス。

Feature Class
imagepath_type
(オプション)

画像パスに使用するフィーチャクラス タイプを指定します。 ポイント出力を使用している場合、各ビデオ フレーム画像の中心がマップに表示されます。

  • POINTポイント フィーチャクラスが使用されます。
  • POLYLINEポリライン フィーチャクラスが使用されます。 これがデフォルトです。
String
footprint
(オプション)

ビデオ画像のフットプリント情報を含む出力フィーチャクラス。

Feature Class
start_time
(オプション)

ビデオの先頭からのメタデータの記録開始時間。 入力形式は d.hh:mm:ss、デフォルトの開始時間は 0.00:00:00 です。 このフィールドでは、メタデータのタイム スタンプは使用されません。ビデオ ファイルの時間が使用されます。

Time Unit; Date
stop_time
(オプション)

メタデータの記録終了時間。 入力形式は d.hh:mm:ss です。 設定されていない場合、デフォルトの値はビデオの最後です。 このフィールドでは、メタデータのタイム スタンプは使用されません。

Time Unit; Date
min_distance
(オプション)

連続するビデオ フレームにおけるフィーチャ間の距離。 空白のままの場合、すべてのメタデータ フィーチャが抽出されフィーチャクラスに追加されます。

Linear Unit
min_time
(オプション)

連続するビデオ フレームにおけるフィーチャ間の時間間隔。 空白のままの場合、すべてのメタデータ フィーチャが抽出されフィーチャクラスに追加されます。

Time Unit
vmti
(オプション)

ビデオ VMTI 情報を含む出力フィーチャクラス。

Feature Class

コードのサンプル

VideoMetadataToFeatureClass の例 1 (Python ウィンドウ)

この例では、FMV 準拠のビデオからプラットフォーム、フレーム センター、フレーム アウトライン、および属性のメタデータを抽出および保存します。

import arcpy
arcpy.ia.VideoMetadataToFeatureClass(
    r"C:\test\input_video.ts", r"C:\output\outmeta.csv",
    r"C:\test\meta.gdb\flight_path", "POLYLINE", r"C:\test\meta.gdb\image_path",
    "POINT", r"C:\test\meta.gdb\image_footprint")
VideoMetadataToFeatureClass の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

この例では、FMV 準拠のビデオからプラットフォーム、フレーム センター、フレーム アウトライン、および属性のメタデータを抽出および保存します。

import arcpy

arcpy.CheckOutExtension("ImageAnalyst")

in_video = "c:\\test\\drone_vid.ts"
out_metadata = "c:\\output\\outmeta.csv"
flight_path = "C:\\test\\meta.gdb\\flight_path"
flight_path_type = "POLYLINE"
image_path = "C:\\test\\meta.gdb\\image_path"
image_path_type = "POINT"
image_footprint = "C:\\test\\meta.gdb\\image_footprint"
start_time = "1 Seconds"
stop_time = "60 Seconds"
distance_between = "2 Meters"
min_time_between = "20 Seconds"

arcpy.ia.VideoMetadataToFeatureClass(
    in_video, out_metadata, flight_path, flight_path_type, image_path,
    image_path_type, image_footprint, start_time, stop_time, distance_between,
    min_time_between)

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Image Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Image Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Image Analyst

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